吉田町の近況

6月議会

嶌嵜暉郎議員の質問
 現在、各市町村とも二〇〇五年三月の合併特例法期限内までの合併に向けて着々と検討が進められている、秩父郡市においても六月一日秩父郡市七市町村「皆野、長滞町を除く」で任意合併協議会発足、吉田町議会は昨年十二月定例議会で西秩父三町村合併要請を決議、吉田町市町村合併検討会は秩父市への枠組みが示されました。そこで次の事項について伺います。
@西秩父三町村合併、議会決議について住民の代表機関であり、町村の意思決定でもある。どのようにお考えか伺います。
A合併の枠組みについて、平成十四年十月四日小鹿野文化センターで、三町村長出席のもと、合併問題講演会が開催されました。その席で町長は「行政は住民への最大のサービス機関」と話し、合併の面積が広すぎると 「末端へのサービスはどうなるのか」と話しました。私は、とりもなおさずにこれは西秩父三町村でと受け止めましたが、ここに来て秩父郡市七市町村で任意合併協議会発足等、方向が変わって来たと思われますがどんな理由からなのか伺います。
B住民の意思尊重について、平成十四年四月十五日より三十日まで町内十会場において「市町村合併問題地域懇談会」を開催。多くの意見が出る中で資料が足りない、今後も何度か説明をしてほしいの意見がありました。今後の予定を伺います。

答 町長
 秩父地域任意合併協議会や、吉田町市町村合併検討会で協議される中で、合併に対する意向調査説明会等を開催し、町民の声を聞く機会を設け合併の枠組みを考えていく。また小鹿野町、両神村が西秩父三町村での合併の枠組みを推進する意思表示をしないなどの状況であるので秩父郡市合併を検討しないわけにはいかない。
新井康一議員の質問
 七市町村での任意合併協議会が立ち上がり、いよいよ合併に向かって動きだした感がある。町長は「大きな合併は隅々に目が届かなくなる、当町のように辺地の多い所は大変になるので賛成できない。」と言う意見だったはずです。新聞には「秩父は一つという方向でメリットある合併を行っていきたい。」との町長の意見も載っていたが、行政側のメリットではなく、住民の生活を考えた場合、始めに合併ありきの単なる数合わせの合併はすべきではないと思うが、町長の考えは。

答 町長
 秩父地域任意合併協議会は、秩父市、横瀬町、吉田町、小鹿野町、両神村、大滝村、荒川村の市町村が合併の基本的問題等につき協議するため、六月一日に設置されたもの、設置の経過は議員や合併検討会に報告し 「広報よしだ」 にも掲載されている。西秩父二町村の動向を見る中で合併は避けて通れないと考えている。これからも町民の声を聞き町民のメリットある合併を推進していきたいと考えている。

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