バイオマス発電調査

十日町バイオマス発電調査2025/8/20   (→上野村調査2024/11月29日  →下仁田調査2025/8/15)

新潟県十日町市では小鹿野町での計画より前に、同事業者がバイオマス発電を建設していました。
現地への調査をメンバー4人で実施しましたのでご報告します。
運転開始予定だった2024年1月の日取りは延期されて、途中火災もあったのですが年内には運転の予定のようです。
施設内も英語しか話せないフィリピン人の管理者の案内で快く視察させていただきました
(施設内の写真はNGで取材)
また地域新聞社にもお話を伺いました。地域ではほとんど話題に出ないとのこと。


  
 

 以下わかったこと

2025年内には運転を始める予定
敷地内には日本人労働者が4,5人
発電エンジンは10基をローテーションして動かす
チップは10センチ真四角ぐらい。
チップには1~2割の重油を混ぜて燃やす
チップを作る機械はドイツ&オランダ製で未設置
冬の3ヶ月は3mほどの雪があって稼働できない
施設のいくつかの煙突は雪の重さで折れていた
フレコンバッグにはビニールくずがいっぱい入っていた
近隣には椎茸工場があるだけで民家は無い
十日町市近辺では2000トンしか集まらない
   
 
左側が日本で普通のチップ。右がドイツ製システムで扱うチップ。大きさも厚さもかなり違う。
これは上野村で使っているペレット

右の大きなチップは未利用材から作るのは難しいのではないか。
ドイツ&オランダ製のチップ製造機が必要になる。

写真の左手前にあるのがチップ製造機とのこと

HP