第7話 買物したり、売ってみたり(ネパール)

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  4月19日 裕子が南京虫に喰われ、ボリボリと起床。いったいどこにいるのやら、やられるとかなり痒い。午前はひとり、ティミーの街へ焼物を買いに行く。買った土産はどうやって送るのやら考えもなく買い込んだ。午後は裕子と土産物を買いにフリークストリートへ。


寝ていたおじいさん、カメラを向けると姿勢を正した。素焼きの作品が列ぶティミーの街にて

 4月20日 今日も一日、土産物漁り。とことん負けさせた!ジャケット(125Reを75Re)・チベッタンリュック(110Reを70Re)・ポシェット(14Re2個を25Re)等など。店の叔父さんも苦笑い。悪かったかなーと気にもなるが、こちらも予算薄。負けられるものは、できるだけ、ねばるのが流儀だ。

 4月21日 裕子、またしてもゲリピー。昨日のフレッシュレモンがフレッシュでなかったようだ。

 さて今日はポカラ行きのバスの予約をしてからバザーに参加した。ダーラハラビンセンタワーの広場で他の服屋・小物屋・駄菓子屋に混じって風呂敷を広げたのだ! 文字道理、日本から持参の風呂敷を敷き、ジーパン(2枚)・シャツ(3まい)・靴下・手袋・ポストカード・ライター・シャープペン・ハンカチ等など日本の物を陳べたら、僕らの心配をよそに凄い人だかり。鷲づかみして持って行く人や、あちらから値段を言ってお金を置いて行く者。アッと言う間に、数枚のカードを残して売り切れたのでした。締めて340Re、とっても身軽になった2人でした。(ちなみに、盗む人はいなかった)

 おいしい野菜スープを自炊して、パンで夕食。とても楽しい一日でした。

 4月22日 土産物の小包を出しにポストオフィスへ行く。リストを2枚も3枚も書いたり、重さや中味のチェックでなんと2時間も掛かり、へとへと。ちゃんと日本に着くか?祈りつつ帰る。

 午後は絵を描き、4時にサンフランシスコからのミセス(ナディンさん)と会う。ポカラのチベッタンキャンプへ衣類のプレゼントを預かった。明日はポカラ!ヒマラヤの山が目の前の、美しい処だと聞いている。

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