文化厚生常任委員会視察

平成13年度所管事務調査

(2003)平成14年1月16日(水)〜17日(木)
栃木県西方町・茨城県大洋村大洗町

参加者:文化厚生常任委員会委員 高橋正一 小池勝利 神田武 加藤義意知 田島昭泉
     正・副議長、町長、教育長、保健福祉課長、事務局、運転手の以上12名

   

16日朝6:30小鹿野発
9:30西方町「なかよしこども園」
西方町のHP  人口は元は8000人から6500人に減少後、現在約7100人

名刺交換 広い遊戯室にて調査会
西方町教育長の詳しいご説明を頂きました。
西方町議長、課長もご出席していただけました。

床は0歳〜2歳までは床暖房

みなさん給食の時間になりました。(0〜1歳)
幼稚園も保育園も同じ給食が出ます。

全室空調設備

広い廊下と
高い天井が印象的でした。
  1. 施設は保育部、幼稚園部に付属して子育て支援センターもある。
  2. 補助運営の関係で一体化はされているが本当の意味での一元化はされていない。(文部省・厚生省が一つになれば早いが・・・)
  3. 一元化の理想としては3,4、5歳は同じ教育ができるようにしたい。
  4. 保育士の研修などは時間が取れず難しいが、ここでは幼稚園部との協力中で可能だ。
  5. 幼稚園の夏休み中は保育に回ってもらっている。
  6. 職員室が一つだが情報交換が出来てよい。給料体系が行政職として一本化しているので一体化出来た。
  7. 服装はない。幼稚園部などは希望もあったが差別がないようにした。全て給食制
  8. 保育のこどもも5%だがワゴン車で送迎している。幼稚園は73%が利用。
  9. 電気代、ガス代が以前の施設より2倍、水道代は70%。総合すれば節約になっていない。
  10. 人件費は共用できるので節約できている。
  11. 遠くなるとかの反対意見も多かった。出来れば納得してくれた。
  12. 一年で50団体500人が視察に来ています。
  13. 保育部の保護者会の実施が時間調節など難しい。(どこもそうだと思う)
  14. 少子化で数年後には現在の187名が大きく減少する。対応が心配。
栃木市「とちぎ蔵の町」
栃木は、川越、佐原と並び、小江戸として有名な町である。
また、栃木は小京都の1つでもある。
数多くの蔵が残されており、蔵の町としても有名である。



タイヤ・ホイール屋さんも蔵づくり

明治・大正の洋館も含めて
多くの古い館が残る街並み

荒物屋の店先にて
通りは電信柱はなく、
しゃれた街灯が立っている。
空が広い感じがする。

沢山の鯉がいる「うずま川」
舟積問屋の家並み。
多くの映画撮影が実施されている。



肥料やさんの店先も、
ご覧のように花で演出。
道行く人への心遣いが感じられる。

車止めは御影石の
オブジェ風
移動が出来る。

周遊歩道が解りやすい。
アスファルトも
小石を入れたたたきのような道。
17日朝9:00ホテル発
9:30着
大洋村「とっぷ・さんて大洋」

トップ・さんてとは「最高の健康」の意味
大洋村のHP   人口は平成12年で11239人。増え続けている。

とっぷ・さんて大洋のHP

「あのおじいちゃん何歳だと思います?」と
歩行運動している人の事を
(健康増進課)館長さんが聞く。→

施設入り口にある歩行訓練用の円形グランド
なんと、いきいきと歩いているのは
90歳のおじいちゃん

水中の歩行運動をする方達。
温水プールは多くに知恵が設計に活かされている。

温泉 黒く泡立つ温泉だ。
湯温が低いので正式には鉱泉。

海を見ながら筋トレが出来る。
装置も多種多数あった。
インストラクターも一定の時間で常駐。

石津村長自ら2時間近くご説明してくださいました。
ありがとうございました。
話術・話題・夢豊富でした。

和洋の食堂はにぎやかだ。

コテージがある。
夏は相当にぎわうらしい。

ポニーの広場がある。
この馬たちが
子供たちの情操教育に
役立っているらしい。
村長も自ら
与那国島や、礼文島などから
日本産8種の馬を集め、
若者の教育に役立てようとしている。
馬糞は健康野菜の栽培にも一役かっているとのこと。
村長の弁
  1. 高齢者の死亡率は脳卒中とコツソショウ症の骨折原因で50%になる。これをなくすのが目標。
  2. 科学的裏付けなく健康づくりはない!。
  3. 国と学者のふんどしをとってモデル事業が出来た。(力を借りる)
  4. 体は放って置いたらダメになる!。
  5. 100歳以上が3名居る。3年後には6名になる。県平均では1万人に1名なので良好だ。(大洋村は11000人程)
  6. 施設は18億かかっている。モデルになることで有効な補助が得られた。
  7. 医療費が年で1億円軽くなった。
  8. 土・日は首都圏からの来館が多くこれがドル箱になっている。
  9. 小中学校のプールは今後修理しない。ここの施設(温水プール)を利用してもらう。
  10. 今後はこどもの情操教育や健康野菜に力を入れていく。皆「健康」の言葉でつながっている。
その後(15/10/18)石津村長の講演が聴けました。→町村議会議員研修会2003
18/11/8再びトップさんてへ→正副議長会視察2006
1:30
大洗町「ゆっくら健康館」

予定外でしたが立ち寄りました。
ゆっくら健康館のHP

浴室と温泉プール、筋トレコーナーに
つながる休憩コーナー
水着が沢山売っていた。

学校での利用もある
温泉プール

トレーニングルーム
インストラクタが常駐

1Fは福祉健康センター
2Fは温水プール、筋トレなどの施設がある。