2020/10/11におりこみされていましたので、その内容を貼り付けます。更に議員への質問状の内容を会から取り寄せました。
質問は広域から抜けるか?値上げに対し支援するかなどの内容でした。
以上が新聞折り込みです。ここで議員に示された議員も所有であるという資料を会より頂きましたので公開します。A4で6枚ありました。
以上は折り込みされた会報の内容とほぼ同じものです
以下は資料編です。これは、議員は持っていても一般の方は持っている人が少なく知らない物でした。
一部事務組合から抜けることができるとのことです。確かに、水道も広域統合の協議がなされた初頭は小鹿野抜きで協議されて居ましたので広域というのは全部が入らなくてもその事務組合ができるということ。すなわち抜けることもできると言う事。そんな自由が条例にも加えられたようです。
平成24年に地方自治法の条例286条の2として追加された条項では「その議会の議決を経て、脱退する2年前までに他の全ての構成団体に書面で予告することにより、一部事務組合から脱退することができる」と明記されています。
と質問状ではなっています。
資料2については
②広域組合のホームページで公開の今後のシミュレーションによる5年ごとに値上げされる水道料金と統合前に審議委員会(2015/2/13)と議員に示した小鹿野町水道ビジョンでは共に30年後には約3倍の水道料金になると言う事を資料2でご確認下さい。
と、なってる。よく見れば結局のところ30年後は3倍になると言う事。統合前は議員は30年後には単独では3倍になるということだけは認知して、統合すればいくらかでも良いのではぐらいにしか認知していなかったのではないか?
そもそも「小鹿野町水道ビジョンも町民には配布されておらず見ていない。そんな中、町長と議員だけで検討されたとなればその責任は大きい。
ましてや、町民の半分にもなる様な反対署名を議会は素通りしたような統合だったようです。当時の統合に賛成した議員には大きな責任がある。
次の資料3での説明
③統合前の議会や小鹿野町民への説明会などでは水道は独立会計なので一般会計から補てんできない旨が言われ、水道料金は3倍になるとおどかされました。しかし、統合後は小鹿野の水道料金では足らない分を一般会計から広域水道に既に8億円(資料3と5)もの支出金が小鹿野から広域の水道組合に支出されています。一般会計から水道事業会計へ拠出補てんできる(資料3)と言う事です。
というところは、一般質問や議会便りでは全く伝わってこない内容。水道会計には一般会計から補てんできないから赤字だ、だから統合だ、となったようです。
しかし、ふたを開けてみれば統合後の水道会計には既に8億円物お金が払われている。おかしい。8億で小鹿野浄水場ができてしまう金額。おかしい。足らない分は今後も一般会計から広域水道に払わせられる。
そもそもそんな経費のかかるような大工事をするからお金を取られ、30年後には水道料金が3倍!になる。3倍にならない様に考えて行くのが行政ではないのか?大きな疑問です。そこには民間のコンサルタントが入って居ることがねじ曲げられている原因ではないでしょうか。そのコンサルタントをした会社が水道事業の工事入札をしているのであれば高ければ高いほど、大きな工事をすればするほど儲かるので30年後には3倍ですというシミュレーションを組み立てるのではないか。30年先まで企業は安泰と言う事だ。市民は搾取され続ける。こまったものです。
資料4は「町長が調印(2015/3)後に初めて催した町政懇談会(2015/5)では単独だと、たった5年後の令和2年で3.2倍になるという脅しのような町民向け資料です。これについては質問はしませんがご確認ください。」と記されていましたが、私たち一般の人は説明会に出ない人がほとんどで、このような資料を見ることはなかった。ここには確かに小鹿野単独では数年で水道料金が3倍になってしまうグラフ表示がなされていました。びっくりです。
しかも、統合されても令和41年には3.3倍になるという。でもそれは統合された後、発表された内容は10年前倒しの令和32年に3倍だと変更されたのもおかしい。 予定やシミュレーションがいい加減きわまりない。
以上が今回なされた水道問題を考える会の「公開質問状」と「回答の報告の会報」の内容と見解です。