秩父広域水道問題での記事


2019/12月12日 小鹿野浄水場の廃止を広域議会の理事会で決定されているとの内容の毎日新聞の報道。→●
・・・だとすると11月26日の小鹿野町議会全員協議会での水道についての質疑応答の中で「廃止」決定の件が報告されなかったことは大きな議会軽視となる。おがの議会は「おがの浄水場を残す」という全員一致の議決をしていることからも、大きな問題になりそうだ。


秩父市内で断水が800戸 2019年10月の12日台風19号の直撃で別所浄水場の配水管が壊れここだけで断水が700戸となりました。
このことは、秩父市内からミューズパーク(長尾根)を超えて小鹿野地区に配水することは停電でも水害事故でも大規模な断水が起こることを証明しました。
このことの東京新聞の記事へ


2018/3/17東京新聞 小鹿野浄水場を存続へ 小鹿野町議会が決議案可決




水道民営化を推し進める水道法改正案に反対する意見書
 政府は、水道施設に関する老朽管の更新や耐震化対策等を推進するため、
公共施設等運営権を民間業者に設定できるコンセッション方式の仕組みを導
入する内容を含む、水道法の一部を改正する法律案の成立を目指している。
 水道事業におけるコンセッション方式の導入は、自治体が持つ水道事業の
運営権を長期にわたり民間企業に売却することに他ならない。水道は国民の
生命、生活や経済活動を支える重要なライフラインであり、利益を追求する
民間企業の経営とは相いれないことは明白である。コンセッション方式によ
り運営権を得た企業が利益追求に走り、料金高騰や水質の低下につながる恐
れがある。
 麻生副総理は、2013年4月、米シンクタンクの講演で「日本の水道はすべ
て民営化する」と発言し、政府は水道事業の民営化を推進してきた。
 ところがすでに水道事業が民営化された海外においては、フィリピン・マ
ニラ市で水道料金が4~5倍に高騰、フランス・パリ市では、料金高騰に加
え不透明な経営実態が問題になるなど、世界の多くの自治体で再公営化が相
次いでいる。
 今般の水道法改正案は、すべての人が安全、低廉で安定的に水を使用し、
衛生的な生活を営む権利を破壊しかねない。
 よって国会並びに政府におかれては、水道事業にコンセッション方式の導
入を促す水道法の一部改正案は廃案にするとともに、将来にわたって持続可
能な水道を構築し、水道の基盤強化を進めるため、必要な支援の充実、強化、
および財源措置を行うよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 
  平成30年12月6日


埼玉県秩父郡小鹿野町議会2017/4/19


秩父市内で断水が800戸 まさにこの記事の通りの「荒川から取水できない事態」。2019年10月の12日台風19号の直撃で別所浄水場の配水管が壊れここだけで断水が700戸となりました。
このことは、秩父市内からミューズパーク(長尾根)を超えて小鹿野地区に配水することは停電でも水害事故でも大規模な断水が起こることを証明しました。
このことの東京新聞の記事へ

⇒この時期に日本中で水道の民営化問題が始まりました。週刊ダイアモンドにも小鹿野の水道問題が大きく取り上げられました。2017

 



2017/6/2東京新聞



2017/6/4新埼玉



2017/6/15赤旗



2017/6/30埼玉新聞


2017(平成29年)/6/29東京新聞



2017/9/5東京新聞



2017/9/6東京新聞


埼玉自治体問題研究所発行2017夏




荒川から取水できない事態 秩父市断水800戸
2019年(令和元年)10月の12日台風19号の直撃で別所浄水場の配水管が壊れ、ここからの配水地域の断水が700戸となりました。
このことは、秩父市内からミューズパーク(長尾根)を超えて小鹿野地区に配水することは停電でも水害事故でも大規模な断水が起こることを証明しました。


2019(令和元年)12月11日毎日新聞

  記事の中の理事会は11月6日に開催されているとのことだ。
だとすると11月26日の小鹿野町議会全員協議会での水道についての質疑応答の中で「廃止」決定の件が報告されなかったことは大きな議会軽視となる。おがの議会は「おがの浄水場を残す」という全員一致の議決をしていることからも、大きな問題になりそうだ。



2020/2/20 東京新聞


この記事から受ける率直な意見はというと、皆の長瀞は16.2%も下げて、小鹿野が26.2%上がるんですか。何のための統合なのですか?ということです。
住民負担を緩和したいと秩父市民の±0%。大多数の人間のご機嫌をうかがった内容にびっくり。小鹿野はどうするんですか?
全てを今の10%前後で上げ数十年後に頭をそろえるならまだしも・・・。


2020/10/19毎日新聞

水道料金値上げ説明で批判や疑問が相次ぐ


水道問題の推移