タガメファンの小学生への産卵へのアドバイス

タガメの産卵のタイミング

1,メスとのペアリングはメスにも雄にも十分魚を与えて満腹状態にしてあげてください。それまでは別の水槽で様子を見てください。ペアリングする水槽には余分な魚も入れておきましょう。お腹がすいたメスはオスを共食いしてしまうことがあるのです。
2,メスはいっぱい食べて、しっかりとたまごがお腹の中でふくらんでくれば、産卵の時期が近いのです。メスはこれいじょう、いっぱい食べても、取りすぎになるので、少食になるはずです。木に登ったりして、オスをさがしたりするかもしれません。
3,オスがもう少し食事をしてから、いっしょにしてあげましょう。いっしょにする時は、まわりによぶんに、魚をおよがせてください。ときどき、メスがオスを食べてしまうのです。カマキリも、そんな時がありますよね。
4,なお、オタマジャクシを食べるのはいいのですが、カエルになったら、あまりあげないほうがよいようです。カエルというのは、ひふから少なからず、ドクが出ているようですよ。私の家ではカエルを上げたあとで、死んだタガメが何回かあります。
5,タガメの水槽ですが、水の入れかえはたいへんです。お小遣いをためてブクブク(空気のアワが出るポンプ:エアーレイション)を買ってください。ペアリング(オスとメスをいっしょにすること)のあとで水がえしていると、おちつかなくて、さんらんをやめてしまうかもしれません。ブクブクを使っていれば水がえはほとんどしなくて済みます。ただし、食べかすの魚などはすぐハシでつまんで すててください。
6,メスが木に登るのはオスのところへさがしに飛んでゆくときでもあります。オスのメスへのアピールの方法やメスの応え方が他にも観察するとわかるかもしれませんね。
7,オスも栄養つけ、メスも食事もしたのであれば♂♀をいっしょでいいとおもいます。
8,前の日に交尾したりするけど産卵は、たいてい朝です。

タガメの産卵後のことと注意点など

① まず産卵の終わったメスはすごくお腹が減っています。あばれて、せっかくの卵や卵を守っているオスをこうげきする時もあります。なので、今日中にそっとメスだけ別の水槽に移しましょう。その時にオスや卵に触れないよう注意してください。メスにはごほうびに魚などを上げてください。
② ふか(孵化)まではオスが守ります。たまごにおおいかぶさって守ったり、水中にいるときでも、ちゃんと見ていて守っています。守り方や人が手を出したり、ちょっと触ると、どうするかなど観察してください。タガメはどんなものから卵を守ろうとするのかも調べてね。
③ 7月なら10日後には孵化になると思います。これも朝です。孵化の瞬間が見られれば超ラッキーですね。ショウセンさんはスマホのタイムプラスのムービーでつけっぱなしにしておきます。7月など熱い日が続くと8日で孵化になることもありますので注意。
④ オスは孵化した子供たちを守ろうとして人が手を出すと怒ります。しばらく子供たちはお父さんと一緒です。


水トピア