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大徳院稲荷 奈倉神楽写真集

平成14年(2002)3月31日(日)


朝8時から神楽殿の組み立て開始

神楽のあらゆる持ち物には新しい紙垂が着けられる
神棚も形が整った

子供の演技による大黒様を楽しむギャラリー

楽屋裏でも熱い練習(岩戸開きの座)

子供に人気の釣り場の座
大黒稲荷おもいがねの命スサノウの命
大参宮白狐稲荷神天狐
オジィ、オバァおろち仮面の下は誰でしょう?

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奈倉神楽保存会について(教育委員会資料より)
 奈倉神楽は、大徳稲荷大明神の祭りに奉納され、「太々神楽」ともよばれています。神楽の創立は新しく、昭和二十五年に秩父神社神楽の系統を引く株父市蒔田の椋神社の神楽師から習って始められたものです。それ以前は井上神楽(吉田町)などを頼んで奉納していました。現在は地元の人々が三月の最終日曜日に神楽殿を組み立て、神楽を行っています。神楽面や衣裳はすべて地元の人々の手作り、奈倉大徳稲荷の祭りに奉納というところが特徴のひとつです。神楽面は桐の木を切って自分で彫り、衣裳も生地を購入し、奈倉の婦人たちが総出で中蒔田の神楽衣裳にならって縫い上げたものです。
 神楽の楽は、大太鼓・小太鼓、大拍子、笛からなり、八意思兼命(四方座、奉幣、湯立) など二十三座があります。また、奈倉神楽の特色のひとつとして、新しい神楽に取り組んでいることが挙げられます。奈倉耕地には、様々な面において新しい試みや取り組み等を行う気風があります。神楽についても、日本中に無い神楽を作ろうとの思いから、地元にまつわる伝説を題材にした新作神楽「つなぎの龍」を創作しています。神楽の上演は、大徳稲荷の祭りのほか、二年に一度秋の奈倉妙見宮の祭り、郷土芸能祭等の民俗芸能公演などに出演しています。