署名が集まりました

 選管の審査により683名が有効と成り、現在は6月21日まで縦覧されております。
→6月23日午後、本請求致しました。

これ以前の広報  ■ 私たちの「まちづくり構想」へ   4市町村調印の記事を見ての戯れ話 

吉田町 西秩父三町村合併を望む会
 会報bP4 平成16年5月26日発行
吉田望む会代表:彦久保守弘 事務局:新井利雄77−0959
西秩父への思いが集まりました。    
署名数 722 ありがとうございます。
「西秩父三町村での合併協議会設置の直接請求」のための署名に皆様の熱い思いが結集しました。おかげさまで規定の有権者の50分の1(96人)を大きく越える署名が集まりました。
■ご案内のように合併には期限があります。合併特例法の規則の中での署名は大変厳格であり、署名期間はこの夏の参院選の関連で5月26日から禁止されます。よって急がなければなりませんでした。
 残念だったのは、申請をして、これを町長が決済するのに8日間もかかったことです。署名を収集できる日が8日間も消されてしまったのです。5月6日、私たちが提出した申請書を尻目に町長は5日間の海外出張に出かけ、代決も拒否されました。代表2名(新井・彦久保)が吉田町に選挙権があることを確認するだけのことに、法律にも「直ちに」証明しなさいとあるのに、署名活動の許可が下りたのは5月13日の夕方。その日の開始は不能でした。
 本来1ヶ月署名活動ができるのに、私たちは12日間で成果をあげざるを得なかったのです。
しかし、請求人の私たち二人(彦久保・新井)で歩くと我も我もと署名をしてくれました。ありがとうございます。
電話にも来てくれと連絡がありました。しかし、たった二人では歩ききれません。行けなかった多くの皆さん、申し訳ありませんでした。あとからの盛り上がりには、驚きの毎日でした。
また、署名集めの名乗りを上げていただいた方には感謝の至りでございます。
 ご協力いただきました多くの皆様
   誠にありがとうございました。
◇今後の請求の流れ◇
住民投票の可能性も・・・

署名簿は選挙管理委員会の審査(20日以内)と縦覧(7日)を経た後、私たちは5日以内に本請求を町に提出します。
町はただちに県へ報告。同時に小鹿野・両神に意見を求め、回答 (90日以内) を待ちます。両町村の付議する回答があった場合、県へ報告し、60日以内に各町村で議会にかけます。
もし吉田町議会が民意を汲まずに否決した場合は有権者の6分の1(約800名)の署名を集めれば住民投票が実施され、投票で決まる事に成ります。アンケートでは多くの町民の声も分かっているので、吉田町としては無駄な手間とお金と迫る合併期限を使ってまで議会は否決しないはずです。
☆ 私たちの署名活動は合併特例法に基づき実施したものです。そのため署名期間や署名集めをする人や、署名の書き方にも制限があり、大変に厳格なものです。
 しかし、四市町村の推進署名は合併特例法に基づいた署名では無いので、署名期間に制限も無く、誰が集めてもいいようなもので、選管の審査もなく、効力は弱いものです。権力で集めても、私たちの署名に法的に対抗できるものではありません。
真剣に考えて!合併はどっち?  

西秩父三町村合併を実現する会の「まちづくり構想」をまずお読み下さい。

 合併は国の財政難の押し付けを地方に無理やり押し付けたやり方です。しかも、建設業者だけが得をするような特例債と言うご褒美をつけての合併推進です。大型建設事業で目のくらんだ方や見返りのある政治家はここぞとばかりに大きな合併を進めます。
 財政が大変なのに、この上特例債を満額使ってまでも日本の借金を増やしては、次世代の子供たちの負担が増えるばかりです。その借金返しが始まる15年後あたりを考えたら、答えは決まります。
身の丈にあった節約と無謀な借金をしない小さな西秩父合併がよいのです。
 広域市町村圏組合のような実務の合理性を求めるゴミ、消防、斎場などは現状のやり方が効率的に実行されています。必要なことは広域でやればいいのです。将来は自治体までもがひとつとはなりません。
 住民に密着したサービス行政と個性ある地域文化を守るためには、より身近な行政や窓口が必要なのです。下欄の先進諸外国の例もご覧ください。

支所と基本的な住民窓口は残るのが通例です。
 4市町村推進の署名が集められている様です。その文書には西秩父合併では支所は残りませんとか、サービス窓口はなく成増などと平気で記載されています。西秩父三町村合併では支所は無いなどと、どこで誰が聞いたのですか?協議の上で決定することですし、日本中の合併のほとんどの場合、支所が残っております。
また、
○ 西秩父は1人あたりの工業、農業の生産額、出荷額が大きい。
○ 西秩父では合併後の10年間で一般職は19.5億円。特別職と議員で13.8億円。人件費だけでも合計で33.3億円も削減できる。
○ 140号バイパスが西秩父まで来れば、その効果は絶大です。秩父の玄関としての中心になります。バイパスで観光客とその利便性は伸びます。環境と観光、地産特産、祭りと文化を育てる時です。
○ 介護福祉の充実した西秩父で、お年寄りは安心に暮らし、若者と共に特産づくりにも励む、若者には子育ての好環境の提供。地域人材を活かした、人のつながりを重視にした教育環境推進のまちづくりをしましょう。
○ 個性を活かし、住民参加のまちづくり。誰もがまちを守り創っていると言う感覚が魅力あるまちを生みます。
→ 以上のことなどから、歴史的背景から見ても西秩父三町村の合併がベスト。しかし、合併による特例債は本当に必要なものだけに使う節度が必要です。政府も法改正により実質的には合併期限も延長されました。
先 進 国 を 見 て く だ さ い 。(96年EU広域委員会資料) ※歴史や制度の違いはあるにせよ、基礎的自治体の数の単純比較です。
人口(人) 基礎的自治体数
フランス 6000万 3万7000 9割が2000人未満の自治体
アメリカ 2億5000万 3万6000 半数が1000人以下の自治体。さらに増えている。
日本 1億1000万 3000 3分の1の1000に減らそうとしている
財政を考えての国が求める合理化ならば、私たちの望む西秩父にしましょう。形も良く、ちょうど3分の1です。
文化・経済の先進地である国を支えているのは顔の見える小さな自治体なのです。
合併は古くから連携の深い西秩父でお願いします。

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 「ルスにしてごめん、署名できなくて。次は必ずするからな」って。感激しちゃうな
           署名活動の代表者のつぶやき

 「なんで俺のところへ、署名もらいに来なかったんか」って怒鳴られた。うれしかったね
           署名活動の代表者のつぶやき

 「4市町村のへんな署名をとりに来たが、ふざけているよ
3町村の署名は、そのあとに「町民の多くは、3町村を望んでいるのです。町長も議会も、わたしたちの言うとおりにしなさい」って法律上の命令が付いているのに、4市町村のそれには何もない。
この夏の参議院選挙前の60日間の署名活動禁止にもひっかからない。あと100年間だって署名を集め続けられるんだって、
動員される人もいい面の皮さ。しかし、みんなが、それに気づきはじめたね」


吉田町西秩父三町村合併を望む会は、5月31日、722名集まった西秩父合併を目指す署名実績を基に、町長、町議会議長、秩父合併l協会長に「秩父合併協の協議の一時休止」を申し入れしました。行政主導の同協の協議よりも住民の直接請求のほうが優先されるというのが、申入れの理由です。
 6月4日、実施された同協の協議では、関係者一同そ知らぬふりでしたが、その狼狽ぶりは会長の指揮の乱れに如実に現れていました。

 ここのところ、吉田町の新井事務局長の元に、町長批判の電話、来訪者が急増してうれしい限りです。昨6月4日も、上吉田の支援者が熱弁をふるって、局長の食べようとしていたうどんは放置され、10時近くほぼ糊状に化したうどんが局長の腹に収まりました。ニコニコ顔で食っているこの人の味覚を疑いたくなりました。


「今回の合併は、なんだかおかしいぞ。」
そんな声が、秩父市内に広がっています。今回とは、秩父市、吉田町、大滝村、荒川村の4市町村法定協をさします。

1 何でそんなに急ぐの。合併期日を平成17年1月11日から同年4月1日へ繰り下げたのに。
2 市では、どうして住民投票はやらないの。一番、住民の意志がはっきりすると思うのに。
3 斎場を、なぜ新しく作らねばならないの。広域の斎場がまだ使えるのに。やたら住民の借金をふやさないでほしい。
4 合併特例債を使い、 トンネルをズボズボ掘るそうだけど、その3割は私たちの借金よ。子供の代まで残るのよ。「金がなくて、何もできない。ご先祖さまは子孫のことは考えなかったのかね。自分の代さえよければそれでよしじゃあ困るんだ。」
5 町会長さん方にも議論が広がっているそうです。今まで、合併に無関心すぎた。
6 市町村合併が壊れたら、市民に何の説明もなく、直ちに4市町村合併を立ち上げたのは腑におちない。場当たり的行政じゃ困る。
エトセトラ、エトセトラ。


6月30日朝、新井事務局長宅を近所のお年寄りがおとづれました。
手に朝刊をわしづかみにしています。

「たいへんだ。4町村がこの7月9日に合併調印をやっちゃうよ。3町村側は打つ手がないのでは。」

 事務局長は朝飯を噛み噛み答えました。

「無作法して悪いねえ。朝からお客が多くてメシが遅くなっちゃったので。打つ手はありますよ。」

「あるんですか。どんな手ですか。」

「3町村側が町長選で勝ちゃあいいんですよ。それにしても。」

「それにしてもとは、なんですか。」

「吉田の町長さんは、ご自分の弱みを知っている。町民の多くは3町村だってえのを知っている。だから、時がたつと、さらにその奥に潜在する683人の3町村署名者が地響き立てて追い上げてくる。これがなによりおそろしい。
 そこで本来4つの各市町村議会で議決を済ませてから調印すべきなのをごまかして、「調印」という既成事実をつくって、知事には事情を知らせずその場にいてもらって箔をつけ、あとであれこれ異論がでれば 『その場には知事様までおわしましたぞ。この印籠が目にはいらぬか。』 と水戸黄門をやる。不思議なのは、このシナリオに秩父市長がのったこと、もと埼玉県議会議長、秩父の誇りはどこへいったのか。6月29日の第5回秩父合併協の会場には、何人かの秩父市議も傍聴されており、目撃した事実をどうお考えになるかも興味深い。」

「だから、『それにしても』なんですね。」

「そういうことでございます。」

「安心しました。わたしも帰ってメシを食いますよ。」