2003(平成15)5月29日
福島町長、宮下まちづくり政策課長、高橋係長
住民25名
町長説明 合併について
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注:PFI事業とは、 「Privat Finance Initiative」の略。 ・公共事業で行っていた社会資本整備を民間の考え、 計画、資金を活かして効率的に実施する事業。 |
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合併 住民質問
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以下は奈倉文庫に載ったこの日の様子です。 5月29日奈倉会館に於いて午後7時半よりまちづくり座談会が開催されました。奈倉の耕地からは、25名が参加し、町からは、福島町長と町づくり政策課の宮下課長と高橋さんにおいで項きました。
最初は、区長の挨拶で開会しました。はじめに町長からは、合併に関する経過報告と考え方を説明いただきました。小鹿野町としては、昨年の8月に 西秩父三町村の合併に関する研究会を発足させ、同年9月秩父市と東秩父村を除く8町村で研究会を発足させました。本年2月10日に秩父市を含めた9市町村で合併準備会を発足しました。その後皆野、長瀞町が抜け、現在は7市町村で話し合いを進めた上、本日5月29日に任意の合併協議会の総会を行い6月1日をもって7市町村の合併協議会を発足されることが決定しました。案として会長には、吉田町猪野町長、副会長には残りの6市町村長があたることになりました。
現在国では700兆円を越える国際(借金)が有り、地方交付税が減額され、このまま合併しないで居ると小鹿野町は数年後には破綻してしまいます。7市町村で合併すればとりあえず地方交付税が向こう※10年間保証される見込みがあり、また特例債で多くの借り入れが出来、長尾根トンネルや一本杉トンネルが造れると言う説明がありました。
奈倉の住民からは、合併後は、新しいものは作らず既存の施設の活用をする、職員の人員半減給与の減額、また職員は減らさず給与の減額等の意見がありました。住民投票の質問については、条例を作る方向で考えているとの町長の答えがありました。若い人からは、合併特例債による将来の借金に対する不安等の意見もありました。合併の是非は、今後の合併協議会の話し合いに持ち越されています。またその後、奈倉からの要望を出して終了しました。※表記中の「10年間保証される見込みがあり」は、どんな枠組みの合併でも10年間は保証される事が合併特例法で決められております。