合併したら

国民健康保険税はどうなる?

たとえば、
2001年5月に合併した浦和、与野、大宮の3市。そのさいたま市合併から1年後には
所得が約300万円のある方のお宅では国保税は34万6300円。合併前に比べて6万円も上がり。所得に占める割合は11%。になったという報道記事がありました。
また、
2003年春に合併した静岡市と清水市の半年後の10月ですでに国保運営委員会で値上げの話が会議に出ています。
4人家族で、所得が200万円世帯の場合、保険料は、約28万円。
合併前の旧静岡市との比較で14万8千5百円、旧清水市では3万7千6百円もの値上げ。
保険料は高すぎて、払えない状態が続き、滞納世帯は、この6年間で倍増状況とか・・・。
少なくとも合併して安くなった報道はありません。
さて、
秩父では?どうなるのでしょうか
秩父市と小鹿野町では所得割や資産割などの数値が大きく違います。
そこで同じ所得ではどのような税額になるかを計算してみました。 
たとえば、親子4人家族 所得192万円の所帯ではどうでしょうか。(固定資産は5万円)
秩父市 232,060円 − 小鹿野町171,110円 = 60,950円 約6万円のUPです。
これが所得350万円のお宅になると 約10万円のUPです。
これには、国保会計への一般会計からの補填などの絡みもありますので、一概には言えませんが、現状の掛け率などを参考にしたものですのでご了承下さい。
詳しい数値は→比較表へ

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合併後の秩父市の国保税(平成18年:2006年現在)

※平成17年度は不均一課税のため、住民票上の住所により、合併前の旧市町村のあん分率(税率)で課税されます。
 (よって18年度は統一課税。)

国民健康保険税のあん分率(税率)  

 

    所得割   資産割     均等割     平等割   課税限度額
  医療分  旧秩父市    7.4%  40.0%  13,500円  17,500円  520,000円
 旧吉田町    4.8%  45.0%    8,500円  12,000円  530,000円
 旧大滝村    5.0%  42.0%    9,000円  13,000円  530,000円
 旧荒川村    5.2%  40.0%  10,200円  13,200円  530,000円
  介護分  旧秩父市    1.0%      −    7,000円         −    70,000円
 旧吉田町  0.83%      −    7,000円         −    80,000円
 旧大滝村    0.8%      −    7,000円         −    80,000円
 旧荒川村    0.8%      −    7,200円         −    80,000円