令和元(2019)年 7月 24日広域議会

秩父広域市町村圏組合議会での経費比較が提示されない質疑応答

議長(宮原睦夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、15番、岩田和幸議員。
(15番 岩田和幸議員登壇)
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15番(岩田和幸議員) 議長の許可を得ましたので一般質問をさせていただきます。
その前に、答弁をしっかりしていただくために、二、三点、お願いの前置きをさせていただきます。その1つが、今年2月定例会で、私が理事に水道料金について答弁を求めたのに答弁していただけなかった。管理者は代表してと言って答弁し、議長も各理事に答弁を求めなかった。前、山中議員が各理事に振ったときは、答弁していただけましたね。そういうことがありました。私が質問したら答弁できない、こういうことはあってはならないことだと思っています。
もう一つ、その理由として、今から約20年前に両神村議会を傍聴したときのことです。ある議員が、当時千島村長に答弁を求めました。ところが、千島村長はすぐ課長に振りました。それに対して議長、黒沢議長だったのですが、すかさず村長答弁しろと指を指して命令しました。ところが、これは2人、議長と村長はいとこだったのですね。後日、黒沢議長に会ったとき、うまくやったと褒めたのですが、そんなことは当たり前だと返事が返ってきました。確かにそうだなというふうに
も、私も思いました。住民の代表者が指名して答弁を求められたら、その人が答えるのは当たり前の話。もし村長と、首長でもですが、細かい数字等が答弁できない場合は振ることもあることは、私も承知しています。この話については、先週の全員協議会があれば、その席で発言しようと考えていたのですが、今回なかったので、きょうこのような話をここですることになってしまったのです。この点はぜひご理解をいただきたいと思います。
もう一つ、やはり今年2月定例会でのことです。管理者は、私の一般質問に対して、日本国憲法を遵守するとともに、公僕としての立場を忘れずに、常に1市4町住民全体の利益のために奉仕するようにというふうに指導しております。そして、真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深める、みんなのためになる、この4つを挙げました。確かにいいことだと思って、私はそのときは、褒めたことがない私が褒めると言って褒めました。しかし、その職務はそのように実行されているかが一番の問題だと思います。その4つの中の1つですが、みんなに公平かについて、本当に公平に行っているのですかと聞きたい。
先日、ある人から、町民なのですけれども、水道局に電話したらいろいろと聞かれたそうです。
その後、それでは担当にかわりますと言われて担当者が出たようです。そのたびに、二、三回と言ったかな、同じようなこと聞かれたそうです。その町民は非常に憤慨していました。あんなのは組織ではないと。とても組織とは言えないと怒っていました。私は、前々から職員の職務態度については指摘をしてきました。これは管理者の責任だと思っています。しっかりと職員の指導をいま一度徹底していただきたいと思います。
そして、もう一つですけれども……
議長(宮原睦夫議員) 途中ですけれども、質問者に申し上げます。前置きはせいぜい普通二、三分だと思いますので、もう4分近くなりますので、本来の質問に入ってください。
(何事か言う人あり)
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15番(岩田和幸議員) 一応それで、1つ、公平にやるという答弁もありましたけれども、本当に公平にやっているのかなというのがあります。先ほど黒澤議員も言ったように、ここにいるのは1市4町の首長、皆さん同じ圏域でやっています。定住もそうです。空き家バンクについては、民業圧迫だという住民というか業者がいまして、この空き家バンクについて、私、ここで追求するのではないのだけれども……
(「関係ない」と言う人あり)
15番(岩田和幸議員) 特別な人だけに空き家バンクの仕事を出しているわけなのですけれども、それについてはほとんど首長も知らないと思うのですよ、それについては。あたかも、公平だと言いますけれども、私から見ればまるで裸の王様となっているふうにも見えます。そういうことを一言申し上げておきたいと思います。
それと、もう一つ、最後なのですが、水道に関してなのですが、やっぱりこれも、これはある市民からですが、水道の検針がいなくて水道料の請求が滞っているという話を聞きました。きのう富田次長に確認をお願いしたのですが、きのうは回答がすぐに来ました。一般的になかなか回答ってよこしてもらえなかったのですけれども、水道局については特に。でも、これすぐ来まして、よかったなと思っていますが、ある意味では当たり前のことだと思います。
それでは、通告に入らせていただきます。水道について。
(1)、ミューズパークに配水池をつくる敷地が確保できたと聞きましたが、敷地は買収したのか、それとも賃貸等なのか、それぞれの場合の平米単価は幾らなのか。また、面積は何平米なのか、伺います。
(2)、ミューズパークにつくる新配水池から赤平橋のほうに配水する途中に発電設備をつくると聞きましたが、直営なのか民間に委託するのか、伺います。
(3)、現在の小鹿野浄水場を使用した場合、ミューズパークに新しくつくり配水するときの工事費の比較を示すように、小鹿野町の森町長が理事会で発言したが、比較は示されたのか、伺います。
(4)、工事の発注方法にDB方式が採用されていますが、これは試行的に行われてきました。この方式の欠点と利点についての評価を伺います。
(5)、今後もこのDB方式が採用されるなら、水道局の職員を減らすことができると思いますが、いかがですか、伺います。
(6)、令和3年3月までに水道料金の改定が行われる予定になっています。その協議の進捗状況はいかがですか。また、今後の経営審議会の予定と日時の周知方法はどのように行っていますか、伺います。
(7)、経営審議会が来年3月をめどに答申され、その後の住民への説明、パブリックコメントを経てと今年2月の定例会で答弁されていますが、説明はどのようにされるのか、伺います。
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(8)、出資債の公表時期を広域議会に提出する前に外部に公表できないと答弁されています。以前は各市町に金額を通知したときには公表していました。なぜ今になってできないのか、大きな問題でも起きたのですか、伺います。
(9)、DB方式で発注した以外は水道局で単独事業は職員が設計積算しているようですが、その比率はどのくらいですか、伺います。
以上で壇上での質問を終わり、再質問、再々質問は自席にてさせていただきます。

議長(宮原睦夫議員) 15番、岩田和幸議員の質問に対する答弁を求めます。
水道局長。
(加藤 猛水道局長登壇)
加藤 猛水道局長 1、水道について、順次お答えいたします。
初めに、(1)、新ミューズパーク配水池の用地の取得状況でございますが、小鹿野、吉田、尾田蒔方面へ送水する必要な高低差を精査、検討した結果、ミューズパーク公園内に立地条件に適した用地があり交渉を始め、本年4月に公園管理者と現地立ち会いを実施し、公園内へ占用での建設におおむね了解をいただいたところでございます。また、面積につきましては、今年度既に発注しました基本設計業務委託の中で、費用対効果を考慮しながら公園管理者と協議してまいります。
なお、詳細につきましては、この後の全員協議会の中でご説明いたしますので、ご理解をいただきたいと存じます。
次に、(2)、発電設備の維持管理方法でございますが、昨年11月の一般質問でもお答えしましたが、マイクロ発電実績のある事業体への視察も実施しておりますので、今年度発注します広域化事業の設計委託の中で設計コンサルタントから提案等も含め検討してまいりたいと考えております。
次に、(3)、小鹿野浄水場の存続経費とミューズパークから送水した場合の経済比較でございますが、全体基本計画の将来の水需要予測及び時点修正を現在実施しているところで、結果が出るまでに時間を要しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
次に、(4)、DB方式の欠点と利点についての評価でございますが、まず利点の1点目として、通常の分割発注と比べ一括発注方式は、工事発注までの時間の短縮が図れること、2点目として、設計施工が同一業者のため、現場に即した対応が迅速に行え、従来職員が行っていた関係機関との調整及び諸手続や公共工事に必要な施工管理などの事務の軽減、3点目として、施工事業者には出来高に見合った定期的な支払いや資材の手配、提出書類の作成の軽減、4点目として、受注者が管路メーカーであるため、自主的にノウハウを施工事業者への技術指導や実務研修を開催していただき、人材育成も併せてできたなどの利点が挙げられます。
次に、欠点といたしましては、1点目として、設計施工を一括で発注するため、職員の技術の継承が図られないこと。2点目として、試行案件は、受注者が圏域外業者で事業者であることから、秩父地域のインフラを支えている圏域内事業者との関係が薄いこともあり、施工事業者との連携に
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不測の日数を要したこと。3点目として、施工事業者の聞き取りの中で材料の調達において、施工事業者が用意する部材等が一部あり効率が悪いなどの意見もございました。
なお、平成29年度試行案件の検証結果につきましては、議会でも報告させていただき、水道局のホームページにも詳細を掲載しておりますので閲覧いただければと思います。
次に、(5)、今後もこのDB方式が採用されるなら水道局の職員を減らすことができると思うとのご質問でございますが、設計施工管理を一括で発注する方式であることから、長期間の契約で導入すれば一部職員を削減することは可能であるかと思いますが、先ほど述べましたとおり、利点も欠点もあり、災害時及び漏水事故の対応や職員の技術の継承という意味では弊害もあるように感じております。今後導入するかは未定でございますが、十分に研究を重ねてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
次に、(6)、水道事業経営審議会の進捗状況につきましても、本会議終了後に開催する全員協議会でご報告いたしますが、要点をご答弁させていただきます。
本年1月に第1回審議会を開催し、管理者より委嘱書の交付、続いて秩父地域の広域化についてご説明させていただき、第3回では施設見学を実施し、6月までに計4回開催いたしました。また、周知方法につきましては、水道局のホームページに審議会スケジュール、審議内容、会議録等を掲載しており、水道局の広報紙にも一部掲載しております。
次に、(7)、今後の説明等はどのようにされるかでございますが、本年、第1回定例会でご答弁申し上げましたが、現在予定しているスケジュールは、審議会の答申を受け、圏域住民への説明、パブリックコメントを行い、議会に上程させていただく予定でございます。圏域内住民への説明につきましては、平成26年度の秩父市水道部による料金改定時の市民説明会を参考に検討したいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
ちなみに、秩父市の水道部では、全体で18回、市民説明会、これは公共施設を使った説明会が5回、その他が13回でございました。
次に、(8)、出資債の公表時期のご質問でございますが、本年第1回定例会の一般質問でお答えしたとおりでございます。
最後に、(9)のDB方式以外の職員が設計積算した工事の比率でございますが、DB方式での発注件数は、平成29年度、30年度とも1件でございます。DB方式以外に電子入札により発注した工事件数は、平成29年度は44件、平成30年度が48件となっております。
以上でございます。

議長(宮原睦夫議員) 15番、岩田和幸議員。
15番(岩田和幸議員) それでは、再質問させていただきますが、私は水道だけで9つもあるので、(1)を再質問、再々質問終わってから(2)に移りたいと思いますが、議長よろしくお願いします。
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(何事か言う人あり)
議長(宮原睦夫議員) それはだめですよ。通告のとおりやってください。
15番(岩田和幸議員) いや、議長、俺言ったよね、前一度。
議長(宮原睦夫議員) それはだめですよ。通告のとおりです。
15番(岩田和幸議員) この間、議長どうですかと質問したときに言ったじゃない。
(何事か言う人あり)
15番(岩田和幸議員) 前回いっぱい出したものだから、最後のやつが落ちていたりしたのですよ。それでもやれと言うのならやむを得ません。時間が1時間だからどうかと思うのですが、だめですかね、議長。
議長(宮原睦夫議員) それはだめですね、決まりですから。
15番(岩田和幸議員) それでは、ともかく(1)の再質問をさせていただきますが、面積がまだはっきりしないということで公園管理者と協議するというのですが、前は1,500平米という面積を示してありました。それと、今まで私が一般質問で質問したときは、民間の土地をあたかも取得するような答弁、公共用地もありますと言いつつも、そういう答弁をされてきました。最終的に公園管理者ということは県だと思うのですけれども、要するに公共用地ということだと思うのですが、最初から公共用地がメーンで民地も検討していますという表現ならいいのですけれども、今までの表現では非常に問題あったということを指摘をさせていただきます。これについて、もしできたら後で答弁をお願いしたい。これから管理者と相談、相談と言いますけれども、自分たち水道局としてはどういう方向で考えているのか聞きたいのですが、(1)ですね。
2つ目については、やはり外部に出す。その中でという答弁なのですけれども、水道局としてはどう考えているかというのを伺いたいのですよ。水道局でやれば設備がかかったり、そういうものの管理者とか資格者が必要になってきますから、それなりの考えもあるはずだと思うのですよ。そういったことも水道局が考えないとおかしいと思っているので聞いているのですが、トータル的に見ますと、後のことも一緒なのですけれども、みんな外部に発注して、外部の物が来たらこのとおりですというだけで、今までもパブリックコメントをやったとか、いろいろなことを言いましたけれども、結局は日水コン、恐らく日水コンがつくった計画どおりに進められていることだと思うのですよ。秩父の私たち、秩父の人間がどういうふうにしていこうとかということが抜けているのではないかと思うのです。
あと、次のところもまた申し上げますけれども、自分たちの水道ですから、それなりの考えがあってやっているはずなのに、みんな丸投げなのですね。改めて伺いますが、この発電についても、それなりの考えがあると思うのですが、これについて再質問をさせていただきます。
今度(3)ですが、小鹿野の浄水場を残すのと、ミューズパークに配水池をつくって小鹿野に配水する費用の比較というのは、理事会でも協議されていますね。理事会の議事録等見ますと、横瀬
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の町長も、副管理者ですが、何とか比較出したほうがいいのではないかというふうにも述べています。それで、管理者もどうせ高い数字が出るのだろうけれども、出したらということも述べているのですけれども、肝心の水道局のほうは、それについてわかりましたと言っていないのですね。先ほどのように外部に出しているとかというだけで、普通なら管理者に、要するに理事会で理事の皆さんがそういう要望したら、多少の時間をくださいとか言っても、例えば1カ月とか2カ月ですね、検討しますというのが普通のはずです。先ほど前置きしたように組織としての機能果たしているのですかと聞きたい。理事会が決めたことを職員が、理事会の決めた方向で進めるのが本来の組織のはずです。この理事会の議事録を拝読して、どっちが上なのか。水道局が上なのですかというふうにとれます。全然しますという答弁がないので。何人かが比較出していいのではないかと言っているのですよ。にもかかわらず出さないということは、一体組織としてどうなっているのかというのを改めて申し上げたいと思います。
これについては、管理者はどう考えているのか。当然管理者は自分で発言し、副管理者も答弁したのを概略的には承知していると思うのですが、どうなのか。管理者よくお考えしていただきまして答弁をお願いしたいのですが。何といいましても、一つの町の首長がお願いしているわけです。
しかも、森町長は、小鹿野町の住民の有権者の半分以上、四千五百何人かの署名で反対運動もあって、その中での統合なのです。そして、小鹿野町としても、議会としても、小鹿野の浄水場を残してほしいという強い要望があるわけ、議決されたのだから重いものがあると言ったほうがいい。これについては、当然前も聞いて管理者も答弁しているわけですからご存じだと思うのですけれども、こういうことを考えると、理事会で言っていることが非常に不思議なのです。管理者はトップのはずなのですね、この広域組合というのは。それに副管理者なり理事がいて、そこで決めたことが一番大事なはずなのですけれども、そういうところがない。これについてどのぐらい待てばいいのか。
出してもらえるのか。管理者もどうせ高い数字が出るのだろうと。小鹿野のほうが、浄水場残したほうが大きい数字出るのだろうという発言もしていましたね。その根拠は何なのですか。やはり比較書を出していただかないと言えないはずですね。私は、管理者は、何というかな、恨んでいるとか、そういうのではないのですね。それを読んでみて、よく副管理者なんかが言った意味も、町民の方たちも配ったのですよ、何枚か。いい議論してもらっているなというのが町民の感想なのですけれども、それ確かに私も最初思いましたけれども、結果として出ていないのですね。先日も小鹿野の町長に聞いてみたのですけれども、出ていないと。水道局にも聞いたら、いつ出るのかはっきりとわからないのだよ。今見直しを2年かけてやっています。令和元年のときにもやるというふうな話は聞いていますけれども、ではいつかと言ったら全然回答ないのです。これについては、あと例えば1カ月とか1カ月半とか期限を切ってもらいたいのです。先ほど言ったように2年先では話にならないですよね、それでは。別にそれはそんなに細かい数字でなくても、概略が出ればいいわけなのですよ。私が水道局に勤めたら、私だったら出しますよ。自分で計算して出します。一応細
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かいことはわからなくも水道関係者から聞いたりして、きょうの決算のほうにもありますけれども、固定資産とかありますね。どういうものあるか、そういうものからだって追っていけばある程度の比較は出るはずなのです。そもそもこの長尾根から配水する工事費については、長尾根の配水池と配水管を赤平橋のほうに持っていく費用しかない。それで27億円ということなのです。そうすると、浄水する水はどこから持ってくるのですかということなのですね。別所の浄水場を直したものも費用として足さなければいけないはずなのです。小鹿野の浄水場の場合は、要するに川の水を導水管でくみ上げて浄水をして、それで配水池、高区、低区の配水池に持っていくわけですけれども、それ全部含んでいるわけ。なのに長尾根の配水池をつくると配管しかないというのは、これ比較が問題だと思う。
つくったときの話ですが、約52億円ぐらいかかったというふうに記録にはありますね。この資料は、秩父市の沿革というのですかね、これ加藤博康市長が初めにということで、これを58年、できたときね、別所の浄水場、ときの文と金額、沿革ということで、大正4年のいつから全体でどうのこうのというところから書いてある。最後に、第3期拡張工事竣工予定として、総事業費52億7千3百幾らというのがあります。仮にこれが今やった場合、この金額で多分できないと思うのですね。
仮に1.5倍ないし、例えば75億円とかとなったときに、浄水した水道の水をミューズパークへ揚げて小鹿野に持っていく場合は、約3割か4割を揚げるという話でした。そうすると、工事費の三、四割、27億円足さなければおかしい。いつの時点かと決めるのは、若干違うかもしれない。そうでなかったら比較はできないはずですよ。当然同じような時点でどうかということが比較の対象になるはずなのですけれども、これについても何でそういうものを入れないのか、ついでに伺っておきます。
次に、DB方式についてですが、DB方式、確かに当然いいところ、悪いところありますね。でも、先ほど答弁にもあったように技術者の継承が危ぶまれるということもあるはずですね。あと、浅見議員からもありますけれども、技術者をどういうふうに確保していくかというのは大変な問題だと思うのですよ。今後のために、ここ5年やそのくらいは大したことではないと思いますけれども、統合するときには技術者も専門職を置けるし職員数も減らせるということで統合した。そういう中でこのDB方式がいいところだけを取り上げているようですけれども、欠点が先ほどありましたね。たしか説明でもありましたけれども、その欠点、欠点についてはどうに補っていくのか。何か災害時のときというような話もされて、災害時のときに専門職がいないとということなのか、わかりませんけれども、災害時当然非常に大事なことです。特に小鹿野の住民は、あそこの水が断たれたときに、町なかから全部断水するわけですから当然なのですけれども、DB方式についてはもう一つ欠点がある。秩父の業者ができない、なかなかできない。結局は利益を大手に持っていかれる点が第一に一番問題だと思う。金額も、入札ではなくて随意契約になると思うのですけれども、それもこれから一般競争入札でするかどうかについても違うのですけれども、これについては今後
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どのようにしていくのか、伺いたいのです。
(5)のほうですけれども、同じDBを(4)でやってしまったのですが、5のほうについてはどのように考えているのか。職員がDB方式でやったら災害のときも違うような気がするのですけれども、災害のときにDB方式で出したのと違うのだと、これもよく理解できなかったので、もう一度お願いしたいのです。
(6)ですけれども、水道料金については、確かに先日の水道だよりにもスケジュールが、裏のほうの左下にあって、1、2、3回とあります。でも、これは大体過ぎたやつなのですね。これからどのようにやっていくかということが大事ではないかと思うのです。これについては、確かに来年の3月をめどにということで、その後、理事会にかけて議会へかけるということはわかっています。でも、できれば一日も早く住民にも知らせる必要があると思うのですよ。その審議会の周知方法にちょっと問題があるなと思う。たしかそれについては、理事会でも管理者がどうなのだというようなことを言っていたと思います。これについてどのようにこれから審議会を、いつごろやるとかという、一人でも多くの人に傍聴してもらいたいという気持ちがあればできるはずだと思うのですけれども、ただインターネットで載っていますとかではなくて、ほかの方法も考えていかないといけないと思います。ぜひその辺を検討していただきたいと思うのですが、それについてどのように周知をするのか、確認させていただきたいと思います。
それと、今度審議会の説明というのがありますね。説明については、先ほどの答弁だと秩父市でやったのを参考にするとかということですけれども、回数は先ほど述べていただきました。でも、実際今度秩父市だけではないわけです。その場合、どうにほかの市町やっていくのか。特に小鹿野町にあっては、皆さん非常に興味を持っているわけです。そういうことで小鹿野町に対しては特にやるとか、統合のときも小鹿野町は何回もやっていただいたのですが、水道、準備委員会のほうからも1回来て説明いただいたと思うのですが、そういった場合に小鹿野だけでなくて、本来ならほかの市町もすべきですが、私としては、小鹿野の住民が関心持っているので、早く言えば納得した説明していただきたいと思うのですよ。これはまだ答申が出てからの話ですけれども、その辺のことをぜひお願いしておきたいと思いますが、いかがですか。場所と回数を多くしてほしいという一つの要望みたいな形になりますが、前回秩父では18回とか答弁いただきましたけれども、回数もですし、場所も山が多いので、それもよく考えていただきまして説明会をしていただきたいと思います。
(8)のほうですが、早く出資債の公表したところで、今まで大きな問題はなかったはずなのです。先ほどの答弁の中にも何も出て来なかったですね。私が質問したのに回答になっていなかったです、先ほどのは、できませんだけではなくて。大きな問題がありましたかとたしか書いてあるはずなのですね。括弧の最後のところに大きな問題でも起きたのですかと伺っているので、これについて答えがなかったので、いま一度答弁いただきたいと思います。
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それと、(9)ですが、DB方式で発注した以外は水道局でやっているようですけれども、ただこれについては、DBとほかのだけでなくて、ほかの事業でも職員がやる部分と、外部発注もしているはずですね、設計の。その辺の比率というのはどうなっているのか。このDB方式との関連もありますが、どういう比率をしていくのか伺いたいと思うのですが、再質問をこの9点お願いします。
議長(宮原睦夫議員) 水道局長。
(加藤 猛水道局長登壇)
加藤 猛水道局長 岩田議員の再質問にお答えいたします。
まず初めに、(1)でございますが、以前1,500平米の土地が必要ということでご答弁させていただきましたが、これについては民間の土地や公共用地も含めたことでお話をさせていただきました。
場所によっては、これ以上かかる場合もございます。これ以下で済む場合もございますので、その辺も含めて、最終的におおむね決まったミューズパークの公園内、これにつきましても測量してみないとどのぐらいの用地が必要か、まだ未定ですので、協議の中で決定していきたいと思います。
また、公共用地であることから、用地につきましては無償、先ほど答弁いたしました占用での建設ということになろうかと思います。
次に、(2)のマイクロ発電を民間にするか、直営なのかというご質問ですけれども、現段階では発電ができるか、コスト面でも採算がとれるかどうかというのも、現在のところ何も実施しておりませんので、コンサルの中で提案をいただいて進めてまいりたいと思っております。
次に、(3)、小鹿野浄水場の存続とミューズパークからの経済比較でございますが、これにつきましては、現在、先ほど申し上げたとおり、秩父地域全体の水需要等含めて見直しを行っておりますので、その中で小鹿野浄水場とミューズパークの送水の経済比較をしているところでございます。
詳しい数字が出てからでないとお示しできないと考えております
ので、ご理解をいただきたいと思います。
次に、(4)でございますけれども、DB方式、(4)と(5)と最後の答弁に関係すると思いますが、現時点では、先ほど申し上げたとおり、導入するかについてはまだ未定でございます。この方式が全国的に余り事例がないと以前も答弁させていただきましたけれども、これがよい方法ということであれば導入していきたいと思いますけれども、現時点では十分な研究を重ねてまいりたいと考えております。
それから、(6)の経営審議会の周知方法でございますけれども、今のところ水道局のホームページ、それから広報に掲載しております。市町の町報、市報等の掲載を考えておりますけれども、発刊時期が多少ずれる場合や、原稿の締め切り日が早いなどの理由により正確な日程が決まりませんので、その辺も検討したいと考えております。
それから、(7)のうち住民説明会、これにつきましては、各市町の担当者と説明会が始まる前
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に協議したいと考えております。
それから、(8)の出資債の公表時期、特には問題ございませんが、本年第1回定例会で答弁したとおり、議会の前に示すということは、構成市町の平等ではないかという観点から事前には公表いたしませんので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。

議長(宮原睦夫議員) 水道局長。
(加藤 猛水道局長登壇)
加藤 猛水道局長 済みません。答弁漏れがありました。(9)でございますけれども、DB方式、先ほど申し上げたとおり、本格導入に関して、まだ現在未定ということでございますので、その辺はご理解いただきたいと思います。
以上でございます。

議長(宮原睦夫議員) 15番、岩田和幸議員。
15番(岩田和幸議員) では、再々質問させていただきますが、幾つか最初のときから答弁されていない部分があります。1つ、(3)についてですが、全体を見てという話ですが、全体見なくも、長尾根の配水池の関係と小鹿野の浄水場の関係を聞いているのです。全体的なもの、基本的にはある程度、当初合併する前の日水コンでの計画に基づいてやっているわけです。それが大きく変わるなら別ですけれども、基本的にはそのままだと思います。問題なのは、私が主張しているのは、あくまでも小鹿野の浄水場を残すのと、別所の浄水場を直す費用も足した費用が小鹿野に行くわけですけれども、小鹿野の配水池つくって配管したりする合計、それを聞いているだけなのですよ。全体のことを私は聞いているわけではありません。しかも、それが秩父、皆野に大きな影響を及ぼすのであればおっしゃるとおりですが、そうではないと思うのですね。
それと、先ほど、言ったように全体でなくてもできるので、いつ、あと1カ月なのか2カ月かかるのか、その部分だけだから、例えばどうしても自分たちでできないとするならばですよ、日水コンなり外注出したところに聞いて、ここだけでもどうにか積算してみてくださいとか、概算でいいからとかできるはずなのですよ。私も建築、中学卒業してから50年近くやっていますけれども、似たようなものが出せるはずなのですよ、部分的に。皆さんは水道のプロのはずなのだから。細かい数字はわからないにしても、集めればできるはずではないですか。ですから、この点について、1カ月なのか、2カ月でできるのか、恐らく1カ月や2カ月でできるはずなのですよ。ところが、去年の理事会、去年の11月2日の理事会で議論されているはずだ。にもかかわらず今もって出ない。
先ほども言ったように一つの町の首長が、町長が、理事会で発言しているのですよ。過ぎたことはしようがないといえばしようがないので言いませんが、これから1カ月でできるのですか、2カ月なのですか、この点を最後明確に答えてほしいと思います。
幾つか飛ばしますけれども、DB方式についてもいろいろ問題がありますけれども、説明会を先
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ほど、7番かな、説明会というのがありますけれども、これも真剣に小鹿野町民に説明をしていただかないと困るわけですよ。これもなるべく、一日も早く決まった時点でお願いしたいと思うのですよ。
あと、再質問で答弁してもらえないのは(8)のことで、2回聞いても答弁していないのは、大きな問題があったかどうかを私は(8)で聞いているわけです。ただ、前答弁したとおりでは、理由にならないと思うのですよ。大きな問題が特にあったのですかということを、再々質問ではおかしいのだけれども、正確に答えていないと思います。
それと、(9)については、DB方式は、これからどのぐらい比率を上げていくのか。ほかの工事はどのようになるのか。設計ですけれども、主に。設計と工事なのですけれども、その比率はどういうふうになるか。
それと、もう一つ、管理者に聞いたのは比較のことですね、それも聞いたので、それも併せて答弁をいただきたいと思うのですが、再々質問をこれで終わるので、ぜひ回答をお願いします。

議長(宮原睦夫議員) 水道局長。
(加藤 猛水道局長登壇)
加藤 猛水道局長 岩田議員の再々質問にお答えいたします。
(3)でございますけれども、全体計画の見直しの中で小鹿野浄水場とミューズパークの経済比較をするということで、小鹿野町長からの発言がありましたけれども、現在は全体計画の見直しをやっておりまして、まだ1カ月になるか2カ月になるか、結果については現在のところ未定でございます。
それから、出資債の関係でございますけれども、先ほども申し上げたとおり、特に大きな問題はございませんでした。
次に、(9)の比率でございますけれども、DB方式と設計の比率につきましては、今後どういう形でDB方式が入るか未定のところで、比率については現在のところわかりません。
以上でございます。

議長(宮原睦夫議員) 15番、岩田議員。あと、時間が少ないので簡単にお願いします。
(「頑張れ」と言う人あり)
15番(岩田和幸議員) 次の11月定例会で、また一般質問の内容を議事録等を見て精査してさせていただきますが、先ほど言ったように大きな問題はないのに公表できない。これもとんでもないことです。
もう一つ、比較のほうもそうです。全体を見て、全体を見て、部分的なことを話してください。全体に関係ないはずなのですよ。この点だけよく申し上げておきます。実際に最初申し上げたように、水道局というのは、富田次長はきのうすぐ対応してくれたのだけれども、この広域組合の中で、ほかのところはそれほど特にない。水道局だけは非常に問題が多いと思います。最初に申し上げた
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ように、ある町民が、あんなのは組織ではないよと言うのですけれども、その辺についても先ほど答弁がいただけなかったと思うのですけれども。理事会の議事録を見ても、管理者の人たちが出してくださいと言っているものを、全然出さないということ自体おかしいのです。組織としてはっきり言いますけれども、おかしいですよ。管理者がいて、理事会があって、管理者が全部言うとおりではないですよ。管理者は理事の方の考えをまとめてやるわけですから。それに従って職員は職務をするのは当たり前であって、その点欠けていると。正直言って前の髙野局長よりはいいかなと思いますよ。思いますけれども、組織としての問題は残っています。これは残っていますから、理事会でもよくそれを議論していただきまして前向きにしていきたいと思うのです。
それと、先ほど、前置きのことだけれども、先日、議長にいろいろ話をしてきたのですよ。ところが、きょうは違うのですけれども。質問の仕方もこの間、宮原議長のところへ行っていろいろ聞いてきました。いいだろうということだった。あの点については、今までも5分や10分ぐらい、私もやったのですよ。ほかの人もそうですけれども、二、三分なんていうことないのですね。そういう差別するようなことはおかしいと思う。先ほど言ったように、不公平なことはしないと管理者が2月の答弁の中で言っているのですね。それは当たり前の話なのですけれども、時間なので以上で
終わります。
議長(宮原睦夫議員) 15番、岩田和幸議員の一般質問を終わります。
暫時休憩いたします。

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議長(宮原睦夫議員) これより議案審議に入ります。
議案第12号を議題といたします。
当局に説明を求めます。
水道局長。
(加藤 猛水道局長登壇)
加藤 猛水道局長 議案第12号 平成30年度秩父広域市町村圏組合水道事業利益の処分及び決算の認定につきまして、別冊の平成30年度秩父広域市町村圏組合水道事業会計決算書によりご説明申し上げます。


議長(宮原睦夫議員) 異議なしと認めます。
よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
15番、岩田和幸議員。
15番(岩田和幸議員) 反対討論、いいですか、反対なのです。いいですか。
(何事か言う人あり)
(15番 岩田和幸議員登壇)
15番(岩田和幸議員) 本案に反対の立場で討論をさせていただきます。
これは今手元に理事会の議事録あるのですが、これをもとに反対討論しようと思ったのですが、その前にもう一つ、山中議員からの件で気づいたのですけれども、給水区域の率について100%にならないとあったのだけれども、本来であれば、先ほどわからないというような答弁したと思うのだけれども、わかっていなくてはおかしいのですね、当然。100%に多分ならないのです。
(「何で」と言う人あり)
15番(岩田和幸議員) 私が、山水飲んでいます。その給水区域の中で何%かということだと思うのですね。両神の小森の奥の人は、給水区域外だから入っていない。区域外だから。
(何事か言う人あり)
15番(岩田和幸議員) そういうことからすると、うちの耕地でも何件か。水道管は来ているのですよ。来ているのですよ、全部、メーターもついて。でも、とりあえず山水で間に合っているので使っていません。そういうのもあるということを話をしておきたいなと思ったので。ただ、これは把握しないということが問題だと思って、今この反対討論の中で述べさせてもらっているのですけれども。そういうことをきちんと答弁できないということは、やっぱり問題だと思います。全然わからないようなことでやっていることというように……
(何事か言う人あり)
15番(岩田和幸議員) 関係ない。
(何事か言う人あり)
15番(岩田和幸議員) 議長に許可得ているのだから黙ってください。議長、静粛にさせてください、議長。
議長(宮原睦夫議員) 続けてどうぞ。
15番(岩田和幸議員) それで、議事録を例に述べさせてもらいますけれども、きょうの一般質問の前置きで言ったように、住民から受け付けのほうで、一番末端のほうですね、水道局の、あれ組織になっていないということと、私は、逆にきょうお話ししましたが、この議事録、理事会のを見ると、とてもじゃないけれども、組織にはなっていたとしても機能を果たしていないということ。知
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らない人もいると思うので、ちょっとだけ、2ページぐらいなのですけれども、はしょって読まさせていただきますけれども、これは去年11月2日の理事会の議事録です。平成30年11月2日金曜日の議事録。12ページからなのですけれども、森町長の発言なのですが、水道事業に関して、水道局には頑張っていただきありがとうございます。特に小鹿野町につきましては、昨年度、出資債を拠出していなかったということで、本年度に多額の事業を投資していただきまして感謝しておりますと。次が、ここからが大事なのですけれども、小鹿野町議会との関係で、本年5月の広域理事会で、町の議会で小鹿野浄水場の存続の決議が可決されたということで、広域の整備計画の見直しをする場合には、ぜひ議会の決議を尊重していただきたいというお願いをさせていただきました。
その後の動きですが、9月定例会で小鹿野浄水場の存続に関する一般質問がありまして、私の答弁では、理事として広域理事会で議会の決議を尊重してもらいたい旨をお願いしたことのお話をさせていただいたところでありますと。今回の理事会でも、繰り返しになって申しわけないのですが、水道局で整備計画の見直しがある場合は、ぜひ再検証というのか再検討をお願いしたいところであります。具体的には議会でよく出る話は、小鹿野浄水場を存続する場合とミューズパークの配水池から送水する場合のコスト比較をしてもらいたい。また、危機管理の面で仮に別所浄水場が壊れた場合には、小鹿野浄水場を存続させたほうが安全ではないかという話もいただきますので、併せて検証していただき、その結果を小鹿野町議会へ話したいと思っております。決議に賛成した議員もおりますので、慎重に対応をお願いできれば、理事としてお願いしたということでございますと。
これは森町長がお願いしたのですが、久喜管理者は、別所浄水場が壊れても橋立浄水場があるから、配水するので問題ないと思いますと。こんなことはないはずなので。橋立浄水場の水をミューズパークへ持っていく話は全然ないし、つなぐ話もありません。いいかげんな話だと思っていますよ。
次に、富田副管理者がこう言っていますね。わかりやすい形でコスト比較が可能であれば、資料を作成し、目に見える形にすることは意味があるのでは、水道局どうですかと聞いています。これに対して、加藤水道局長は、基本計画の作成の際は、コスト比較自体しておりませんと言っているのだ。今までは比較している、していると言いながら、していませんということを述べて、これもおかしな話なのです。
次に、富田副管理者は、明示できますかと。これを読むと、小鹿野の住民は富田副管理者を尊敬してしまうなと思っているのですが。
次に、加藤水道局長がですね、コンサル業務の中で委託して算出する方法しかないと思いますと言っているのです、この場は。では、そうすればいいのではないかと私言いたいのだけれども。
次に、その後、今度、久喜管理者が、コスト比較して小鹿野浄水場を存続させるなら金がかかるのは目に見えているので、その数字を出せばよいのでは。水道局長が、出せる方法を検討してまいります。最初から出せる方法があるなら検討したらいいし、先ほど申し上げたようにコンサル業務の中で委託して算出する方法しかないと思いますというのなら、それ出してもらえばいいことです
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よ。その後、先ほどの出せる方法を検討してまいりますとなる。石木戸町長は、小鹿野浄水場はかなり老朽化していると聞いているが、存続する場合は新しくすることも含めてですねと……
議長(宮原睦夫議員) 岩田議員に申し上げますけれども……
15番(岩田和幸議員) 何ですか。
議長(宮原睦夫議員) 本議題の討論だけやってください。
15番(岩田和幸議員) 討論ですよ、これは。
議長(宮原睦夫議員) 討論ではないですよ。
15番(岩田和幸議員) 討論。これを引き合いに出しているだけであって、あと少しだから待ってください。あと少しだから。
(何事か言う人あり)
15番(岩田和幸議員) それで、石木戸町長……
(何事か言う人あり)
15番(岩田和幸議員) 小鹿野浄水場はかなり老朽化していると聞いているが、存続する場合は新しくすることも含めてですねと。森町長は、当然改築でなく新築ですと。石木戸町長と書いてあるが、そうすると計画自体狂ってきてしまう。もともと小鹿野浄水場を廃止することになると。多少の労力で、はっきり見える数字で、見て判断してもらえる数字が明示できれば、資料にする意味はあると思いますと富田副管理者は言っていますね。
それから、あと二、三行ですが、小鹿野浄水場が存続することで毎年どの程度の金額がかかるかを示してください、これ管理者ですよ。ほかにございませんかで終わっています。
ただ、この内容を見ていても非常に不可解ですね。組織としての機能を果たしていない。管理者が言っているのに、出せる方法を検討してまいりますというのであれば、1カ月なり2カ月なり、先ほど言いましたけれども、ある程度期限を切って出せるはずですよ。理事会の議決を、議決といいますか、意見を今もって無視しているとしか言いようがないのですね。先日も水道局へ行って聞いたら、コンサル業務に委託してやっているので自分のほうではできませんという話なのですよ。
私が言いたいのは、水道局職員も頑張っている人は当然いますよ。でも、組織としてなっていないと思うのですよ。そのような決算なのですが、決算認めるわけにはいかないということ。
以上で反対の討論とさせていただきます。
(何事か言う人あり)
議長(宮原睦夫議員) 他に討論ございませんか。
(「なし」と言う人あり)
議長(宮原睦夫議員) 討論なしと認めます。
以上で討論を終結いたします。
これより議案第12号を採決いたします。
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本案は原案のとおり利益の処分については可決、決算については認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
議長(宮原睦夫議員) 起立多数であります。
よって、議案第12号は原案のとおり可決及び認定することに決しました。


2021/8 選挙で選ばれし人が正式に議会で質疑しても確かな答えは2年を経ても出てこない。訴訟しかないとの水道問題を考える会では考えているらしい。

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