私達がなぜ三町村合併を唱えるか

小鹿野町「西秩父三町村合併を実現する会」・両神村「合併を考える会」・吉田町「西秩父合併を望む会」

〈基本理念〉
共有する風景を実感できる空間に住む者同士がその空間を再発見し、住民が未来を主体的に考え、郷土を愛し発展させる信念と情熱で、産業を興し、豊かで安心して暮らせる町をつくる。

〈基本方針〉
一、私達は合併を新しいまちづくり「地域おこし」ととらえ、サービスの受け手としての住民ではなく、産業・福祉・医療・教育などに主体的にかかわり、自立できる町づくりをする。
一、共有する風景「千束峠」から見る西秩父は歴史的、文化的、経済的に三町村は空間を共有しており、違和感がない。この空間の価値を再発見し、郷土に自信と誇りを持ち、三町村が偏りのない豊かな町づくりをする。
一、新しい町は、地域福祉のコミュニティを築き地域産業の発展を図る。町民は「町に何かをしてもらうかではなく、町のために何をするか」に考え方を改め、自立自助の町づくりをする。

〈私達の未来構想〉
一、 三町村住民参加のあたらしい町の構想プロジェクトチームを発足させ、地域のあり様について徹底論議をつくし住民合意を図る。
一、 公共投資は長期構想のもと必ず回収可能なものとし、絶対後世に負担を残すことはしない。
一、 社会的弱者には徹底した愛の政策をとり、弱者を強者にかえ安心して暮らせる町をつくる。
一、 積極的に宅地開発を含めた人口誘導策を進める。
一、 産業発展の為、大胆で木目細かい産業育成政策をとる。

まちづくりへつなげよう

活気あふれる豊かで安心して暮らせる町

私達の新しいまちづくり(詳細)
公に頼らない自立開発
西秩父開発株式会社の設立  地域内外より株主募集 資本金5千万円目標
西秩父開発の為、民間から資金を集め会社を設立する。株主は、住民の賛同者、西秩父出身の篤志家。
配当は、原則としてしない。夢と希望とふる里の発展を配当とする。
ただし、西秩父開発株式会社で開発した地元の特産品を盆暮れに送る。そのことによって、ふる里と地域の情報交換の場とする。
公の開発と連携し民間の自由な開発投資を行なう。

徹底した愛の政策
地域福祉のコミュニティ構築
福祉は地方自治の最大の使命である。同時に住民はサービスの受け手としての住民ではなく主体的にかかわるコミュニティを構築する。特に社会的な弱者に徹底した愛の政策をとる。
社会的弱者の強者への転換事業
心身健康な人は年齢に関係なく社会参加をしてもらい地域発展の一翼を担ってもらう。
特に年金受給者の中国民年金受給者の年収額を150万円への引き上げの為、6次産業の新規産業に参入してもらい弱者から強者へ転換する。 (1次×2次×3次産業 例:天然水利用の飲料水、有機無農薬栽培の野菜類の高級レストラン向け直売、柚や蜂蜜利用の清涼飲料水、昆虫関連産業、ダチョウ飼育加工品、無農薬各種漬け物、きのこ関連産業、花卉遅速栽培、健康茶薬草茶)
お年寄りと子供達が安全に暮らせる環境整備

子供を増やす政策
子供を増やす環境の構築
子供は地域の共通財産であるとの認識に立ち、子供が増やせる環境を構築。
主な政策として、
@子供手当の大幅な増額。A夜間保育を実施し働く女性のための環境整備。Bボランティアによるベビーシッターや一時保育
山間留学生制度の導入
少子化による教育経営の弊害をなくし他地域の子供との交流による豊かな人材育成をはかる。
山村留学制度の導入

積極的な人口誘導策
滞在人口を含め人口誘導政策を積極的に進める。
商店街の再開発
観光、文化を含めた新しい商店街をつくる。
単に商品を売る商店から、文化の香り高い商店街に変更する。
各商店や個人に協力してもらい文化財、歴史価値等を各商店に陳列する。
小鹿野中心街、吉田、両神サテライト文化村をつくる。
歌舞伎、神楽、太鼓、地芝居などの常設館を設置し町民と観光客の情報交換、販売促進としての拠点をつくる。
町全体に楽市楽座をつくる。
観光開発
通年観光広範囲年齢層の拠点づくりをする。
・神社仏閣観光再発見事業(本山、大社等の合祀)
西国三十三ヶ寺本尊合祀や夫々の宗派の本山、神宮、大社等を合祀して西秩父を一大宗教の拠点とする。これは各寺社ではなく町のトップセールス事業として行う。
・スポーツレジャー産業開発
若者のスポーツと地域特性を結びつけ観光を含めた産業へ発展させる。乗馬、モトクロス等が有力視できる。
宅地開発
地域の大部分が山間部であり宅地造成には適していないが、山間部なるが故に開発が可能である面がある。大いに地の不利を生かし宅地を開発する。
地場産業の育成
なんと言っても自分の地域は自分達で発展させるという意気込みが必要である。現在ある地場産業を科学的、技術的要素を一段と高めて世界に通用する特徴のある産業に育成する。
企業誘致(トップセールス)
日本の企業はやはり底が広く硬い。すべてが中国をはじめとした後進国へ行くわけではない。東京に近く山村である特徴をセールスポイントに積極的なトップセールスにより企業を誘致する。廃校等を積極的に利用し誘致する。
芸術家・工芸家を誘致し新たな創造の郷づくり

産業文化へのサイエンスの導入
社会大学の開設  県立小鹿野高校との連携 教育特区事業
少子化により小鹿野高校の存続は難しくなる。地域における小鹿野高校の存在意義は大きい。廃校になれば特に地域の影響は大きい。
その為学校特区として社会大学を併設し存続をはかる。
社会大学は、@社会人の再教育希望者、A地域文化、産業等へのサイエンス導入希望者への教育研究室の開設、B事業所関係社員の研究開発

農林業を含めた産業育成策
秩父地域の産業、特に地場産業は農林業、工業、商業が連携しなかったところに現在の衰退をもたらした。いかに付加価値をつけて産業として成り立たせるかを中心に産業育成策とする。
6次産業の開発(1次×2次×3次産業)
1次農林業、2次工業、3次サービス業が一体となって商品の開発販売を行なう。
これはテクニカルセンター、産業育成センター、情報センターと連携し一大産業とする。特に新しい産業と位置付け町民全員参加の産業に育てる。
テクニカルセンター
あらゆる産業の育成のため試作、実験、測定、分析の為にテクニカルセンターをつくる。
所員は内外の経験者、特に定年退職者にボランティア参加してもらう。
産業育成センター
企業独立を手助けするための資金援助、公的資金の利用便宜、民間資金の利用等多角度から指導援助を行い企業の自立化を図る。商工会、農協等の既存の機関との連携をしながら小さい公によって生まれた職員をこの任にあたらせる。農業に於いては地産地消の推進。
情報センター
テクニカルセンター、育成センター、6次産業の開発等で生まれた製品や技術を販売支援し企業へ援助する。
販売支援の中から他地域の情報を収集する。

官と民の住み分けと一体化
小さな官へ移行
事業も行政事務も可能な限り民間に移行し効率化をはかる。
官と民が一体化して地域効率の向上をはかる。
地域は公と民が一体化し深みと広がりの持った効率的な地域行政、地域事業、地域開発を行なう。
公共投資は長期構想のもと必ず回収(経営思想の導入)
公共投資はややもすると住民の声、為政者の考えなどに流され、後世にそのツケをまわしやすい。
投資対効果、投資対回収、単年度会計の欠点等を含め全面的に経営思想を取り入れる。
自律 愛郷心 文化 歴史

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