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おがの蝶日記復刻版

タイトル


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キタテハ

平成2年10月記載
 枯葉色の蝶
キタテハ 朝夕の寒さは身を引きしめると、同時に、季節の色は心を感傷的にするものだ。
 日本全国で予定されているリゾート開発は、83ヵ所。どこも手っかずだった自然豊かな土地が、開発の対象だ。
僕が野宿しながら、自転車や徒歩で日本一周を果たしたのは、10年も前だが、どこにも豊かな自然があって、沢山の感動を覚えたものだ。
人の心を癒してくれるのは、厳しく、そして優しい自然であると実感したものだ。
開発に伴って、豊かな自然が虫食い状態にならぬよう、自然を残し、育てる計画がリゾート開発と共に進められて欲しいものだ。地価高騰、地球温暖化、僕の心を憂鬱にするのは、秋だからでしようか?
 秋色の美しい蝶、タテハチョウの仲間のヒオドシナョウ族は、どれも翔が枯葉色だ。陽のあたる草地を飛ぶ姿を良く見かけるが、とても地味で、気のつく人も少ないようだ。たった一匹の蝶の飛翔は、風景を楽園にしてくれる。
 コスモスの花が風に揺れていたのも束の間、野山は枯葉色。食卓に、子供達が集めたむかごの御飯が出るのも、山里の風情だ。