タガメなどのニュース・記事


タガメの売買を禁止へ

環境省、趣味の採集はOK
日本経済新聞 2019/12/26 9:43

 環境省は2019年12月25日、里山に生息する水生昆虫タガメを「特定第2種国内希少野生動植物種」に指定し、インターネットや店頭での売買、販売目的の捕獲を禁止する方針を明らかにした。同日開かれた専門家会合で説明した。研究目的や趣味での採集・譲渡は規制の対象外とする。早ければ来年2月にも売買が禁止される。
 タガメは国内最大級の水生昆虫として人気があり愛好家も多いが、近年は水田の水質汚濁や池沼の開発、販売目的の大量捕獲などで生息数が減っている。山形など8都県では既に絶滅したとされる。
 環境省によると、生息環境の改善により個体数の回復が見込めるものの、販売目的の大量捕獲が続けば、絶滅の恐れが高まると判断した。現在は1匹3千円ほどで取引されているという。
 環境省はタガメの他に、固有種のトウキョウサンショウウオとコイ科の淡水魚カワバタモロコも指定する方針。


トウキョウサンショウウオ売買禁止

東京新聞2020/4/21



絶滅危惧種を売買疑い トウキョウサンショウウオ 佐倉の男ら書類送検
千葉日報 2020年4月20日 17:15 | 無料公開
トウキョウサンショウウオの成体(環境省提供)
 絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオをインターネット上で売買したとして、千葉県警生活経済課と千葉中央署は20日、種の保存法違反(捕獲禁止、譲り渡し禁止など)の疑いで販売した佐倉市の無職の男性(60)と、いずれも購入者で埼玉県川口市の男性会社員(59)と横浜市の男性会社員(48)を書類送検した。
 環境省などによると、トウキョウサンショウウオは体長8~13センチの日本固有種で、主に関東地方の丘陵地に生息。外来種による捕食や宅地化で絶滅の危機にあり、今年2月10日に売買や販売目的の捕獲を禁止する「特定第2種国内希少野生動植物種」に指定された。摘発は全国初とみられる。
 販売者の男性の書類送検容疑は2月17日、長柄町の休耕田でサンショウウオの卵のう約15本を販売目的で採取し、3月19日まで自身のブログで広告し、男性2人に売った疑い。
 川口市の男性は2月19日に卵のう10本を5千円で、横浜市の男性は3月19日にサンショウウオの幼生30匹を1万円で買った疑いが持たれている。
 同課によると、3人はいずれも容疑を認めているが、売買が禁止されたことは知らなかったとしている。販売者の男性は「販売目的で捕獲した。絶滅の恐れがあるので増やそうと思った」などと話している。
 販売者の男性は繁殖させたサンショウウオの一部を自然に返して卵のうを採取し、販売。宅配便で送っていた。千葉県を含む各地の水生動物分布図を作成していたという。県警は自宅から幼生200匹以上を押収し、4月に放流した。
 ブログを閲覧した県内男性が3月上旬、環境省に通報して発覚した。


水トピア



2022/1/11東京新聞
中央環境審議会が答申 アメリカザリガニやアカミミガメについて新たな個体の輸入や販売、野外への放出を規制するように