平成17年(2005)5月25日 田島しょうせん後援会発行「りんく」
広域組合が壊れるとか、ゴミ処理ができなくなるとか、「大変だ大変だ」と、この期においても町民の皆さんには不安をあおるばかりの方々が居りましたが、ご安心下さい。
田島昭泉の信義が通じました。12:8が8:8、負担金も減へ
田島昭泉が小鹿野ではひとり主張していた内容が、広域組合の理事会で了承されました。ゴミ・消防・救急・火葬が使えなくなる等のことは当初よりありません。私が主張した詳しい内容は4月発行「りんく14号」をあらためてご覧下さい。
3月議会の時期から多くの席で「田島昭泉は広域組合を壊すべく間違った判断をしている」などと各所で言われていたようですが、広域の理事会では良識が通りました。ご支持いただいた皆さんには感謝申し上げます。この議案は6月の各議会で審議されます。可決されれば郡部や小鹿野の不利益も無くなります。以下内容を記します。
☆ 広域議員の定数は対当 以前の提案が秩父市12名となっていたものが郡部と同じ8名となり、意見力は対等となります。
☆ 広域予算の負担金も大きく減額 新秩父市は約1億円の単独での減額だったものが、そこから約6349万の増。他町村は全て大きく増額だったものが改善されます。小鹿野はこの財政難に1998万円も増額されようとしていたものが約1624万円がその金額から減額になります。国からいただく交付税に合わせて支払うという当たり前の負担金額になるのです。
☆ 理事会は存続。廃止案はなくなり、今まで通り各首長からの意見調整された提案でバランスが取れた協議ができ運営に活かされます。
※広域組合の件で県庁へ行き、うかがいましたが、多くの自治体が秩父のこの終結を見守っているとのことです。特に日本中で過半数の定数を取るような団体は無いということでした。ごく当たり前の事なのです。小さな自治体でも尊厳を持って発言して行かなくてはなりません。住民に不安だけあおって大きなものに追従させようとするのではなく、協調性を持って意見を伝え妥協点を見つけて行く事が重要です。
火葬場の問題
『火葬場及び葬祭場の建設には特例債を使い新秩父市で建設したい』というのが秩父市からの要望内容です。新しい火葬場が安く秩父にできるのはいいことです。しかし焼き場はいいとして、葬祭場の大規模な建設は維持費にも問題があり、さらには民間のセレモニーホールがここ数年で大変増えてきている中で妥当ではない。民間を圧迫し、自らも経営難になって赤字を出せば、負担金や使用料を上げねばならなくなるのです。建設内容を含め経営や契約の条件なども注視して行きます。
なお、この広域市町村圏組合の動きの詳しい内容はこちらをご覧下さい。
また、3月議会後の広報14号も参照下さい。