小鹿野町・西秩父/議員研修会

講演会目次 
その他の研修会(西秩父議員クラブ):タイセーリテラ
2002年(平成13年)
2/26
小鹿野文化センター
同和教育研修会

講師:埼玉大学非常勤講師 大槻咲男先生
「今、同和教育に問われていること」
同和教育で教師は子供の受け止め方を知る必要がある。
人間の価値に上下無し。問題自身を問題にしない。
ものが豊か:ものが中心→無駄にする:消費生活→心の交流が無くなる。
みんな同じになりたがっている→違いを差別する。
人間関係が薄くなっている→下地としての挨拶などのしつけがない。
2/5 議員及び事務局長合同研修会
皆野町文化会館にて
秩父郡議長会主催
思春期の精神的諸問題について
講演:秩父中央病院五十嵐里華副院長
日本には児童精神科医が少ない。
埼玉県でも少なくとも県南県北にひとつずつ、
勉強しながら入院できる子供の病院が必要であるとのこと。
ADHD(行為障害):
   教室での達歩きなどは脳の構造障害であって、しつけでの結果ではない。
高機能自閉症:
   知能が高い事で、目立つ。いじめられ、しかられる。劣等感が育ち、絶望感になる。
   反社会的行動を取るようになる。
キーワード:想像力、居場所、人との出会い、会話、人生の目標。
2002年(平成13年)
3/2
秩父地場産センター
市町村合併講演会

創造センター所長野辺八雄氏挨拶
今なぜ、市町村合併か
講師:荒田英知
(PHP総合研究所 地域政策研究部
主任研究員)
1.なぜ?
●国の財政が破綻 500〜660兆円
●地方交付税は3200市町村の内、40市町村のみがもらっていないだけ。
  「都市の税金を過度に地方に回しているのではないか」
●与党は3200市町村を1000にする。(青写真では7〜800)
     →800市町村で合併の話。
●合併特例法は平成17年3月まででそれ以後の継続は希望しない。

2.どうなる?
昭和の大合併で1万自治が3900市町村になったが、地方はおざなりにはなっていない。
旧市町村(耕地、集落)も生きている。
大きく構え、小さな仕組みをどう入れるか
住民参加の拠点として学校がある。役場も活用。ITで距離を埋める。

3.地域はどう受け止める?
「コミュニティがしっかりしている地域は、上が大きくなろうと変わらないから平気だ」と、山梨のある村。
小さな単位 小学校区、集落を大事にする。
生涯学習を役場はお膳立て→まちづくりへつなげる仕掛け:真の行革
県の取組・要綱策定状況
土田保浩
(埼玉県総合政策部
地方分権室主査)
合併は避けて考えられない
維持が無理→議論は避けられない。
クラスター分析による通称「ぐるぐる図」の説明では
集約的には秩父は「小鹿野、吉田、両神」「秩父市、横瀬、荒川、大滝」「長瀞、皆野」の3地区に

●合併についての自治省のHP   ●町村合併への資料・考察のページへ
5/19(土)
いきいき館オープン記念式典
記念公演
元気に歩くための筋肉の鍛え方
講師:医学博士 久野譜也
筋力トレーニングは

ストレッチ→筋トレ→ストレッチ

1日やったら2日休む
宇宙空間の10日間で15%も筋力が落ちる。
それをもどすのに1ヶ月かかる。

要介護の予備軍に
筋トレが必要だ。
寝たきりをさけねばならない
2002年(平成13年)
5/24西秩父議員クラブ定期総会

事業報告
予算決算等の報告がありました。

 講演  坂本和彦
「埼玉大学地域共同センターの役割と私の研究」
大学の研究を地区の企業に活かすお話でした。
赤岩氏から環境についての質問があり
「上流:水源地でないところに処分する方向。
何を捨てたかが明確にわかるような方向で考えるるべきだ。
規制を厳しくすると廃棄の費用が上がり、
逆に業者が儲かる仕組みになることも考えておくべきだ。」


産・学・官
産・学・官連携による埼玉県および秩父地域の活性化と産業振興講演会
14年2月26日(火)
秩父宮記念市民会館・大ホール
主催
秩父郡議長会 秩父市議会
講師:東北大学工学博士 大見忠弘氏 大見研究室HP
インテルの戦略を読むなど
新しい技術革新の様子がわかる
◎自分で立つ。自ら何とかしようと思わないとダメ
◎再現性のないものは学問ではない。生産現場に学問を!
◎システムの弱いところでものが決まってしまう。
◎面子より目的達成。
◎顧客ニーズ→即商品化
◎プロデューサーの重要性
日本には50兆円規模の産業が必要
 大型ディスプレー
IT自動車
1週間携帯電話
●アメリカ議会の決定に反対すれば住民権は剥奪される。
中国の全体主義的な行使。

道を造ろうと思えばすぐできる。
空港を造ろうとすればすぐできる。

そんなアメリカや中国にどう対抗するのか。
インテルはリニアモデルはいらないと宣言
ターゲットドリブンの時代へ
基礎・応用・実用化の同時進行
産官学の必要性がある。
・臨海に新都市を提案。
   アメリカでは道による輸送は1円/1qだが
   日本では25円/1qと内陸ではコストがかかる。
・秩父はセメントがある。これは資源完全利用コンプレックスには重要だ。
クリーンルームで超高層LSI技術(111構造)を可能に。
               →DIINプロジェクト
   インテルでは周波数が2倍になれば価値が10倍になると報告
   DIINでは1000倍の価値が生まれる。
   これにより目や耳などの機能に対応できるLSIが生まれる。
工業団地には企業を無償で呼び、
使用料ぐらいで誘致しないとダメだ。
埼玉大学教授理学博士坂本和彦氏同時講演
「埼玉大学における地域共同研究の取り組み状況」


合併シンポジウム
秩父はひとつ 市町村合併を考える
シンポジウム&タウンミーティング
2002/3/23(土)
秩父ミューズパーク音楽堂
13:30〜16:30
基調講演:総務省自治行政局市町村合併推進室長高島茂樹
講演・パネラー:埼玉県総合制作部地域政策局長関口章
パネラー:彩の国新都市産業懇話会会長宮田保夫
パネラー:衆議院議員小泉龍司氏→変更:参議院議員浜田卓二
コーディネーター:秩父市議会議員新井兄三郎
この詳しい内容は→こちらです。 立ち見もできる盛況ぶりでした。


ロジスティックス

21世紀のロジスティックス戦略
講師 株式会社 丸和運輸機関 代表取締役社長 和佐見 勝
2002/5/28(火)
文化センター
西秩父議員クラブ総会にて
      1970年1月 車1台からのスタート
      「埼玉で競争する相手はいない」と、まずは力強い発言で始まった。
桃太郎便:犬=勇敢・忠誠
       猿=知識・計画
        雉=空を飛ぶ情報・慎重
「同音同響の経営」:成功パターンの共有(価値観や行動規範)
明元素:明るく・元気で・素直がモットー
  秩父へ
保管業の展開:秩父に日本の大切な物を残す。(安定地盤)→秩父緑の森
ひとつの市の文書などの保管場所は500〜1000坪必要
みどりが丘工業団地活用、秩父ルネッサンス研究会も立ち上げたい。
☆時代にあったビジネス
ユーザーのノンアセット(建設投資、システム投資、機器類投資:全てゼロ)
   固定資産も3年はゼロにして欲しい。
   有料バイパス道路はせめて半額にして欲しい。
   東電の電気安く。NTT通信料安く契約する。
町職員の企業への研修を2年投資すべきだ。
(県の文書、川越の美術品、都の文書なども収蔵されるとの事です。)
28期目で178億、35期は1000億を目指す。丸和グループは2004年上場予定している。
秩父のみどりが丘工業団地への新たな展開が見えてきました。
「秩父には倉庫しかない。生産業は呼べない」ときびしい言葉。
意を決した政策が必要な時だと感じました。田島昭泉

布里の手前の橋からその姿を見る。

秩父緑の森株式会社の表札
2003(平成15年)7月21日の埼玉新聞によると、土屋知事の長女(市川)土屋桃子氏が政治資金規正法違反容疑で逮捕された。
この市川容疑者に数千万円の不明朗な資金提供の話があるが、どのような結末になるのだろうか。

この上の写真の倉庫までの町道200メートルに対して総工費8000万円の9割が県の補助金。
布里地区は現在大規模な甫場整備もなされている。