田島昭泉のIT関連の一般質問の全容

(9年間、これだけ質問や活動をしていても町が一体感を持つ情報網の整備での先進的なまちづくりができませんでした。・・・1〜3期目の間でも議員の中でインターネットを見ている人は2人ぐらい。お年寄り方の議会や執行部の答弁は前向き風ではあったが、結果としてITはお金ばかりかかって、訳も分からぬ、迷惑なもののようだ。残念。1期目には議員に対してIT講習会を私が主催して2回もしたが・・・)


2000/12
IT推進で在宅勤務型労働者やSOHO等の誘致、Iターン、Uタ一ン対策はいかがか?

答弁 現在は事業活動において、情報通信産業だけでなく製造業や商業、サービス業に於いても第2の産業革命といわれるIT化やインターネットは必要不可欠なものであり、今後はこれを抜きにしては事業活動そのものが成り立たたなることきえ考えられます。
IターンやUターンの受け皿となる魅力ある企業の誘致や、在宅型の労働やSOHOを成立させ収入を安定させるための条件として、IT化は最重要課題のひとつであり、高速度通信網整備や安価にインターネットに接続できる環境の整備が必要と考えております。
 しかしながら、現状のNTT回線を使用した通信網では、仕事や業務として利用した場合、通信速度が遅い他、インタ一ネットへの常時接続した場合の電話料等通信費は多額となり、進出企業へのアピールに乏しくなるばかりでなく、小規模な在宅型の労働やSOHOに於いては負担が過大になってしますと考えられます。
 よって高速度通信網の整備研究など通信費用の低減化や高速化について積極的な施策の展開を図る必要があると考えおります。


2001/3
IT推進について
(1)ブロードバンド(高速インターネット通信)
先端企業やSOHO(小規模事業所)誘致の観点からも先進的町づくりとしてのIT推進は重要です。インターネットの世界では通信スピードの点で今やISDNからADSLが注目されています。埼玉都心部との情報格差がこれ以上広がらないための施策はなされているか。
(2)パソコン購入補助金
町民への無料パソコン教室の開催。インターネット体験コーナーの設置。パソコン購入補助金等を導入して将来のネット社会に積極的に対応すべきと考えるがいかがか。
(3)町民メール登録制度
町民でメールを持った者への速報と同時にアンケートも実施できる広報メールを始めたらどうか。(実現)
(4)埼玉県のIT関連事業費として50億あまりが一般会計予算案に計上されているが、その補助金の活用を積極的に考えてみてはいかがか。
(2002/1  小鹿野JA ADSL実験 → ●小鹿野にADSL請願活動 →ADSLの小鹿野導入は早期実現)


2002/3
「情報網は第2の道」であるとここでまた、訴えないといけない状況。
 状況は1年前と変わらないと言うことです。せめてもの常時接続フレッツ化も小鹿野の中央部は交換機の違いで対応できないと言う事です。これは多くの町民を落胆させる材料でした。よそに比較して土地の価値が下がったと同じことなのです。(署名運動後ADSLが実現)

2002/9
IT推進について
  1,町内中心部のADSL化に伴い、文化センターにはインターネット常時接続のパソコンの設置でIT啓蒙ができないか?
  2,今考える防災害情報は防災無線か有線活用の防災放送なのか?また、有線利用ADSL化の副産物としてのストリーミング放送は無線設備よりも普及しやすく幅広い活用が期待できるのではないか?

2002/12
情報網を活用し、合わせてITに臆しない教育活動を率先して進めてゆき、これからのネット社会に有効に対応した情報発信をしてゆくことがこの様な山間の地には必要なことと思います。

2005/12
(2)IT推進 光ファイバーと有線の改革を!
質問:@庁舎や町の施設にテレビ電話を設置して複数の課に渡る窓口や観光案内にも対応できるブースを設置してはどうですか。
答弁:地域イントラネット基盤整備の中で役場、出先、小中学校に合計20台設置の予定です。観光案内や、窓口相談、小中学校間の共同授業などに利用する計画です。
質問:A光ケーブル(高速通信網)の一般家屋への接続を進め、町の情報案内や健康管理、放送電波の受信困難地区への対応のためにもケーブルテレビにも対応できるネットワークを構築してはいかがですか。
答弁:アナログ放送が平成23年終了することへの対応の中で検討。国の財政支援策に注視してゆきたい。
質問:町長も集中改革プランの中でうたってもいる事ですが、是非光ケーブルを設置していただきたい。いずれは医療福祉にも使える。議会放送にも使える。防災無線では家の中のラジオは個人負担で4万円となるそうです。光ファイバーを一斉に引き込めばテレビも解消できる。インターネットも解消できます。
町長答弁:デジタル化については国中の対応が出てくる。その中で考えたい。家庭でテレビが見えないとなると社会問題。そんな地域がいっぱいあるということですと町でもやっていかなくてはいけない。光ファイバーについても運動を展開してゆきたい。
質問:B産業振興にも影響の大きいBフレッツへの小鹿野地域の現況と町の対応もうかがいたい。
答弁:300回線の申し込みがあれば検討を開始するとのことなので積極的に誘致活動を実施してゆきたい。
(→2008年秋:約3年かかり予定の申込数に達しNTTに要望)


2006/3
光ケーブルによる議会放送は新年度より庁内の施設でパソコンを通じて視聴が出来るようになる。文化センターで視聴できる日も間近か。いずれは各戸インターネット上で視聴できれば、まちづくり論議も活発になるのではないかと考えます。


2006/6
 ネットスキルの高い両神中学校を小鹿野基準として各学校も対応すべきではないですか
防災無線は戸別受信機の補助設置も含め、放送内容など今後のあり方。さらにはNHKデジタル化への対応と産業振興にも欠かせなくなってきた光通信、それを活用し地域に一体感を生むケーブルテレビへの対応も価値ある選択ではないかと考えるがいかがですか。

答弁 町内では、多くの地区で地上アナログ放送用の共同受信施設をデジタル放送用に改修する必要が出てきています。また、一方では、NTTのBフレッツに代表されるインターネット用の光ファイバー網の通信事業者による整備が進んでいない現状もございます。ご指摘のとおり、ケーブルテレビにおける施設整備は、この二つの問題を解決し、あわせて産業振興に寄与する方法でございます。この事業推進に要する事業費用やほかの方法論や比較など、国の施設等をふまえ検討を進めてまいりたいと考えております。(2006/10/23 高速大容量通信網整備促進協議会 発会 第1回協議会)


2007/9
情報格差の是正について
@地デジ対策はどこまで検討されているのか。NHKや国が補助できない共同受信組合については一定額以上は町が負担する必要があるのではないですか。
ANTTのBフレッツの申し込み状況と対策はいかがですか。また、町負担でのIRU(町で光ケーブルをひいてNTTが維持管理Bフレッツ提供)方式の光ケーブルの設置、高速通信の実現について。 

答弁 もう少し国の様子がハッキリするまで待ってもらいたいというふうな形でおります。Bフレッツの仮申し込みにつきましては、全戸に資料の配布を行い、7月から8月の2か月ほど、申し込み受付を実施しました。今後2時募集の期間を設定致しまして、11月末まで募集を延長致しまして仮申込数を受け付けて行きたいとNTTさんとも相談をさせていただいております。
 なお、サービス開殆に伴う施設整備につきましては、小鹿野局はNTTによる整備を前提としております。両神局。河原沢局・上吉田局につきましては、光ファイバー幹線網を小鹿野町が整備し、NTTとIRU契約を結び、貸し出す方法で考えております。


2008/12
2,情報網の整備について
@,地デジ対応の現状はいかがですか? A,インターネット環境はいかがですか?

答弁 共聴施設のうち東京電力共聴施設については、現在地元において来年度の地デジ施設改修に向けての組合設立等を協議いただいておるところであります。
また、NHK共聴施設においては今年度中の説明会の開催と来年度の施設改修に向けて現在NHKと調整中であります。次に、自主共聴施設のうち大谷地区については、今後来年度の施設改修を前提に国や地元との調整を行ってまいりたいと考えております。このほか、衛星対応が見込まれる総務省無届出2施設については、衛星からの送信が来年度中には開始される見込みでありますので、その状況に応じて対応してまいりたいと考えております。
なお、最近の新しい動きとして一つ申し上げますと、先般国より全国の地デジ移行化に先立ち、そのモデルケースとして本町を選定したいとの意向を受けましたので、そのメリットを含め、今後国との調整を行ってまいりたいと考えております。
次に、インターネット環境にっいて申し上げます。光Bフレッツの本町でのサービス開始につきましては、これまで議会をはじめ商工会等のご協力をいただく中、NTTがサービス開始の条件としていた必要加入申し込み数の確保を進めてまいりましたが、この度小鹿野局と両神局分についてその必要数810回線と298回線に対し、申し込み数827回線と277回線とその条件を達成、ほぼ達成することができましたので、その旨NTTに連絡の上、去る11月17日付けをもってサービス開始についての要請書を送付いたしたところであります。

質問 8年前にはFMはどうかと私も言ったりした。3年前にはCATVはどうだと。最近では光を巡らしてどうだと。これがワンセグでできるとなればいいこと。総務省の言うモデル地区になればどの様なメリットがあるのか

答弁 小鹿野は多くの形態での受信状況がある。その解決への実験的な事で言われている。概算3億は用意している。ワンセグ放送を取り入れる事ができ、小鹿野町役場を基地局としてテレビに情報を出せると言うこともある。有線の内容もそこに表示できるかと思う。データ放送はボタンを押して受信する。モデルケースなら設置は国がしてくれるので、これに期待している。


2009/6
高速通信網整備についてお伺いします。小鹿野町の通信網整備は埼玉一遅れを見ている。早急に対策が必要。
1、光通信の申し込み経過とNTT対応について。
2、有利な経済危機対策臨時交付金の利用で早期にインフラ整備をしてはどうか。
3、衛星インターネットの近況を教えていただきたいと思います。

答弁 平成20年11月17日付けでNTT東日本埼玉支店に光ファイバーインターネットサービス開始要望を千とんで九回線分の名簿を添付し要望したところでございます。
2番目の有利な経済危機対策臨時交付金の利用ですが。町で光ファイバー整備を行った場合建設費用は1割程度の負担で済みますが維持管理費が後年度負担として発生いたします。総合的に判断してNTT東日本に整備していただくことが最善であると考えております。
3番目の衛星インターネットについてですが電話局から10キロ以上離れたエリア外の世帯が現在70世帯ほどございますので、この地域のブロードバンドゼロを地域解消に有効な手段のひとつと考えております。