西秩父町村議会議員クラブ全体会議
平成14年7月19日 (内容は全て要約です)
議題 市町村合併について
各町村議会からの報告
- 小鹿野町
- 執行部
- 助役を長として合併研究会をすでに発足している
- 8/28には全職員への啓蒙としての講演会開催予定
- 6月から8月まで16会場で住民向けに合併懇談会を実施
- 住民レベルまで参加しての研究会にしたい
- 三町村の四役会議の初会議を8/7に予定
- 議会
- 6/10の全員協議会では、月に一度の合併についての会議をする方向がでた。
- 秩父市議との単独交流会もある。(合併とは関係なく毎年実施していた)
- 郡議長会には青年会議所から懇談会の要請があった
- 吉田町
- 執行部
- 検討委員会を平成13年9/7に課長以上行政区長、議長など46名でスタートしている。
- 今までは地域に声を聞く会をした
- 議会では4月より研究委員会で3回の会議。
- 両神村
- 執行部の合併についての話は遅れている。声がいくらかある程度。
- 議会も小鹿野・両神の様子を聞いて興味は示している。
各自の意見を求める(氏名略)
- 国の合併政策は強引だ
- 合併しなくてはいけない内容の資料しか住民に提供されていない
- 各町村でもっと学習会を
- 合併したら、しなければのたたき台になる資料を
- どんな形がいいか、西秩父議員クラブも会議していく必要がある
- 西秩父はひとつ。しなければならない。
- 病院、商工会としては既にひとつ。赤平水系であることや鉄道がない地域として心はひとつ。一枚岩にならないといけない。
- 効率からいえば秩父はひとつだ
- 小鹿野町長は秩父はひとつとの考えは急すぎる。
- 西秩父とか小さなブロック単位でまず話し合うことが大切ではないか
- 合併に関して視察してみてはどうか
- 合併という約束をする前に、各地区の要望をまとめておく必要がある
- 孫子の代まで借金を増やし続ける訳には行かない
- 西谷津でしっかり考えをまとめてゆく。西秩父議員クラブの会議は大切だ
- 住民の職種によって考えはまちまちだ
- 西秩父は保守的ではないのか
- 西秩父は蔑視されているのではないか。郡部の結束から市に当たる必要もある。
- 「秩父がひとつになれば財政的にはどうにかなる。広いこと、地形的なことは注意が必要だ」の報告がある。
- この会議を多く開くべきだ
- 各町村とも練ってきてこの会議に当たってほしい
他
- この会議の特別な思惑はない(会長)
- 抜き打ち的に小鹿野が秩父にくっつくことはない。西秩父がひとつになって秩父がひとつになれればよい(会長)
- 長瀞は寄居に、東秩父は秩父地域とは別に、秩父市は皆野にアクションを起こしている。
平成15年1月22日 小鹿野文化センターにて
議題 市町村合併について
各部会長からの報告と発言資料の要約
青木實産業建設部会長:10月7日での会議では西秩父での合併が7、他が3であった。以下資料概略
- 加藤好治議員:秩父郡市一体の方向で進むべきと考える。
- 豊田有善議員:秩父郡広域合併で考えるべき。西秩父は生活圏など社会状況から見て良くまとまっている。
- 強矢好光議員:秩父郡はバラバラの施策を執っている。秩父はひとつの方向で
- 浅見俊一議員:秩父はひとつで進むべき。
- 落合芳樹議員:秩父はひとつの方がいい。しかし秩父市への吸収合併は避けるべき。
- 今井太喜男議員:やっていけるなら合併はしない法がよい。声を聞き対応。秩父がひとつの方がやりやすいか
- 守屋幸彦議員:西秩父の合併がよい。広い範囲ではサービスが低下する。段階的に
- 黒沢秀明議員:両神では意見を良く聞いてから・・・。基本的には西秩父地区ひとつでよいと思う。
- 和久井一夫議員:森林組合でさえ5年の歳月が掛かっている。急ぐべきだ。
新井憲男総務部会長:10月17日での会議では西秩父が9、秩父が3、他が1。以下資料概略
- 高橋幸助議員:西秩父を中心に考え、17年にこだわることはない。住民投票で考えるのがルールだ。
- 嶌田栄議員:西秩父が一体で進めることが基本だ。
- 山崎万亀夫議員:秩父郡市一体の合併がよい。
- 小菅高信議員:将来を展望し期限内での秩父がひとつがよい。秩父市では同じテーブルで話し合う用意があると言っている。
- 新井弘一議員:西秩父がひとつがよい。段階的に考えるのがよい。秩父市にしても中心部は整備されているが、高篠などは遅れていると考える。
- 井二三八議員:西秩父がひとつになって段階を踏んでゆくのがよい。西秩父で地域を盛り上げる。
- 嶌嵜暉郎議員:秩父がひとつになるにしても、西秩父がひとつになって進めるべきだ。
- 黒澤司満議員:両神村も重い腰を上げた。合併は必要だ。西秩父がひとつになって考える必要がある。
- 鈴木和夫議員:住民の声を聞いて対応するのが良い。
- 引間嘉一議員:猪野町長と同じ考えで居る。合併は足元からだ。小鹿野町が西秩父の核になって進めるのがよい。
- 原荘之輔議員:段階的な合併がよい。西秩父は固まった地域である。
- 新井憲夫議員:三町村で検討して行ければいいと思う。
- 高野幸雄議員:町村のデータの基づいた協議が必要だ。
中西秀夫文教厚生部会長:10月8日での会議では合併に賛成が11、検討中が2,反対が1。以下資料概略
この部会では賛成か反対かの意見だけ聴取された。
- 新井康一議員:国の財政が赤字になったために合併を押しつけている。合併は反対である。サービスは高いところへ、負担は低いところへと言っているが逆になっている。
- 加藤仁男議員:合併は避けて通れない。
- 加藤義意知議員:合併はやむを得ない。
- 新井正夫議員:これからの懇談会の様子を見て考えたい。
- 小池勝利議員:合併には賛成。
- 田島昭泉議員:合併は必要。
- 小櫃市郎議員:合併は賛成。西秩父がまとまって秩父と一緒になるのがよい。
- 高安雄議員:合併は必要。西秩父では成果が上がらない。
- 神田武議員:効率的な運営をするためには大きくならなければならない。西秩父では成果が上がらない。合併すれば臨時職員はやめる。首長も減る。公用車もいらなくなる。国は10年間交付税を減らさないと言うので合併をする。
- 黒澤純男議員:合併は避けられない。西秩父が合併に向けて足並みをそろえて一緒になってから、秩父がひとつになってもらいたい。
- 黒沢和男議員:合併は避けて通れない。吉田の議員より荒川、大滝、両神が合併して奥秩父村との意見もあったが西秩父が一緒になると考えている。
- 高橋正一議員:合併はしなければならない。
- 中西秀夫議員:合併はやむを得ない。久那は秩父市と合併して税金が高くなった。
- 井相田福治議員:西秩父がひとつになって秩父がひとつになるのがよい。
●田島昭泉が資料の数値が違うことを指摘。それについての説明がありました。↓
島田事務局長:「先ほど出した資料と小鹿野議会で配付してある資料の数字の違いについて説明
西秩父三町村で検討しているのが三案あるので小鹿野では厳しいのを出した。
10月15日の会議ではもっと厳しいのを出す予定。
本日の資料は中間報告のどの案を出したかは解らない。」
▼三町村で検討されたものですら数値の出方がいろいろあるのは疑問ではあるが、当然でもあると思う。考えひとつで数値は変わるわけだ。
▼独自に財政シミュレーションをしたら、多くの違った結果が出ました。15/8/9