小鹿野町郷土芸能祭2002

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女歌舞伎は毎年10月の第1土曜日、妙見宮秋祭り特設舞台にて上演。ご確認の上ご覧下さい。
以下の画像は小鹿野町郷土芸能祭での上演の様子です。。

奈倉女歌舞伎
青砥稿花紅彩画
浜松屋見世先之場

  反物屋「濱松や」  番頭や小僧が笑いを誘う

名を隠した日本駄右衛門が弁天の万引きの仕込みを確認する。
仕組まれた万引きとは知らず、店の者が「万引き」を問う
若あるじが騒動を止めたが・・・

言われ無き万引きとお嬢のキズに対し金で解決しようとするが・・・
やらせによる万引きと正体バラしで、弁天小僧が正体を現す

名場面 「知らざあ言って聞かせやしょう・・・」
(配 役)
 弁天小僧菊之助…==高橋 昌子
 南郷力丸=……=…=荒舟 政子
 日本駄右衛門…=……田島 裕子
 浜松屋幸兵衛…===局橋 利子
 浜松屋宗之助===…高橋サク子
 番頭与九郎 =:・ :…:浜田 春恵
 手代佐兵衛=…=・= 小川マサヨ
 手代太助===…・… 森 八重子
 鳶の者鳥の子清次…: 田村 静江 (代表)
 小 僧……==…=… 轟 由巳(中学一年)
 小 僧…・……=…・… 田村 恵美(小学四年)
 三保松==……・=・=栗原 宏美(中学一年)
 按 摩……:・………・: 田村 静江
(裏 方)
 演技指導:・:…=・=…:轟 昌平
 化粧・かつら…・…==・小林 シマ
 衣裳着付け…=・===轟 ケサ子
 衣裳着付け==…=… 田村 静江
 後 見…=・=…=…= 轟 ケサ子
 後 見=…=・・…===轟 恵利子

協力・小鹿野歌舞伎保存会

また来るからねぇと・・・ 幕
奈倉女歌舞伎について (小鹿野教育委員会の資料より)
 奈倉耕地は、小鹿野町の東端に位置し、鎮守、妙見宮の祭りは、十月第一土曜日に行われ子ども劇・民謡・カラオケ・若連の寸劇など耕地じゅうの余興に加え、毎年女歌舞伎の上演が好評を得ています。
 奈倉での歌舞伎上演は、寛政四年(一七九二)の記録があり、秩父で最も早いものといわれていますが、昭和二十三年以降は中断していまし。地元の歌舞伎師匠は、歌舞伎の復活を望んでいましたが、昭和五十七年の暮れのこと、安来節を習いたいという女性に呼びかけたところ主婦・会社員など十一人が集まり全国でも珍しい女歌舞伎一座が誕生しました。
 稽古は毎週土曜日の夜に行われ、昭和五十八年十月の妙見宮の祭りに地元の義太夫語り原愛作太夫(故人)の県文化ともしび賞受賞を祝って初公演が行われました。妙見宮の神様(妙見大菩薩)は、女性の神様だから女歌舞伎を奉納すれば喜ばれるということです。その後毎年上演,、演目を増やしこれまで十演目を習い、県立民俗文化センター(岩槻市)や三芳町、東京都内でも公演するはか、地元の高齢者福祉施設などでのボランティア上演を続けています。平成七年には奈倉女歌舞伎の会として県のふるさとづくり賞、平成十三年には小鹿野町まちづくり大賞を受賞しています。
妙見様の秋祭りでの「義経千本桜」上演の様子はこちら

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