おがの広報
おがの蝶日記復刻版

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アカシジミ

平成2年7月記載

あかしじみ 漂う香りに目を向けると、山や畑には栗の花がまっ盛りである。花には沢山の蝶や、ハナムグリ等の甲虫、ハチ等の姿があり、その中に普断見慣れぬ蝶がチラチラと目に入る。全体がオレンジ色なので目だつが、高い所を翔んでいる事が多く、つかまえるのは大変だ。
 アカシジミは、6月から7月にかけてのほぼ一ケ月だけの出現なので、夏休み前のチビッコにも見過ごされて、知る人も少ない。食草はクヌギやコナラ等、雑木林の代表格のブナ科であるが、最近の針葉樹中心の植林や開発等、自然破壊と言える動きの中で、人に知られず、その姿を絶やす地域が多い。
昨年の同時期に採らえたカラスシジミは秩父では初の採集と言え、広域で保存を考えたい一種だ。自然が売りものの秩父から、たとえ一種たりとも動植物を減らす事の無い様にしたい。
 今年はユリの花芽はいくつついたかと楽しみにしていたのが、あっと言う間にふくらんでいる。今回で蝶日記も二周目、オオムラサキも、もうすぐ姿を見せるだろう。毎年変わらずに咲く花の様に、蝶や鳥も我家に訪れて欲しいと、心から思う今日この頃です。