議員報酬削減

2005(H17)/11/25の全員協議会での協議 

14名中1名欠席
合併前に調整の付いていた報酬5%削減について、合併後にその内容で条例が定まっていなかったために、再び論議の対象として、この日話し合われた。
意見は順不同、内容は聞き書きした要旨です。

議長 報酬についてはどうか?
議員の報酬はどうするのだとの町民の意見。下げる方向で早急に。
厳しい時代だ。経常経費10%カットする町の話。やるべきだ。
一貫して適正な金額をもらうのがスジ。急なことをせずに報酬審議会を通してやって行くべきだ。
合併して議員は両町村26人から14になった。それもある。5%の合意に上乗せし20%削減へ。
18万5000円にするとしたが、条例でならなかった。職員の給料はどうするのかの考えも必要。
職員へは手を出せない。
議員の姿勢を問うのか。中身か。それとも金額か。20%の数字はどうして出てくるのか。
削減が嫌なわけではないが町長は給料だ。町長は個人だが我々は議会として適正な数字が必要。
合併前の話では合意されている。%で合意得られるものを。
合併協議会でも報酬も定数も協議してきた。両神では定数を16〜18人の希望だったが厳しい数字になった。
18万5000円の数字が活かされなかったと言うこともある。
新しい若い人が議員にとの考え方からすれば20%は疑問。
下げることはすべきだ。しかし大幅に行くと心配だ。活動が制限される。
下げるのはいい。早くやるべき。報酬審議会との話もあるが早急にと思う。
子育て中の議員もいる。考慮する必要もある。
下げた方がいい。
田島 私は基本的には合併前の合意の5%だが、町執行部の経常経費10%削減の意志を聞いたのでここまでなら同調できる。
選挙費用も市部ではポスター代や選挙カー代などを公費で出しているとこもあり、地方のほうがかかる。
小鹿野議会は政務調査費も無い現実。極端な削減は活動を制する。若い人も議員ができる適正なものを。
議長 では、下げる方向で考えます。(全員賛成の声)数字は?
まずは28日(臨時議会)に18万5000円で出せばいいのでは。
何%下げるかの話を
責任を持ってやれる数字で。
何度も下げるようなことでなく、やるなら1回で。
10%で18万5000円で、いいではないですか。
議長 約10%の削減と言うことで金額については切りの良い数字でさせていただく。提案者はM議員で。
結果からすると18万5000円が基本になってそこから10%の削減となってしまったので17万5000円。

当初個人的には50%削減をと唱える方もいた。前期の議員では報酬は1万円でいいという方もいた。安くする一方では議会活動に影響がでる。若い方が選挙に出るくらいでないと困るのではないかと考えています。あまりに自虐的に町民に媚びを売る考え方は危険だと思う。ましてや合併で26人が14人になったことをしっかりアピールすべきだ。合わせれば46%(5000万円近く)もの削減になっているのだ。なお、ヨーロッパでの役員手当なみの地方議会議員の報酬のあり方もある様だが首長は当選議員から互選されたりとか制度自身の大きな改革が必要になります。それが日本になじむかも大きな議論と時間がかかるものと思います。


平成17年11月合併後の11月28日の臨時議会で条例から概ね10%の減額となりました。
(議長 月額 247,000円、副議長193,000円、委員長180,000円、議員175,000円)
田島昭泉は副議長就任しましたが、報酬は193,000円です。(一般議員は175,000円
所得税、共済掛け金を引きますと手取りで155,900円です。
この削減で合併当初の条例での数値から合計で約500万円の削減になりました。  →以前の数値は