↓下仁田調査2025/8/15 (→上野村調査2024/11月29日 →十日町調査2025/8/20)
群馬県下仁田町では小鹿野町での計画より前に、同事業者がバイオマス発電を計画していました。
現地調査をメンバー3人で実施しましたのでご報告します。
事業地も入手し、FIT事業申請も取得していたのに、中止となった場所です。
なぜ、条件がそろっていたのに中止となったのか?
![]() 下仁田の計画地の集落 すぐ目に入った風景に材木が積まれていた |
![]() ダムの上流の事業計画地は荒れ地 ●単独の元の土地所有者は新潟在住らしい |
●事業者は「この地元の木は利用しない」と言っていた ●また、下流の住人が 「水が汚れたら飲み水に影響が出る」と 反対した ●敷地に埋められてしまった青道(水路)に問題があったか |
![]() ダムの下の集落が見える ●そこにある寺で発電所建設の賛否が取られ 数人違いで反対となった ●「地権者だけの問題では無い。 地域住民が皆で考えて決めるのが筋だよ」 当時の副区長の言葉 |
![]() 事業計画書を見せていただきました 小鹿野町の計画と規模内容がほとんど同じでした |
![]() スケジュールからすると 2024/4月には運転開始だったようです |
![]() 未利用材とそのチップ加工を請け負う予定だった製材業者さん敷地 |
●発電所には木材の提供予定だったが口約束だけだった 。 ●チップは10センチもあるようなもので太い材木でないと作れない。 ●チップは皮をむくような製造法の機械も発電業者が仕入れる予定だった。 ●選挙で当選した新町長の判断もあって中止になったのではないか ●発電事業者は日本の木材と業界については素人ではないか ●十日町市の関連バイオマス施設も雪が3ヶ月間積もり収抜作業もできない事を知らなかった。不足分を下仁田から搬入もした。 |