ブレックファーストを食べに行ったのは7時半。窓際の席が空いていたのでそこに座る。今日はハンバーガーとサンドイッチの注文であった。どちらもおいしい朝食であった。 8時半にホテルを出発。 タクシーを呼んでいただいてフェリーの乗り場まで行ってもらった。昨日と同じでシティーに行く道は大変混んでいた。ドライバーに聞けば今日とか朝ではなく1日中、毎日混むそうだ。新太が道の横の沢山の並んだマスクの事を聞くので、私がそれをドライバーに聞くとあれはラプラプの顔だと教えてくれた。ラプラプとはセブのヒーローである。マゼラン軍が来たときに追い返したそうだ。船着き場に着いたのは9時50分。464ペソ払い外に出た。ボホール島のタグビララン港行き10時40分の船に乗れると思ったが、その切符は売り切れていた。 |
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シュガーライス+マンゴウ お米の菓子? |
11時40分のオーシャンジェットを予約した。とりあえず待合室まで入っていくが飛行機と同じに荷物検査が全てあり、ボディーチェックまでされた。その上スーツケースの預け荷物は50ペソとられた。待合室は大変に騒がしく空気が悪い。この中で2時間ちかく待つのは辛いと思った。まず最初に船の中でお昼を取らなければいけないので昼食になるものを探してみた。シュガーライスと言うものとお米の菓子を手に入れた。他に別のお店でカステラのようなものとゆで卵を三個とドライマンゴーを買い求め席についた。周りを見ると白い服装の人が散らばり、それぞれのお客をマッサージしている。私も早速マッサージを頼んだ。まんべんなく40分以上揉んでいただき100ペソだった。 10時半ごろ乗船が始まり、私たちは1番最後に乗船した。何しろ指定席なので慌てる必要は無い。席は飛行機と似てはいるがテーブルはなく、大きなテレビ画面も壊れているようだった。 船が動き出してから昼食となった。シュガーライスは大変おいしかった。同じパッケージの中にマンゴーの切り身が入っていたが大変おいしかった。悠月は船酔いして、あまり食べることもできなかった。乗船前に船酔いの薬を飲むべきだった。 |
下船後のごった返しの荷物返還 |
Bohol 約2時間でボホール島タグビララン港に到着。下船すると荷物を受け取らなければいけないが人が殺到して、いつ荷物が来るのかわからない状況だ。船の排気ガスと騒音が酷すぎる環境だ。結局、私の荷物は見えないところに置かれていて、荷物預けの半券を確認することもなく取り戻せた。 安全上大きな問題があると感じた。システムが大変悪い。ここにリゾートの気分や雰囲気は全く無い。どれだけ危険な国なのかわからないが、あらゆるお店にガードマンがつき、フェリーの手荷物検査まで厳しくするし、手続きに不愉快な部分が多々あり大変マイナスだと感じだ。 |
ボホール島に下船してから外へ出るとボホールトロピックスの看板を持つ女性がいた。 最初は1kmを歩いてホテルまで行くつもりでいたが、聞けばリムジンバスがあると言う。3人だけ乗ってホテルまで連れて行ってもらえた。リムジンバスがあると言うだけでうれしいというものだ。 フロントでわからぬ英語を聴きながら3泊分の手続き。デポジットの1000ペソを要求され預けた。このお金は補償のようなものだろう。ボーイが部屋へ案内してくれた。リゾート気分満載の椰子の木が並ぶ道を進み部屋に着いた。部屋は広い敷地にフラットに建てられたコテージ。気分は良い感じ。早速ジュースを飲むためにコップを使ったが、手をすべらして、それを割ってしまった。フロントに電話し片付けに来てもらった。グラスとコーヒーカップは私の費用になるようだ。さて明日の予定はツアーを組み入れたいのでもう一度フロントに行った。チョコレートアイランドやバタフライパークなど3人でプライベートツアーがあり、それは3000ペソと言うことだった。他に安いのはないかと聞いたら、負けてもらって2800ペソになった。ホテルでも負けるんだ。そしてプールがあるかどうかも聞いてみた。2つあるようだ。 |
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部屋に戻り洗濯を悠月と新太にもしてもらい、それを干し終えたのが3時半。早速プールに向かう。最初についたウオータースライダーのあるプールの縁から入るとそこは7フィートの深さであった。とても子供たちを泳がせる深さではない。私もとても背が立たない。そこで眺めてみるともう一つ向こう側に浅いプールがあることがわかった。そこでしばらく遊んだ後、どうしてもウォータースライダーのある深いプールに行ってみたいと言うことで注意をしながら入ってみることにした。深いプールも反対側から入れば6フィートだったのでギリギリ私の背も立つ。しばらく2人をその深さのところで遊ばせてから、ウォータースライダーに挑戦することにした。しかしながらウォータースライダーには水が流れておらず滑らない。これではしょうがないと言うことで6フィートのところで泳いでいると、係りの人が気がついてくれたのか、ウォータースライダーに水が流れているではないか。そこで悠月と新太はウォータースライダーに挑戦した。 しばらく深いプールで泳いで時間も5時になったので泳ぐのをやめた。外人も帰り始めた。海のところまで行ってみた。子供達は魚を見つけた。磯に降りて、石をひっくり返すと、そこにはクモヒトデやタカラガイがいた。2人も興味を示し遊び楽しんだ。悠月がクモヒトデを可愛いとまで言って手に乗せ、這わせている。 部屋に戻り着替えししばし時間を過ごした。 |
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さて、6時が過ぎたのでホテルの外に出てみた。ホテルの中の敷地と違って外に出た途端に環境は悪い。道は暗く怪しげだ。悠月がスマホで道案内をしてコンビニの場所へ向かった。スマホ自身のひったくりも注意が必要なのでマップも控えめに見ながら道案内を悠月がした。到着したコンビニは、なんとも小さな雑貨屋さんだった。何もないので折り返したが悠月はレストランがこの先の場所にあると言うことを見つけてくれた。途中の道は暗く、駄菓子屋も鉄格子で守られていて、治安が悪いのかと想像してしまう。 広い道に出るとパン屋や果物屋が並んでいる。その先に目指すお店、ジョリービーというハンバーガ屋さんが出てきた。ガードマンがドアを開けてくれて中に入る。施設自身はコストコのように巨大な施設である。その一角にハンバーガー屋さんがあるわけだ。並んでいると新しい窓口が増えても次にお待ちの方と言うようにはしてくれず、私たちは後から来た人に抜かれて注文されてしまう。日本はなんと客の立場に立った店のルールを作ってきたのかがよくわかる。やたらわかりづらい英語でのやり取りの上、注文はできたが、ホットドッグのほうは20分以上かかって運ばれてきた。味は悪くないので楽しめた。 客の顔ぶれを見てみると、この施設の中に入れるのはこの地域の中でも中流以上なのだろう。貧困の差は激しいように見えた。 コストコ風のスーパーマーケットに入りお菓子やマンゴーや水などを手に入れた。レジは大変な混雑を極めている。やはりここでもシステムの運用ができてない。買った品物のマンゴーヨーグルトは蓋が開いていて中身がこぼれていた。これは前の客は開けて私が知らずに入れたのだろう。レジの人はテープで蓋をして会計してしまった。これも日本では返却扱いになるところであろう。全部で800ペソほどの買い物だった。日本円で2000円弱と言うとこか。大きな袋に入れてもらって帰る。 |
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雑貨屋や駄菓子屋は鉄格子で守られている。なぜかを考えるとちょっと恐い! |
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部屋に戻って洗濯物を調整しながら。マンゴーを買ったナイフで切って食べてみたら大変おいしかった。悠月も新太もマンゴーは大好きだ。一方、店員が推薦してくれた小さなお菓子の袋詰めは大変まずいものであった。明日現地の子供にあげてしまおう。悠月達はアニメチャンネルを見て、しばしの時間を過ごし夜も10時を回り消灯とした。昨日のホテルでも感じたし、この豪華なホテルでも感じるのはエアコンの音の大きさだ。大変うるさい。消せば暑くなるのでいちどは消してもまたつけることになるが、静寂が欲しい。 外が嵐にでもなったかとおもったら、エアコンの音なのが残念だ。 |
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12日「ウエッグ申請って何?」
13日「ジプニーに乗る」
14日「オーシャンジェットでボホール島へ」
15日「可愛いメガネザルのターシャと会う」
16日 「蝶々を採集」
17日「さよならボホール」
18日 「さらばセブ、マニラ」