平成17年6月議会 一般質問

 
下の議事録を元に要約した田島しょうせん広報誌「りんく15号」をご覧下さい。  オンデマンドバス

壇上からの質問

ただいまより議長に許しを得ましたので壇上からの質問を始めます。
 私たち議員は昨年の10月の選挙によって、たった1年の任期ではありますが、大変重要な両神との合併をまとめる責務を負っての任期だと思っております。このことは単に合併すればいいと言うものではなく、住民の下した判断に対し、よりよき合併となるべくお膳立てをする事が責務であるはずです。しかるに、はなからこの合併に反対し、すぐにも秩父市に合併することのみ考えている方がいることは、残念なことです。住民投票というもっとも尊重されるべき判断に対し、より大きな効果を見出すことに対し、私たちのわずかの残りの任期3ヶ月を費やして行きたいと考えます。特に両神村の皆さんには不安を与えるのではなく、夢をあたえるものにしなければいけないと思います。

あらためて経過を申せば、平成16年3月21日合併を問う住民投票が実施され、その結果、投票率72%の中で「両神との合併」が3689票の過半数を大きく超えまる重い住民の判断が下されました。その後、両町村の合併手続きが進められ、今年2月2日小鹿野町・両神村合併協定調印式となりました。2月16日の臨時議会では両町村の配置分合など合併関連四議案の議決がなされ、3月14日には合併の申請書をが知事に提出されました。6月の県議会の議決を経れば総務省の告示となるばかりです。
ここで1点目の質問です。この間、福島町長はどのような姿勢でこの合併を進めてきたのか、この合併についての思いを尋ねます。

続いて2点目の質問は広域問題についてであります。3月議会38号議案においては、郡部の否決が相次ぎ、最後の小鹿野においては賛成多数となりました。1町村でも否決されれば改正は認められず現行適用の「6ヶ月のみなし期間」になりました。町長の説明には一貫したものはなく、何も言わず秩父市に従えといったような声として届くのみです。広域の議員定数、負担金について、又、火葬場の問題についての経過と町長としての考えをうかがいます。

3点目は辺地での考慮です。高齢化が進み過疎の悪影響は町村部の末端から大きく押し寄せてきております。昔ながらの集落単位や隣組でこなしていた生活維持に必要な共同作業がむずかしくなってきております。両神においても同様の地域が広がっております。以上の点からの質問として、
高齢者世帯が主な山間地区への除雪機の配備等の雪対策はどうか
バス路線のない地区での移動手段への対策はどうするのか
倉尾地区の道路の整備と、要トンネルの進捗状況をうかがいます。


4点目の質問として,福祉介護の民間連携については昨年の9月議会に続いての質問です。この分野での民間業者も増え事業種も増える中、今期総合保健福祉計画の中では民間活力の導入とその連携についてはどのように実施されて行くのですかをうかがいます。



5点目の質問は教育問題です。新聞報道では国同士の比較で日本の学力が落ちてきているとあり、ゆとり教育が問われているとのことでした。小鹿野の中学校の学力はここ数年でどのような変化があるのでしょうか。また、各中学校の文科省の指定やその他の特色ある取り組み状況はいかがですか?
あわせて、財政削減の中で教育分野からの予算削減は父兄に負担が増えたり、子ども達から豊かな教育を受ける機会が減ってきてはいないかをお尋ねします。
又、次世代育成支援地域行動計画に食育の充実を図る。地域農産物などの利用や興味を持たせる。とある。健康の上からも重要で、とりわけ生活の基本たる食育はどのように実施されているかもおたずねします。

以上で壇上からの質問と致します。

答弁

(1)合併問題について
小鹿野・両神の合併を目前に町長の思いをうかがいたい。
(2)広域市町村圏組合について
答 弁 要 旨 
町長) 田島議員の1点目の「合併問題について」と「広域市町村圏組合について」の質問にお答えいたします。
 はじめに、合併を目前にした現在の思いとのことでありますが、私は昨年5月の合併協議会設置以来、協議会会長として協議会委員の皆様をはじめ、関係各位のご協力もいただく中で、これまで12回の協議会を経て無事合併協定書の調印も済ませたところであります。今後の県議会での議決、総務大臣の告示は残っているものの、10月1日の合併期日に向けての総仕上げの段階に現在こぎつけられたということに、会長としての私自身の使命も果たせたのかと思っておるところであります。
 しかしながら、実務的にはこれから新町誕生に向けて両町村で詰めなければならない、必要でかつ膨大な作業が残されておりますので、10月1日に向けて、今後とも気を引き締めて私をはじめ両町村の全職員が力を合わせ、無事その日が迎えられるようがんばってまいりたいと思っております。
一方、現在の国、地方を通じた極めて厳しい財政環境の中にあって、これから歩み出そうとしている新町の行財政運営も決して楽観視でくるものでもありません。合併後もこうした現状認識を踏まえながら、行財政改革にも取り組むとともに、新町がそれぞれ取り組んできたまちづくりを活かしながら、住民と行政が手をとりあつて、将来にわたりこの地域の人々がいきいきと安心して住み続けることができるようなまちづくりを協働で進めていくことが何よりも大切になると考えておるところであります。
 次に、広域市町村圏組合の件についてでありますが、議員定数のことについては、その設定の経過内容を申し上げますと、その定数の設定については、各町村それぞれ意見がありまして、3月時点ではそれぞれの議会等の意見の中でも最終案の合意ができなかったものと理解しております。こうしたことから、3月議会の際には、現状の各市町村の定数を維持した形で各議会への提案をいただき、小鹿野、両神などの合併が終了した時点で再決定するとのことで、組合管理者から議会での議決をお願いしたい旨の依頼がなされた経過があります。
 こうしたことでありましたので、各市町村とも議会への提案がなされたところであり、最終決定は本町の合併終了後再度協議決定されるべきものであった訳でありますが、当該議案が他町村で否決されたことを受け、組合存続のため、今回前倒しで協議が改めてなされた結果、今回の定数案で議会提案するとの調整ができましたので、再度提案させていただいたということで理解いただければと存じます。
 また、負担金の特に消防費のことについては、今回の協議調整の結果前回の一本算定数値を基準にしたものから、合併算定替数値を基準にすることで一応の合意ができたところであります。合併努力した市町村にとっては合併努力が報われないとの感じも若干残りますが、当組合が破綻することなく運営していくためにはやむを得ないものかと考えているところであります。
 最後に火葬場のことでありますが、現在の火葬場は建築後30年以上を経過し、平成14年の秩父斎場整備基本構想策定調査に基づき施設の再整備が必要であるとされたことを受け、これまでの組合理事会や議会において検討されてきたところでありますが、その経過の中で「新市においてその建設計画が具体化された時点で対応する」とされてきたところであります。こうした状況の中で今般、新秩父市が特例債を活用した火葬場の建設を新市の建設計画に位置づけしたことにより、火葬場の建設にも結論を出す時期になったということであります。
 こうした経過を経て現在の建設問題があるわけでありますが、私はこのことについては、これまでも申し上げてまいりましたが、要はどこが主体となって、どのような費用負担で行うことが町にとって、ひいては住民にとつて、最も負担が軽くて済むのか、ということを考えれば、当然交付税措置分の負担がなくなることになる秩父市における合併特例事業として実施していただくことが一番ベターな方法だと考えております。
 以上、答弁といたします。

質 問 事 項
 1、若者が集い人々が希望を持って活力ある町づくりのために
(3)遠隔地での考慮
 @ 高齢者世帯が主な山間地ヘの除雪対策は行き届いていますか
除雪機の配備等はできませんか
答 弁 要 旨
 B 倉尾地区の道路の整備と要トンネルの進捗状況はいかがですか
田島昭泉議員さんの1番目の(3)遠隔地での考慮の@とBについてお答えいたします。はじめに高齢者世帯が主な山間地への除雪対策は行き届いていますか。又除雪機の配備等はできませんか。とのご質問にお答え致します。現在町では町道の除雪につきましては建設課で管理しております町道総数351路線の内計51路線を町内16業者により除雪を行っているところで幹線道路交通量の多い道路、児童の通学路等考慮し対応している状況でありますが、近年特に山間地域では、人口も減少し高齢化が著しく進んでおり除雪等の重労働ができなくなり、ますますこうしたご要望が年々増加することが予想されます。
現時点では、除雪路線の見直しは考えておりませんが今後は要望にそえるとように、建設業者の選定や道路に対する重機の問題等よく研究し、除雪路線の見直しも考えて行く必要があると思われます。だだし、町全体の道路をカバーすることは不可能でありますので、地域の皆さんのご協力をいただなければならないと思われます。
 除雪機の配備等については、財政状況等の問題もありますので、現時点では考えておりませんが、どの程度の機械でどのくらいの能力があり、どの程度の人で操作ができ、どのくらいの予算が必要か等は今後、研究する必要はあると思われます。
 次に、B倉尾地区の道路の整備と要トンネルの進捗状況は、についてお答え致します。
 県道藤倉吉田線の改良工事の進捗状況につきましては、3月議会におきまして、大沢技監より答弁をいたしておりますので、重複いたしますが、この改良整備につきましては、合角ダム建設に伴う事業の一環として改良工事が進められているところであります。計画延長6,950mに対し、改良済み区間が3,637mで改良率52%となっております。今後の見通しについては、近年の財政状況の悪化等から大幅な進捗を望むことは、期待できませんが、秩父県土木整備事務所としても地元の要望について把握しておりますので、今後も予算確保等については努力していきたいと伺っております。
 要トンネルの進捗状況につきましては、今年度、ルート及び工法等の検討をするため現在現地の測量を行っており、工法やルートが決定できれば、来年度は、一部用地買収に入りまた、一部工事中の迂回路、架設工事を着工の予定と伺っております。
 藤倉吉田線要トンネルを含めた改良につきましては、倉尾地域の生活向上や活性化を図る上で重要な路線であると認識しておりますので、早期実現に向けて町といたしましても尽力していきたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。


質問事項
2 若者が集い人々が希望を持てる活力ある町づくりのために
(3)遠隔地での考慮
Aバス路線のない地区での高齢者等の移動手段の対策はいかがですか
(4)福祉介護の民間連携について
答弁要旨
田島議員さんの「若者が集い人々が希望を持てる活力ある町づくりのために」のご質問の三点目「遠隔地での考慮」のうち「Aバス路線のない地区での高齢者等の移動手段の対策はいかがですか」のご質問と、4点目の「福祉介護の民間連携について」のご質問にお答えいたします。
 初めに、「バス路線のない地区での高齢者等の移動手段の対策はいかがですか。」のご質問にお答えいたします。公共交通機関の利用が困難な高齢者等の移動手段につきましては、3月の定例議会において須田議員さんの一般質問の中でお答えしたところでありますが、このほど国の特区制度の中で実施されていた「要介護者、障害者等の単独での公共交通機関の利用が困難な移動制約者に対する福祉有償運送」制度が全国展開される運びとなりました。
 埼玉県では、現在、この制度を実施上必要な「福祉有償運送等運営協議会」を各福祉保健総合センター単位で、年度内に設置する方向で事務を進めているところであります。小鹿野町でもこれらの動きに合わせながら、福祉有償運送等の事業を平成18年度中に立ち上げ、交通弱者である移動制約者等の移動手段の確保を図るべく検討中であります。
 次に「福祉介護の民間連携について」のご質問にお答えします。介護保険制度発足時には小鹿野町には民間介護サービス提供事業者が全くなかったため、町が町民に対し責任を持って介護サービスを提供するという基本方針の下に介護サービスの拡充を図ってきたところであります。しかし、介護保険制度も発足後5年余り経過し、町内にもいくつか民間の介護サービス提供事業者が生まれてまいったところであり、町内の高齢者によりよい介護サービスを提供するためには、これら民間のサービス提供事業者と連携を密にしてゆく必要があると考えております。
 また、今回の介護保険制度改正では高齢者の継続的マネジメントを行う「地域包括支援センター」の設置も義務づけられるとともに、両神村との合併により町内の民間事業者の数も拡大することになりますので、民間との連携の必要性は更に高まるものと思います。これらのことを考慮いたしまして、今回見直します総合保健福祉計画は、民間事業者も含めた地域ケア会議を開催し、情報交換や連絡調整を行う中で、民間事業者にも地域包括ケアシステムの一翼を担っていただく方向でまとめて参りたいと存じます。
以上答弁とさせていただきます。


質問事項
3 21世紀の文化・教育のために
(1)学校教育現場について
@ 世界の学力比較で日本は下降線をたどっているが、町の中学校の学力はここ数年でどのような変化があるのか。又各中学校の文科省の指定やその他の特色ある取り組み状況はいかがですか。
A 財政削減の中で教育分野からの削減は父兄に負担が増えたり、子ども達から豊かな教育を受ける機会が減ってきてはいないですか。
B 食育はどのように実施されていますか。又、地産地消への施策はどのようにつながっていますか。
答 弁 要 旨
田島議員さんの「21世紀の文化・教育のために・学校教育現場について」の御質問に順次お答えします。
最初に「@世界の学力比較で日本は下降線をたどっているが、町の中学校の学力はここ数年でどのような変化があるのか。又各中学校の文科省の指定やその他の特色ある取り組み状況はいかがですか。」についてお答えします。
 当町においては、昨年度から、児童生徒一人一人の学力の実態を客観的に把握し、結果をその後の学習指導に役立てるために、全部の小中学校において学力水準検査を実施しております。ところで、学力の概念について最初に触れたいと存じますが、現在は、かってのように漢字が読めるとか、計算ができるといった、知識の量や技能の程度を測ってそれを学力とするといった考え方に加え、興味や関心、意欲といった心情的な部分も含めて学力と捉えております。また、学力水準検査そのものも、学習する内容について到達目標を予め設定し、目標の達成状況から学力を測定しており、各教科ごとにいくつかの到達度が出てまいりますのですので、ここでは、学年別、教科別、また観点別といった詳細にわたって申し上げることば控え、ごく概略的に実態を述べさせていただきます。町内の3中学校のうち、各学年において大部分の教科において全国平均を少なからず上回っております学校が1校。ほぼ全国平均に到達している学校が1校。全国平均よりわずかに下回っている学校が1校といったところでございます。全体をならすと、ほぼ全国並か、やや上回っているといったところではないかと捉えております。
 なお、まだ2年間という短いスパンの調査でありますので、出てきた数字が的確に学力の実態を表しているものとは言い難いのではないかと考えております。
 次に、文部科学者の研究指定等、各学校の特色ある取組についてですが、御質問に従って中学校についてのみ申し上げますと、小鹿野中学校が平成14年度から16年度までの3年間にわたり「学力向上フロンティアスクール」として指定を受け、学力向上に努めてまいりましたが、引き続いて本年度から3年間、同じく文部科学省から「学力向上拠点形成事業」の拠点校として研究委嘱を受けたところでございます。また小鹿野中学校では、同じ文部科学省の委嘱による「子どもの居場所づくり事業」及び、県環境部から委嘱された、環境美化活動を中心とした「アダプトプログラムモデル事業」にも取り組んでおります。長若中学校では、県の校外教育協会の委嘱により、歌舞伎の公演や地域清掃等の、ボランティア活動に取り組む実践活動を進めております。
 なお、三田川中学校では、ここ数年積極的に歌舞伎の伝承に取り組んでおりますが、県の農林振興センター等の協力により、総合的な学習の時間に環境教育の一環として、森林学習にも、昨年度来取り組んでおります。
 続いて御質問の2点日、「A財政削減の中で教育分野からの削減は父兄に負担が増えたり、子ども遠から豊かな教育を受ける機会が減ってきてはいないですか。」のご質問にお答えします。
 財政状況の厳しい中で、教育に関わる予算が削減されることは、現下の財政状況をみたとき、児童生徒の安全上の問題を別にすれば、止むを得ないと捉えております。そこで教育委員会としましては、子どもの教育に直接関わる事柄につきましては、集中的に予算を充てその充実を図っております。例を上げれば、このところ増加の一途をたどっている学習障害を抱えた児童生徒や不登校生徒等の支度に、学校教育支援事業の一つとして、生活指導賄助員を9名配置しております。この事業は、平成12年度から始まった国の緊急雇用対策予算による生活指導補助員の設置事業を継続したものですが、昨年度は約4分の1を町予算で賄い、国の制度が廃止された本年度は、約700万円の予算全額を町で負担し運用しているところでごさいます。心身に障害のある幼児・児童、不登校生徒の指導の他、小鹿野小学校においては40名に近い学級がありますので、担任教師とのティームティーチングや、学級を2つに分けて授業する少人数指導等にも活用しており、今では、町内の学校、幼稚園等にとって必要不可欠な職員となっております。
 また、国や県の施策の中で、本町で行うことが学校教育の充実改善につながると思われる事業を構極的に導入しております。一昨年度、各小学校で行った「子ども放課後週末等活動支援事業」では、放課後や土曜日等にパソコン教室において、児童が学習ソフトを使い自主的に学習に取り組みました。昨年度、本年度も同種の委託事業を各小学校で行っております。本年度は小鹿野中学校も加わり多様な活動を展開する予定となっております。ちなみに、この3年間で町に繰り込まれた国、県の予算は500万円以上にのぼります。なお、本年度に限っても、他の研究委嘱等も含めて263万円の補助金を受ける予定です。今後一層創意工夫して限られた予算の有効活用を図り、教育の充実に努めていかなくてはならないと考えているところでございます。
 続いて御質問の、「B食育はどのように実施されていますか。又、地産地消への施策はどのようにつながっていますか。」についてお答えいたします。
 生活習慣病の低年齢化や偏食、肥満等児童生徒の増加等、食に関わって子供達の健康 の問題がいろいろ取り上げられており、学校において焦眉の急を要する課題となっておりますことは御案内のとおりでございます。
 そこで学校において、給食指導と関連づけて、食に関する指導、いわゆる食育を行うことが必須な状況となり、町内の各学校においても、家庭科や社会科、道徳、特別活動等の授業や、給食週間等学校行事の中で、食に関する指導が行われております。また、学校だより、給食だよりなどにより、家庭と連携を図りながら食育の充実に努めているところでございます。
 次に地産地消についてですが、本年度から学校給食の食材の納入の門戸を広げ、農協にも参入していただきましたので、町内でできた野菜等の使用が更に増加するものと期待しているところでございます。また、社会科の町内めぐりや総合的な学習の時間の中でも、町の農産物のことを学習しておりますので、これらの活動が子供達の食育の充実に資するのみならず、地産地消の拡大にもつながっていくものと考えております。
以上答弁とさせていただきます。

再質問


○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君。
○7番(田島昭泉君) 多少話しは前後するかもしれませんが、再質問に入りたいと思います。まず合併問題についてでございます。私も一貫して両神との合併そちらを一生懸命推進してきた上で昨年の9月吉田町長選、吉田町の町長選以後にも質問させていただいたわけですけども、ようするに猪野町長が当選されたその席での祝勝会そこでの福島町長の出席のあいさつが遠く大きなスピーカーの音によって流れてきた。その中で両神との合併は、いづれはわからないのです。いづれは秩父が一つなのです。そういうような、信念として言われているのでしょう。両神との合併を尊重するといいながらこの弁は非常に私からすれば機械的な合併をすればいいのだという考えにきこえてならないのです。よいまちづくりをしようという考えからすれば「いづれは」というような言葉は決して使えない。両神との合併を一生懸命やりますよで止まっていいわけなんです。そこに「いづれ」が入るということは不信感を抱くということがあるわけでございます。このことに関しましては9月にご答弁をいただいていますので結構なんですが。永遠と私もここで身が腐るようなことも言いたくはないんですが町長も永遠と言ってらっしゃることなので、まったっく残念ですが質問したいと思います。小鹿野両神の調印式も済んで県への申請をした後でのことです。3月27日大滝の閉村式、こちらで出席している方が唖然とする程の福島町長のあいさつが、発言があったと。何を言ったかといいますと「大滝は秩父市と合併できてうらやましい。うらやましい」と。これは、正直なことだと思うんです。うらやましいと。そのうらやましいというふうに言っているそのことはいかにも両神の皆さんに不安を与え心配をさせている。そうとは思わないんですか町長。
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) 議員は議員の考えがあるでしょう。私は私の考えがございます。やはり今までも申しておりますとおり、やはり財政的なことそういうふうなことを重視しないとなかなか今後の自治体の運営というのは大変厳しいと、議員もご承知のとおり、私が町長としてお世話になった時は、約20億あった交付税が今、15億ちょつと15億5、6千万、そういう状況ですそれは赤字地方債も入れてです。町税にしても12億、11億ちょっと何千万。それが今10億2千万。1億減っています。そういう中でやはり我々は合併という線を求めて、やはりいかに効率的に運営するかという、そういうことで我々は合併効果ということを考えながら、やってきたつもりです。ですから議員におかれましても当然合併効果があらわれるようなことを今後も押し進めていただきたいなと思っています。私がどういうふうに言おうと私の信念は信念でございますから。今は今で1年を見ていただいて、いただければ当然合併協議会長として進めてきたこといろんなことを考えて見ていただければ、当然それは理解ができるとそれが理解できないというならやむをえないですけれども、そういうふうなことで私は、考えております。

○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) まさに残念なことなんですね両神との合併を一生懸命やっていただいている。その姿勢が声にもなってちゃんと出てくれるならいいんですが、いづれは大合併なんですよというような声が聞こえているそれ本当に尊重してやっているのかということが見えてこないわけです。もし本当の大きな腹を持った長であれば、そんなこと一言も言わず淡々と進めていればいいんですよ。それがやっぱりどうしても本心がでてしまうんですね。そういうことで非常に残念に思っているという方がいらっしゃいますので。続けます。ちょうどその同日なんですが、3月27日これもですねこれはちょうど奈倉でお祭りがございました。神楽のお祭りがございまして福島町長はちょうどその閉村式から帰ってきて奈倉での直らいの席にちょうど飛び込まれて、まああいさつをということでかなり熱弁を奮っておりました。その中で、「住民投票で両神との合併になりましたけれど本来なら町長を辞めるべきかと思ったがあんな人たちに合併を任せておけないから一生懸命やっております」とそのように発言しております。これは投票したすべての人に対して尊重どころかあんな人たちと言っているようなある意味ばかにしているような発言です。あんな人たちというのはどんな人たちをいうのかその言葉に関して町長反省する点はないですか。
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) あんな人と言ったか私も憶えておりませんけれども、あんな人という、あういう人達という意味でとられたかどうか知れません。しかし、3町村の方達の今の田島議員もそうですけども財政的なこともやはり私は考慮すべきだとそういう風に考えています。やはりこれからこういうふうになってこうなんだよとそういうふうなことが当然あって私は本来の姿だと思ってます。ですから今回また提案しております広域のことについてもそうですけどやはり自分なりのこれがいいんだと思えば、それで行くというしかし、みんなとの話し合いでそうでない方向でどうにか我慢しなければしょうがないだろうと言うときには当然そういうふうになってくるだとろう思ってます。皆さん方のとりようでどういうふうに取ってもらってもそれは結構です。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 新聞記事で、私たちの小鹿野両神の調印式の終わった後の新聞たとえば埼玉新聞。「上田知事はただ大きくなればいいというものではない10年20年後を見据えて自立したしっかりとしたまちづくりが出来るのならば小さくてもいい」と、これ私添削も何もしてません。埼玉新聞。朝日新聞では両町村長が地域の特色を活かしたまちづくりを進めると決意表明し、上田知事も全力で支援するとあいさつをした。というふうになっています。上田知事がただ大きくなればいいというものではない10年20年後を見据えた小さくてもいいと言ったくだりをかなり歪曲して伝える方もいらっしゃるそうですけども、この上田知事の発言、しっかりと自立したまちづくりが出来るならば小さくてもいいしっかり支援しますよ、全力で支援しますよと言ったこのことはこれに対して10年20年後の自立ですから、これは直ぐ秩父の方に行きますよということに関してですね、これは明らかに知事の言葉に対しても裏切っている言葉だと私はそう思うんですよ。一生懸命両神とやってくださいよということなんですよ。ですから上田知事の言葉に関して福島町長はどのようにこれ受け止めて言ってるんですか。受け止めますか。
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) 知事が何を言おうと、そういうようなことを言おうと今の県の姿勢というのは、なかなかそういうふうにはなってないと、そういうふうに思ってます。職員がいろんなものを交渉しても、たとえばじゃ国で補助金を付けていたと、それに上乗せ分があった。上乗せ分はほとんど今カットです。なかなかそうはいってないというのが現状ですから、それは財政のことを考えた場合には、私たちは私たちとして責任ある立場で、やはりそういう点で今まで、そうはいってもなかなかそこまで実行ができているかどうかそれも検証していただきたいと思います。

○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 合併問題については、町長の姿勢ということで、町長の考え方ということで今までの進め
 てきたということで理解しました。広域問題に移ります。町長を含めてですね。この間題に関しましては
 昨年、前回の議会のメンバーの時から、まあ飛び込んできた話題であった訳ですけども、3月議会の前にはただた
 だ3月31日までにこの議案が可決されなければ広域がだめになってしまうよというような説明しか町長は、して
 こなかったというふうに思うわけです。壊れる壊れるとさんざん言われておりました。壊れるという根拠は何だったんですか
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君)  当然、秩父市さんいらないですよというのと同じですからそれでまとまらなかったら壊れるということですからそれは合併の見なし規定で今のような状況になっているわけです。普通の時だったらそういう状態だということを危機感あるわけですよ。どこか一つでも反対したら解散なんですよ。そういうことを考えてやはり議員も行動していただきたいなと思ってます。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 町長は最後の方でそういった問題が生じた時に、ようするに横瀬あたりが否決された時になって初めて、みなし期間のことも言われていると思うんですよ。六ケ月のみなし期間というのを抜きにして私たちに説明していて、壊れる壊れるといった経緯があると思うんです。寸前になって小鹿野町が最後に迫ってきましたので、そうなったわけですよ。それだけ壊れるという根拠、一町村が抜ければ壊れるというようなことの前に私にも直接、田島さんも賛成してくれないかと、もちろん言われました。その中でどうして壊れるんですかというような話しの中に「栗原さんならやりかねないんだと俺は一人でやるよ皆でやってくれというような事を言うよ」とまあそういうようなことを言われたんですけども、いや話せば分かるでしょうどんな強引な方だって意見を言わなければ伝わらないでしょうと、というようなことで私はずっと反対していくんだよというふうに言って来ました。中にはそれだけであぶないから怖いからというだけでみなし期間のことをまあ放っておいてそういうような形で進められたということに憤りを感じます。どんな町村でも小さい町村でものは言っていかなくちゃ伝わらない。それで妥協していく点を見付けていくんだと私は思います。小鹿野が可決されましたね、小鹿野が可決される直前では町長は調整役に入るんだということでなんとか賛成して欲しいというような意見を全協でもお話したということでございますが可決された次の日の朝刊には設楽管理者が新聞記事で出てるんですが管理者の設楽皆野町長は、議会で審議する内に不備な点が出てきた。合併特例法のみなし規定を活用し六ケ月以内に再調整し住民に迷惑をかけないよう努力すると話しているというようなことで既にそういう態勢に入っているということでございます。町長は郡部が不利益にならないようにということでどの程度その意見を伝えて約束を果たしたと思ってますか。
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) 郡部も当然ですけれども私たちの所は両神と合併するわけですから、そのプラスも考えなければいけない。議員はどう考えるか分かりませんけれども。私はそういうふうにも考えておりますから。やはり郡部の各町村のことも考えなくてはいけない。壊れては困りますから。しかし合併する両神と内の方のプラスも考えるのは当然だと私はそう思っています。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 小鹿野と両神が合併して得するというものは何を差して言っているのでしょうか。
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) いろいろ過日も話をしましたけれども、じゃ消防費のことに関してもそうです。一本算定と今までの算定のようにする、そのことによって私たちも何千万と違うわけです。私たちの試算では、今までのような、例えば3月の議案のような、一本算定で行けば私たちも3千百万、私たちの試算ですよ3千百万は少なくて済む。しかし、両神と合併して、あの議案が通らなかった。それで、その妥協点が今までの町村単位そういうことになると、3千百万は余分に出さなくちゃということです。そういうことを考えて私たちが消防費の基準財政需要額で入ったものをそこにだけつぎ込んでいいかと、そうでなくても自治消防にも使っているんですよ。やはりそういうことをよく考えていただいて、やはり議員もいろいろな面で活動していただきたいなと思ってます。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君。
○7書(田島昭泉君) 今、言われた、ようするに消防費ということなんですけども、これは一言言ってもらったけども、ようするに他の郡部の町村のこともちゃんと考えてあげなくてはいけない。合併をしなかったところ、できなかったところ、せずに単独で一生懸命やっていくんだというところが、大きくとばっちりを受けるようなそんなことで郡部が一つの気持ちになれるかというふうに私は考えます。合併して得するのは特例債、特例措置があるわけでその中で恩恵を受ければいいんであって、交付税というのは損したと向こう10年間というような言い方をされてたかもしれませんけど、この消防費として負担金を出す。この金額に関してこれは交付税の中で合併した後の両神と小鹿野の分は算定されて来るものなのか宮下課長いかがですか。
○議長(高根登君) まちづくり政策課長、宮下光雄君。
○まちづくり政策課長(宮下光雄君) 合併算定替、一本算定のからみでございますけども、合併算定替えこれまでも何回か議会の時に申し上げて来ましたけれども合併算定替えを使うということは旧合併前のそれぞれの町村が存続しているものと見なして算定した額を合算額を基準財政需要額とするという意味でございます。ですから小鹿野両神がそれぞれ算定した額をもって基準財政額とする。一本算定の場合には新小鹿野町として一つの町として算定をだしたものが一本算定。その大きな違いと申しますのは合併算定替えで計算しますと先程町長も答弁しておりますけど一本算定に加えまして三千百万程基準財政需要額が増えるということでございます。一本算定にいたしますと逆に三千百万円少なくなる。これを逆に今のことで置き換えて実際の支出の面で置き換えますと合併算定替えで三千百万円、一本算定より多い額を基準財政需要額として算定された額を全部だすのか、それともそこから三千百万円少なくて出してその残りの三千百万円を他の非常備消防費等に使えるかどうかそういうふうに理解していただければと思います。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 結局は、宮下さん、出す分は来ているということですね。それでよろしいですね。
○議長(高根登君) まちづくり政策課長、宮下光雄君
○まちづくり政策常長(宮下光雄君) あの、出す分が来ているかと言うことが合併算定替えを使えばそういうことでございます。一本算定の場合でいけば、額が三千百万余ると三千百万円分節約できるということでございます。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) これは節約とかなにとかじゃなくて来ているものを出すと。きているものは負担金としてそうやって計算されているものなんですから。これを出すんだと。けっして損があったとかそういうことじゃなくて算定されて来ているものをそのまま出すと。それをださないから合併もできなかった。もしくは合併しないでやろうとこれが負担が無理矢理行くわけですから。そんな平等なことをしてあげないで、広域が一つにはなれませんよ。これをもって町長は損した損したというようですけども、けっして損じゃなくてこれは来ているものを出すんだというふうなことなんです。火葬場の件に移ります。火葬場に関しましては2月18日の広域の理事会があったと思います。これはちよっと聞くところによりますと小鹿野からは町長ではなく代理の助役が出席していたようですか、この時の改正案についてどのように議論されたのかをもちろん助役からも私たちは説明は受けておりませんが。この時火葬場等については助役はどのような発言をされたんですか。
○議長(高根登君) 助役、高橋唱平君。
○助役(高橋唱平君) 代理で出席させていただきました。内容につきましては秩父市から提案されてます全体の計画に賛成の立場で答弁をさせていただきます。そういう内容でございます。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) はい、この2月18日には横瀬や長瀞も改正議案含めてでしようけども、このままいけば否決になるよといったような発言をしていて大変町村部が足並みが揃っていないんだと言ったような状況。この時点でのまったく私たちにも説明がそれ以前ではなくってどういう判断をしたらいいのかというようなことが本当に伝わってこなかったと私はそういうふうに理解しています。先程、火葬場に関しましては、町長がどこかが主体となって住民にとにかく負担の少ない特例債がいいだろうと言ったような意見がございますが昨年の9月私は同じ様な火葬場についての質問をしていまして町長答弁そのまま申し上げますと「われわれは今の状況の中では広域は広域でやっていこうというようなこの間も申し合わせをしました。実際には二つようするに秩父市と広域と二つでやる。二つでやるというのは無理なのではないかと秩父郡市ですよ」とやはり一つでいいのではないかと、というような発言をしてもらっている訳です。この発言をした背景には特例債というのは頭にまったくなかった、特例債があったので今の考え方に変わってきているという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) 議員もよく一年思い出してください。私が皆さん方に広域の火葬場の話しをしました。した時に各議員からいろいろな話しがでました。それを私もっていってそれが反映しているんですよ。その時は、まだそこまでいっていないんですよ。やはり、皆さん方に話をして、それで各議員からも聞いて、議員さんからの意見でやはり負担はするべきものはするんだよとそれで平等に使えるものがいいんだよとそういう議会の声があったでしょう。そういうことを踏まえて私も提案したんです。そしたら、あういうふうな、秩父市からも提案が出たわけですからそれを今になってどうこう言ったってしようがないでしょう。ですから私は皆さん方の意向も聞きながらそれをいいと思ったから進めたんですから。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7香(田島昭泉君) 私は特例債を使ってやるということは悪いというふに思ってません。これは小鹿野の議会でも一致している内容でと、そういうふうに思います。わたしは一貫して言っているのは、その中で規模ですね。あの、毎回言うようですけど、大規模な形、ようするに民間がどんどん竹の子のように出てくる前の状況の中で設計された内容それと同じ様な規模で焼き場はいいとして、斎場の部分、その規模に関して町長は、町長自身はどういうふうなお考えでおりますか。

○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) まだ、議員には分かって貰えないんですか。その規模だなんだというのは、規模というのはやはり14年の時に、民間もまだ、出て、斎場がなかったときに、私たちが計画した訳ですよ。それに基づいて試算しただけで、あれをそっくりあういうふうにやろうとしているわけではないですよ秩父も、それを皆さん方は、そういうふうに何でも自分の都合のいい方にとるからいけないんですよ。今までのことをよく考えてくださいよ。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君      
○7番(田島昭泉君) それでは次出てくる設計、図面というのは小さいものが出てくると、そういうふうに理解していいわけですか。
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) そんなのは、これからのことでしょう。私だって、ある会で皆さん方に言ったことがあるかもしれませんけれども、あの当時にも今民間の企業がいろいろ斎場を作っているから斎場の部分というのはよく考えた方がいいですよと、そういうことを言ってますよ。やはりそういうことを私はもう何年も前から言ってますよ。ただしそういうものの計画の元で試算することだって秩父市だってないでしようどいういう試算を。そういうのは何回も言っていて、もう理解していると理解していただかないで、またそういうことでは繰り返しですよ。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) そうすると町長としては、民間を圧迫しないょうな、内容でやっていくという意見はずっと言っていただけると理解してよろしいですか。
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) それは、私が前も言ったでしょう。あの、今民間でいろいろな斎場ができてるよと、そういうこともよく考慮しながらやった方がいいというふうなことを理事会で前の市長のときですよ。その時から私言っているんですよ。誰だってそうでしよう。同じものを競合してやったってしょうがないでしょう。そんなことを何回言われたって私は同じ答えしかでないですよ。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 何回やってもといっても、議場でやるのは、今日はじめてなんですよ。ちゃんと聞かないと分からないわけですから。この間の、広域の議会ものぞきまして、傍聴させていただいまして、今朝も広域の議員から一部ご案内があったように霊柩車、霊柩車の活用というのも一頃の20%に落ち込んでいると。10業者があってもう17台が稼働しているんだということです。是非秩父市が実際にやるということになれば、そういった全体的な規模も民間に移ってきているということをしっかり把握した上で町長にはご意見も伝えていただきたいと、そういうふうに思うわけでございます。広域に関しましては、これで終わります。
  続きまして遠隔地での考慮ということで高齢者世帯が主な山間地域での除雪機、まあ除雪対策ですね、これは、今351路線、11業者で対応していただいているいうことですか、なかなか細かい所までは確かに進めていくような状況ではないというふうに理解していますが小鹿野には辺地というものが遠隔地と私はタイトル付けたんですけれど辺地としての小鹿野町は今、あるわけでしょうか。どうでしようか。
○議長(高根登君) まちづくり政策課長、宮下光雄君
○まちづくり政策課長(宮下光雄君) 辺地にっきましては、辺地計画ということで議会にもおかけしているわけでございます。今、現在、伊豆沢、三田川、倉尾地域に辺地の地域が存在しております。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) これはもちろん合併しても辺地としての存在はそのまま残るということですね。
○議長(高根登君) まちづくり政策課長、宮下光雄君
○まちづくり政策課長(宮下光雄君) 合併には影響は受けません。ただ、人口に影響を受けますので。今後、辺地からはずれる可能性の地区もでてくる可能性のあります。これは合併とは関係なく人口50人、例えば伊豆沢奥の辺地ぎりぎりでございます人口規模が、こが辺地に割り込むという可能性があります。これは、合併とは直接関係ない話しでございます。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) わかりました。辺地というものを利用してですね除雪対策に対応していただければとそういうふうに思うわけでございます。まさに辺地では高齢者がすすんで私の住んでいた、かって住んでいた長久保では、長久保の一番奥りの方ですけども4軒5軒あったところが私が出た後既に2軒になってしまって毎回急斜面の長い4、5百メートルある距離を4、5人で半日以上掛けてどんなに積もろうと最低そのくらい掛かる。そういう中でやってきましたがさすがに高齢化してきて1軒の家がやっと出られるくらいだと。いうようなことを聞いております。是非細かいところの配慮としてその集落に若い人が一人でもいれば小さな小型の除雪機そういうものががあれば対応できる。皆野町でも補助金を出しながら山間部の地域に出したという経緯があるようなんですがそれはご存じでしようか。
○議長(高根登君) 建設課長、黒田進君。
○建設儒長(黒田進君) 存じておりません。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) さすがに、今では旧式になってしまって動いていないものが多いらしいんですが。そういった対策をしてその中の地区の若い人でも一人で動かせると、ちなみにそれを売っている業者に聞きましたところ小鹿野ではある商店街の一軒のお宅でブルドーザー式ですけど、おっぺすという形のものを1台20万から30万以内ということで持っているようです。雪が降ればそれを使って除雪するんだというふうなことで多少の知識があれば耕転機並に動かせるということなんで是非ともこれは今後大きな道は業者がやればいいんでしようけれども、細かい道は地区の人が一人でも若い人がいればそれを解決できるような方策として、そういったものを配備もしてはどうか。中央においてレンタルということもできますでしょうか、できれば各地域に配備できればと思いますが、そういう補助金制度など見回しながらですね、これやってもらえればと思うんですが、町長このへんいかがでしょうか。
○議長(高相登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) まあ、あの、議員が言われるように、そういうふうなものが配備できればいいでしょうけれどもいろんな財政的な事情もございます。一箇所だけやるわけにもいきせん。一つがあればそれを使えばと言っても一箇所掃いて、次の所へ持っていって、相当時間掛かります。やはりそういうことも総合的にいろいろ考えていかなければならないと一つのところだけいいというわけにはいかないです。ですから各若い人たちである所ですけれども地域の人です。お年寄りの世帯の所を掃いてやろうじゃないかとうところもあります。そういうことをやはりやっていただく議員たちの皆さんがたの仕事の一つだと思っています。地域の人をそのように導いて行く。なんでも町に頼むんだとそういうことでなくて町がやることはやらなければいけない大きな所は先程建設課長が何年か前の見直しで相当路線を増やしましたよ、増やして今掃いてます。小さい所までなかなかいけないよとそこまでいけないんだったらそれだったら地域の人にどうしようとそれを考えるのも地域の住民だと思ってます。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) まさに、ボランティアといった形も必要だし。その中でお年寄りしかいないと言った時にはそういったものが必要になってくるわけです。今後の地域の末端に生きるお年寄り救うためにも、これは雪というのは一斉にどこでも降るわけですから一斉に稼働しないと、なんともでしようからその辺の配慮もしていただきたいとそういうふうに思います。
  バス路線のない地区での高齢者の移動手段ということで先程ご答弁いただきました。福祉有償制度とうのでしょうか。これは年度内に小鹿野町でも発足させていくとこれを利用したシステムを発足させていくというようなことなんでしょうか。
○議長(高根登君) 福祉課長、森谷正雄君
○福祉課長(森谷正雄君) お答えいたします。これについては、福祉有償運送ということで、これにつきましては先程答弁では18年度中に実施したいと、立ち上げたいとそういうことでお答えしたところでございます。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 西武バス、路線バスですけども、そちらにも相当な、町からもまた上からももってきて集めて西武バス等に補助しているという流れでやっております。また、町営バスの維持にも大変大きな金額がかかっているものと思います。西武バスにはちなみにどの程度補助金がいつているわけでしようか。
○議長(高相登君) 総務課長、小菅義和君。
○総務常長(小菅義和君)1,600万程度の補助となっております。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 町営ともなりますとバス等人件費というようなことでいきいき館のバス、学校の学バス、スクールバスそういったものもすべて動いているわけですけども、こういったあの民間と町営そういったバス等というのはですねえ、バスであれば場所から場所へ止まる所は途中の停留所とタクシーがどの程度使われているか分かりませんけどもタクシーだと個別に行くけどもその分利用者の負担が大きくなって高くなるというようなことでどちらも一長一短というようなことであります。申し上げればタクシー業界でいえば不景気の中で利用者数と実車数が伸び悩んでおります。バス業界は利用者数は30年で約半数に減少していると全国ですけどバス路線の内約7割が赤字だと日本中ですけど地域住民の足確保のため国庫補助行政地方自治体の補助を受けて敢えて運行していると、国庫補助の要件変更、道路交通法改正によって赤字路線が廃止ということが加速されているという状況だということです。また地方自治体福祉バスやスクールバス、須田さんが須田議員が二度福祉バスということで訴えておりましたが、これらの町がやっているバスというのはどうもバス停に行く不便さや、少ないバス停に行く不便さや少ない便数で高齢者の評判が悪いそうなんですね世の中の福祉バスというのは住民サービス車両を保有しているが稼働率が悪いそうです。行政は路線バスへの補助金と合わせ多額の財政資金に苦しんでいる地域住民の足の確保に対する自治体の要請はたいへんなものになってきているんだということで、何か解決策があるのかということで、先程はまあ18年度からということであったのですが、日本中で少し始まっているのがデマンド方式というのですね、なにかといいますと、全国デマンド交通システム機関関連協議会というのがあるそうです。その中にミニバス、ワゴン車ですね、そういったものも活用してまた予め所有のバスも利用するということでどういう方法になるかというと住民の戸口から戸口、家から家、窓口から窓口まで安価で便利な交通手段の確保ができる。高齢者も活動範囲が拡大する。自治体は赤字バス路線の補助金を削減でき住民に対して高付加価値な行政サービスが提供できる。地元商店街は、従来の増加により来客増が見込まれる。また、このサービスを荷物配達等にも利用が可能だというようなことでこれは実際のシステムというのは情報なんですけど利用したい人が電話をする。そうするとその電話をした途端にどこで利用者がいてそしてまた走っている車はどこだということが瞬時に出来る分かるシステムなんですね。相乗りにはなるんですが途中便乗しながら非常に格安で運転が出来るとこれはNTT東日本電子自治体ソリューションということでデマンド交通システムということでNTTが提供しております。この中で、ちよっと、難しい言葉は入るんですが、平成14年2月赤字路線バスの休廃止が自由化されたそうです。その中で廃止路線が増えてきている。その中での対応策として出ている訳なんですが、CIT機能により電話着信時に自動で利用者画面を表示させGIS機能により受付画面上で乗車場所降車場所のまた、タクシーの所在が確認できると即座に確認出来ると、iモードとカーナビとメールで利用することでタクシーとセンター、運転手がそのまま活用できるということなんです。これは許認可もちゃんとできてるようなんですが。話し長くなりますから後で資料としてお見せしますけども全国でもう既に約20までないですけど20自治体はこれを利用して商工会、自治体、社会福祉協議会、それらが運営運行主体としてやっております。話しだけで読ませていただきますと、一狭間町、宮城県ですけども地域づくり振興課の方が文章で載せておりますが一狭間町では
 地域の生活交通確保のため町内を走る三っの路線バス運行に対して補助を行っておりましたが負担が年々増大維持が難しい状況になったと、また、通園通学には送迎バスを走らせていた。ここではそれらを合わせると年間三千万近い財政支出になっていたと、これらを乗り越えるためにこのデマンド交通システムを導入するとともに二つの路線バスを廃止したとそして今はサービスの向上になって財政負担も大変減ったという例がございます。また、福島県小高町、こちらも企画振興課長が書いておりますけども。地域が一体となって利便性の高い交通システムを導入しているということです。いろいろ調べ議論を重ねる中でほとんど高齢者は半自立的な交通手段が確保できれば病院や商店街に自由に行くことができ、地域の活性化がっながるのではないかという結論に達しこのシステムを導入したとその手段として巡回バスの導入を一時は検討したんですがランニングコストが高く例えば2台運行で2千7百万近く掛かると地域の負担力に見合わないのでバス停まで歩かなければならない高齢者にとって利便性の高い交通手段といえないのでこのデマンド交通システムを利用したと。大変利便性が上がっている。となっております。後で資料とどけますがこういうシステムがあると。これは自治体で運行してもよろしいし、地元で丸通といったようなタクシーがあればそちらと連携しながらやってもらっても大丈夫だと、非常にその利用者にとっては戸口から戸口へ安い料金でできるというシステムがあるそうです。こちらも勉強していただければと思います。話しだけでは分からないでしょうが、そういったことがありますので、後で資料として提供させていただきたいと思います。デマンド交通システムということで憶えていただければと思います。
 今も福祉に関することでしたので続けまして。福祉介護問題の包括ケアという中で民間も増えた中でどのような連携を組んでいけばということでケア会議を開くというようなことをいってました。聞くところによると一ケ月に一回はこういう会議を開かなければいけないと思いますが頻度というのはどんなもんでしょうか。
○議長(高根登君) 福祉課長、森谷正雄君。
○福祉課長(森谷正雄君) あの今私どもの中でやる地域包括ケアシステムの中で開いている会議は様々な各層でやっております。その中で担当者とか担当課長含めた地域ケア会議月2回あとは担当者レベルの担当者会議そういったものはその都度開くとそういったような状況でございます。これで先程の中で地域包括ケアシステムの中でセンターの中のケア会議につきましてはこれについてはまだ具体的な指示がされてませんけどこれについては地域ケア会議ということでこんな事例があるというケアマネージャーの助言とか地域ケアマネージャーのネットワーク作り等でまあ会議をやるということでそういう役目がらが規定されているだけで今現在政令等で具体的に月何回とかそういったものが指示されておりませんのでご理解を賜りたいと思います。この件についてはまだ法律が参議院の中で検討されているということで政令がまだおりてきておりませんのでよろしくお願い申し上げます。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 民間が、どうしたって、やめろったって民間というのは出てくるものですから、民間も儲けるような中で連携していくという立場、民間には儲けさせないというようなことは、町長ないですよね。
○議長(高根登君) 町長、福島弘文君。
○町長(福島弘文君) なにが民間に儲けさせない、そういうあれはどういう意味なんですか。まったくちょっと今のどういう意味にとっていいのか分かりませんけども、民間がどんどん入っているでしょう儲けさせないってどういうあれですか。当然ね民間のやってくこといいことです。しかし公的なところでやるのもいいんですよ。あまり金儲けだけに走ったら福祉成り立つと思いますか。やはりそういう所は競合していかなければいけないですよ。よく考えてください。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) この間の新聞で、日本全国あまりにもその介護の幅が広がったもので一時借金しながら次の年度には保険料上げようかというような団体が多いそうでその中で埼玉は埼玉と含めて4県だけは赤字でないというような状況のようでございます。まさに今町長が言ったんですけどどこまでやるかというのはこれはセーブする必要があるわけでけどもうまく風通しのよく流通してもらう連携してもらうということが非常に大事だと思います。是非デイサービス、ショートステイ、グループホームも含めて利用者の行き来に場合によってはいっぱいで扱えない若しくは空いているそういったものがうまく流通しながらベットも空かせないような形で上手く情報交換ケアマネージャー同士の連携だと思うんですが、これらを一生懸命やっていただければというふうに思います。情報のやりとりに関しては会議に関しても規定がないということでありまして情報のやりとりというのはケアマネージャーもし移動利用者がいろんな場所に移動してサービスを受けるというようなことでは情報の交換と言ったようなものが必要だと思うんですけどこれはスムーズにされておりますか。
○議長(高根登君) 福祉課長、森谷正雄君。
○福祉課長(森谷正雄君) お答えいたします。これについては当然利用者が移動すればそこの地域のケアマネージャーいわゆる居宅介護支援事業者が連携を取りながらいわゆるスムーズな連携を図るわけですから、ケア会議とか直接は関係ございません。これは事業者同士の連携とそういうことになっております。この地域ケア会議というのはやはりいわゆる困難事例とかですね、そいしていろいろ事業実施する中で問題点等を協働でお互いを認識しながらですねこういうケースはこういう対応をお互いしていこうとそういうような連携を深める中で会議ということでご理解を賜りたいと思います。それと後は地域の中で問題等がございましたらそういったものを総合的にケアマネージャーと会議をしながら調整するという機能もございますのでそういった総合的なものを検討すると個々の事例を具体的にということではないのでご理解を賜りたいと思います。
○舐長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) まあ、そういう中で、まあ非常に秘守義務を持った情報内容ですから、それらが漏れることであればそれはその侵害に対してはしっかり罰するような決まりがあるのかなあと思うんですがそういった決まりというのはあるのですか。
○議長(高根登君) 福祉課長、森谷正雄君。
○福祉課長(森谷正雄君) お答えいたします。これについてはケアマネージャー自身、業者自身もそれなりの守秘義務等はございます。ただ、いずれにしてもケース等につきましては名前は出さないですけどもそれなりの形態等については議論されるところでございますけど、いづれにしてもそれなりの事業者としての守秘義務等はございますからそれについて当然守られていくものとこのように考えおります。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) ちゃんとした中で情報のやりとりがされるようにお願い致します。なににおいてもとばっちりを受けるとすれば利用者ですから、前回、飯塚さんの質問の中でも病院のやりとりのこともありましたけれども、利用者の立場に立って、やっていただければというふうに思います。土曜日曜の業務というのですかデイサービスというのは町ではやっているのですか。
○議長(高根登君) 福祉課長、森谷正雄君。
○福祉課長(森谷正雄君) お答えします。町のデイサービスについては、土曜は実施しております。日曜についてはまだ実施しておりません。
○議長(高相登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 勤めている方にとってみれば休みの日にこそ、まぁたまにはフリ−でいたいという方ももしかしたらいる訳でございまして、その日曜の営業というのがもしできるならばもしくはできないならば民間というような活用もあると思いますので、その辺の行き来というのはどうでしょうか。
○議長(高根登君) 福祉課長、森谷正雄君。
○福祉課長(森谷正雄君) お答え致します。需要があれば町でもやっていきたいということは考えております。ただ今現在土曜日もやつておるわけですけど、まあ通常の月曜日から金曜日までの利用率に比べて土曜日は若干少ないかないうような感じはしております。あの現在これについては実際私ども、当初民間等いろいろ見学したわけですけどもまあ全国的に一番進んでいるところは365日そういったデイサービスをやっておるとそういう状況は聞いております。ただ実際これについては非常に人のやりくりが大変で、土曜一日増やしただけで看護師等の確保これが非常に、週に5日ということで一日どうしても足らなくなって一人追加二人追加とそういうことになっております。非常に難しいわけでございますけど、これについてはやはり町民の希望、需要があればですねそれについて検討していきたいと基本的にはこのように考えております。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) すべて、また、みんな要望あれば町でやるということも考えとしてはあるでしょうけど民間がやっているならば民間を紹介するといったようなこともそれ以上拡張するのではなく、あるものを利用するという中でセーブしていく方法もあるんじゃないかと、とそういうふうに思います。中には私の所にこの間来たんですけど訪問美容というのですかそういうものも始まっているそうです。確かに外に出られない方を美容おばあちゃんであればやはりお年を召していてもちょっときれいになりたいわ、といったような方もいるのかなあと訪問美容に関するこういう、ちやんと認可を受けているんですね埼玉県TBKというんですか。こんなものがあったり、いろんなところでそういったサービスが増えてすべて保険にしっかり戻ってくるということでもありますんでこれは非常に微妙なとこですけども、利用者にとってはありがたいということであると思います。節度ある利用というものをが必要なんだと思っております。
  5番、失礼、教育現場の方に移らさせていただきます。時間もないのでさらっと行きますが、小鹿野町の小鹿野中学校、こちらでは去年一昨年でしたか、話しをちよっと聞いたんですけども校長自らがいろんな企業を歩いて回っていろいろキャンプ体験とか何か只で出来ることはないですかねえというようなことで、一生懸命営業に歩いたとそういう中で、ホンダですか自動車のホンダですね、その施設と資金を利用してキャンプが2年2回実施出来たと。いうようなこれは私にとっては快挙だなというふうに思います。財政難とはいえ自らが校長自らが歩いてそういったものを持ってきて、子どもたちに体験させることが出来るということはすばらしいことだと、そういうふうに理解しています。鹿中であれば先程ご説明ありましたように、学力向上拠点形成実践校いうことで大変そういったことにおいても教育予算が上からも降りてくるということで一生懸命やっているようですので推進していただければと思います。
  時間がありませんので次に行きます。私のホームページの書き込みの中にもありましたのでもう見てらっしゃる方はご存じだと思うんですが。小中学生の書いてある書き込みのまま読みます。小中学生の児童に学校が掛けていた保険まで保護者が負担するようになるんですか。各戸、一人あたり460円。少子高齢化問題に逆行しているのでは、議員さんは知らなかったのですか。というようなことの書き込みがありました。直ぐにこれは教育長の方に電話をしました。合併を期に財政難ですので920円の半額460円を負担していただくことになりました。というふうに電話で確認させていただきました。今後は子育て教育には負担を親の負担をむしろなくする方向にしなけえればいけないのに私はとても残念だなというふうに思ったわけです。一人460円二人いれば千円近く例え少なくても今まで町で負担していたものがここへ来て負担が増えたということに関して非常に残念だと思います。先程の飯塚さんの飯塚議員の質問の中で町長が当然惜しみなく使っていると、子どもは地域の宝ですよねというところで当然惜しみなく使っているという答弁にしては460円をけちってまで、どうしてこれを上げ、半額負担ということにしたのでしょうか。
○議長(高根登君) 教育長、山口豊君。
○教育長(山口豊君) お答えします。この件につきましてはですね、このように決定した経緯といいますのは、一つには財政状況がですね大変厳しい状況というのも確かにある、ないわけじやございません。事務当局等でいろんな市町村に問い合わせたところ秩父郡市内でも半分はご負担でお願いしていると、そういうふうな状況もございました。これは主たる理由ではございませんけれども養護教諭の方、この方々はですね、こういった事務、いろいろ保険金に相当するものを給付をする事務を取り扱っているわけですけどもいろいろ父母の方と接触してみてこの存在についてあまり知っていないとそういうこともあって、もうよそでもやっているからそろそろ小鹿野町でも半額は負担させていくような方向もいいんじゃないんですかという意見も事務局がいただいたようでございます。そういったこととまた、日本スポーツ健康センターの方のチラシを各戸に配布いたしましたけどもその中にも家庭保護者負担がいくらという覚までできておりまして全国的に半額負担という形になっているとそのように理解しまて負担ゼロが一番望ましい子どもにとってはありがたいことでございますけども多少なりとも負担をいただくということで決定をした次第でございます。その変わりといってはなんですが、その他の面につきまして、例えば小学校の修学旅行のバス代等負担している所は非常に稀でございますが、そういったことにつきましてこれは一人あたり数千円という金額になると思うんですけども、そういったことにつきましては財政当局町長等のご理解で堅持しているとこういうことでございますのでよろしくご理解をお願い申し上げたいと思います。そんなふうに思います。
○議長(高根登君) 7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) 父兄の方に届いた用紙というのはこれで、そこには掛け金の一部を保護者に負担していただくことになりますと、なりましたじゃなく、なりますと、以前からそういうふうになっているような書き方、もう少し説明が必要だったかな、なによりまして私たち議員にどうしてその、この保護者負担なるんだということを事前にどっかのところで少額ですから、どういうふうに見えていたか分かりませんけれども、直に父兄に掛かってくるということ説明不足だったとそういうふうに私は思います。そういったことの説明はこれからはしっかりしていただきたいとそういうふうに思いますんで、またそれらの説明もどうせならやっばりどういう状況であげますと今まで掛かってなかったんですからこれだとずーっとかかってますょという書き方なのでこういったことの理解も得なければいけないというふうに思います。
 残りもありませんので食育に関してたった一言ですけどもお話ししたいと思います。朝食を食べないこと朝食欠食というような言葉が出てきました。はじめてですけど朝食欠食これは午前中の頭の回転にもつながって学力も落ちてきたりいろんな弊害がある肥満化することにもつながるというようなことも学術的にでているそうです。是非朝食というのを欠かさず食べるような方策とうふうに考えていただければと思います。合わせて箸の、私は以前鉛筆の持ち方を徹底していただきたいというふうにいいました。あまりにもおかしな持ち方をしてる。子どもたちが5割以上は見ると相当ひどいのになると握っている子までまれにみるというような状況ですので申し上げた訳ですけども、箸の持ち方これも一つの食育だと思います。和食ということがその中でどの程度給食の率を占めるか分かりませんけどもやっばりそういったときにもしっかりしていくとそこから日本人の器用さとかいったものがつながってきているのではないかいうふうに思います。この箸の持ち方に対してどのような指導されてますか。
○議長(高根登君) 教育長、山口豊君。
○教育長、(山口豊君) お答えします。これもですね、かって先程もお話ございましたように鉛筆の持ち方につき
 ましてご指摘等いただき調査しました。その際に各校にですね徹底について指導方お願いしたところでございますが、箸の持ち方につきましても同時に指導していただいているところでございますけれども、その結果どうなっているかということについてはまだ、私ども把握してございませんけども非常に大事な問題で食育のマナーとして大切な問題でもございますのでこれからも実態を把握しながら各学校で指導していただくようにですね話していきたいなとそんなふうに思います。以上でございます。
○議長(高根登君) 7番に申し上げます最後にしてください。7番、田島昭泉君
○7番(田島昭泉君) そういうことで、食育については、地産地消につながる話しもあったんですが。
 おしなべて小さな最初のあれですけど小さな自治体でも言うべきは言う、それをしっかり伝えていくとその中で妥協点を見つけていくんだということで町長にも広域の議員さんにも向きは違いますけども、しっかりお願いしてやってい
 ただきたいとそういうふうに思います。何をもって両神との合併をいいものにしていくということが私たちに残された責務でございます。それらを自負いたしまして責務を遂行するべく町長にもよろしくお願いしたいと思います。以上です。
      ◎散会の宣告
○議長(高根登君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。大変ご苦労さまでした。