長若埋め土問題

(平成13年)2001年3月27日:事のはじまりとしては埋め土の説明会の案内が長若の区長会に業者から出され、回覧形式で長若地区に回された。
申請搬入量は266,691立米。

2001年3月31日(土)午後7時より埋め土説明会 長若生活改善センター
説明者側4名 業者S取締役 調達先のA社長 地権者3名。  聴衆側18名 役場都市計画課長、産業観光課主事。  議員3名(田島昭泉、高橋幸助、五十嵐敬夫) 長若住民は8名。
トラック総台数は大型44,448台で、日に最高54(工事期間は3年間)1時間当たりに6台ほどか。

4/21(土)事業者説明会 午後7時より 長若生活改善センター
説明者側4名  S取締役 A社長 設計担当  地権者3名(2名欠席)
  聴衆側約30名(役場都市計画2名、産業観光課3名、議員5名〔田島昭泉、小菅高信、高橋幸助、高根登、豊田有善〕


以上の経過後、町では申請書類を審査し、不許可処分とした。これを業者は不服として訴えました。その裁判結果としては条例の見直しをして判断をし直しなさいと言うものであった。
町は条例を直し、申請された書類を審査、再び不許可処分とした。これに対し業者が再び訴訟を起こす。

平成18年(2006)12月裁判の判決は不許可は相応とした。控訴期限の12月11(月)に業者の控訴はなく、結果として町の勝訴となった。

※ニュース・取材は常に更新しておりますが、不十分の時もあります。内容は最新のものでご判断下さい。また情報の欠如・偏りなどはお申し付け下さい。

埋め土説明会、現地などの様子


2017/12 この申請地の埋め土は止まった事と思っていたのですが知らないうちに積まれ、今回の土砂崩れと家屋財産被害までに及びました。以下埼玉新聞の記事です。
2017年10月23日(月) 2017年10月23日(月)
<台風21号>逃げろ!小鹿野で大規模に土砂崩落、川せき止め住宅に水押し寄せる 

大規模な土砂崩れが発生し、一時は長留川もせき止められた現場=23日午前11時20分ごろ、小鹿野町般若

台風による大雨の影響で土砂崩れが起きた現場=23日午後1時ごろ、所沢市山口

 台風21号の影響で、埼玉県の秩父地域は土砂崩れや倒木などが相次いだ。小鹿野町般若では、太陽光パネルが設置されていた会社の敷地が大規模に崩れ、土砂が幅約70メートルにわたって崩落。土砂は長留川を横断して対岸の畑まで埋め尽くした。一時的に川もせき止められ、近所の自営業男性(73)方が床下浸水した。

 男性によると、家族が23日午前2時すぎに「ドーン」という大きな音を聞いた後、川の水が一気に自宅まで押し寄せてきた。慌てて家族4人に「逃げろ」と叫び、集会所まで車で避難したという。「まさかここまで崩れるとは思わなかった」と驚いた様子で話していた。








以下現地を取材しました。