吉田町議会 臨時議会 16年4月2日 10時会議 取材

(出席議員13名。嶌嵜議員欠席)

■議案「(7市町村)秩父地域合併協議会の廃止について」は

賛成討論:新井康一議員「住民を無視して進めてきた協議会ですので廃止に付いては賛成します」

採決:全員起立で賛成

(10:06)

■議案「(4市町村)秩父合併協議会の設置について」は

質問:新井康一議員「重要な議案である。この朝に議案を頂いたが、これについては抗議します。提案理由は?」

答弁:企画財政課長「7市町村からは離脱した。4市町村で進めたい」

質問:新井「ただ単に残ったと理由だけでするのか?アンケートでもこんなパターンは望んでいる人は居ないので、西秩父を上げるのが筋ではないか」

答弁:町長「異論は無い。合併しなけりゃならない。しないという人とは意見が合わないのはしょうがない。」

質問:新井「住民の意見を尊重してもらいたい。そのためにアンケートもしなければならないのではないか?。一本杉トンネルを抜くために広域合併をといっていたが、この合併では出来ないのではないか?」

答弁:町長「相手があることだ。西でトンネルを抜くのと比べたが、一本杉工事だけで将来を左右できない。いちいち住民に聞くなら執行や議会はいらない。」

質問:新井「われわれ議員も合併まで付託されては居ない」

答弁:町長「そんなら、議員さん達で考えてやってくれ」

質問:和久井一夫議員「30日に全協もあった。時間もあったかと心残りだ。25日の首長会議の席で討議もあったと聞いても居た。荒川での昨日の村議会は3つでもやるんだとの話。しかし、1週間のスピードで進めているのは早すぎる。両神・小鹿野も訪れたとの事ですが、吉田の対応を伺いたい。7条の委員は横滑りか?」

答弁:町田助役「3月29日だった。町長は不在で対応した。福島さんは『小鹿野・両神、お世話になった。今後も迷惑かけるがよろしく』とのことでした。私は3月26日の検討委員会を尊重するのではと話した。」

答弁:企財「今までの委員は意識も出来ている。3名の方、委嘱されている方をお願いしたい。」

質問:和久井「25日からの本日までの思い。町長の考え方をお聞きしたい」

答弁:町長「検討委員会、小鹿野・両神が来た事。議長との話でも同じになった。」

反対討論:新井康一議員「この合併をしたらどうゆう町にするのかの説明も無い。住民投票しないと言うならアンケートの〈西〉で進めるのが筋。何も秩父市に行かなくてもとの住民の声を謙虚に聞いてほしい」

反対討論:和久井一夫議員「吉田町も平成14年12月に3町村合併の議決をした。6月には破棄した。しかし、この間、他町村の動きもあったが、両神・小鹿野との西秩父への思いは強い。信念の思いで12月決定が胸にある。しかし、合併は相手があること。大きく社会が変わる。二町一村で一番の得策は段階的合併。住民に説得力ある考えだと思う。」

採決:10対2で可決。

(10:40)


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以上聞き書きですので多少のニュアンスの違いはあると思いますがご了承願います。(敬称略)

■なお、前日4月1日には荒川村の臨時議会で「4市町村協議」が8:6で可決
■今日秩父市でも「4市町村協議」が13:9で可決となりました。
※どこもなぜこの様に早く決議するのか。議会にも相談はなく、まして住民には説明もなく、4市町村と勝手に決めてきたのかが問われています。

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