タガメの里親2021

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「タガメの里親勉強会 水トピア見学 タガメの一齢お渡し」 2021年7月11日おがの化石館にて 


11グループ参加
タガメの育て方などをレクチャー
また、経験者からも有用なアドバイスがいただけました。
また、全員から意気込みなども伺い、楽しい雰囲気でした。

水トピアの見学です。
この池で既に4匹は越冬のタガメを確認してます。
見えないけどここに生きていますよ。
他にもトンボやバッタなどの発見を報告
いよいよタガメの一齢のお渡しです。
1グループにタガメの一齢を3匹、お渡しできました。

今回は孵化して2~3日の一齢です。脱皮の途中という危険が無い。
また、移動中の水は少なめにした。
なので、皆さんが家まではタガメも元気に到着できたようです。

元気に育て タガメの赤ちゃん♪

報告会 + タガメの放流  おがの化石館にて 2021年8月22日



12グループが参加してくださいました。
つくば市や千葉、東京など各地からの参加です。
実に有意義なお話が聞けました


行田市Hさん(小4) ザリガニも食べましたとの報告

つくば市Yくん(小4)
夏の暑さに水温を下げるために保冷剤も使いました。
養殖の金魚を餌に利用
雨水で毎日水交換
羽化を観察できました。見事3匹が成虫に!

さいたま市K君(年長) 
タガメの育て方の苦労話などいっぱいお話ししてくれました。
なんと最後に「タガメが絶滅危惧種でなくなって、普通にどこにも居るようにしたい」
と、語ってくれたのには感動でした。
抜け殻も大事にとって有りました。

さいたま市N君(小3) スーパーの無料純水が利用できました。
3匹元気ですがまだ五齢です。室温が一定だったからかなと。
排出物を飛ばすので部屋の壁が汚れた。
最後に「魚を捕まえる時がすごいかっこいい」との事
東京の江東区のM君とT君(小5)
お二人とも昨年に続いて継続参加
越冬と産卵を経ての放流です。

餌はamazonの金魚も利用
共ぐいには参った。
ザリガニも食べてその残骸はドジョウが食べてきれいにした。
(普通は早朝ですが)夜に脱皮したので見ることができた。
父母手作りで網をかけた衣装ケースの飼育箱が力作でした
他 報告には 
バクテリアでの水質改善も良好だった。
当てにしていたオタマジャクシが居なくなって一匹200円のメダカを餌に使わざるを得なかった。
移動中の溺れには注意が必要だ。

さぁ いよいよ放流です

「放流しまーす」と合図をしてからタガメの方流です。
皆が注目。放流されて拍手!
感慨深いものがあります。

小さな幼虫から大事に育て、餌も水の環境も手間暇を一杯かけた成虫とのお別れ。
放流でタガメは有難うと言ってるように感じます。

子供達の放流は別れでもあるけど、生身の生き物とドップリ付き合った素晴らしい経験でもあったのですね。

8/23日の東京新聞さん朝刊に載せて下さいました。



奈倉文庫509号2021年8月号