田島昭泉の聞き書きと討論は原案ですので内容は多少違う点もあると思いますが、お許し下さい。
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24日(水)
議案62号 秩父地域法定協議会設置についての審議
(タジマ質問)法定協設置イコール合併の完了ではないが、西秩父において住民の望む枠組みは「大合併」よりも今のところ「西秩父」であると今は認識しているか?たとえばまだ住民に説明が足らないと言う点があると町長は考えているわけですが・・・
(町長)アンケートでは合併を必要とする人では、7市町村の合併を多く望んでいる。合併を望んでいない人が多く西秩父でと言っている。
(質問)そんな場合分けではないです。全体、合併するならどこがと言う事では「西秩父」だと認識出来ませんか?
(町長)その様な見方では「西秩父」だと言える。
(質問)主要プロジェクト。小鹿野からのものは数字が入っているものとそうでないものがありますが、長尾根トンネルを70億とか・・・各町村いくらぐらいでと、申し合わせて全部で500億にした経緯はないですか?
(まちづくり)ありません。
(質問)これ全部やったら即赤字ではないですか?
(まちづくり)全部やると特例債では足りません。
(質問)各首長は全部使ったら大変だと言う事は認識しているのですね
(町長)協議の中で検討される。
反対討論原案
大合併は特例債を大きく使い、大きな借金を背負い込む。あくまでも9市町村のデータから特例債を加味した数字ですが平成30年には赤字になり、平成34年には赤字額が27億と言うことから推察するに、7市町村でも同じ様な数字が出る。
あえて平等に言えば特例債を西秩父の合併で満額使えば平成36年に赤字約3億出る。ですからはじめから、赤字のでない50%53億にとどめ、産業振興の期待の出来るものだけ使いましょうと提案しているのです。
合併は大きくすればするほど、経費節減、効率化が出来るとのことを言っているが、人口密度の薄い地域での合併効率が悪い。さらに、それを上回る交付税算定替えによる交付税の減で、住民へのサービスが益々出来なくなる。無理な削減は住民の声も届かなくなり、行政の手も届かなくなる。
たとえば、貧しくとも、足下のことが自分たちで論議し決めることが出来ると言うことはすばらしいことなのです。「自治」がここにあることはすばらしいことなのです。日本人は余りに贅沢に慣れすぎたのではないですか?収入が減って行くことが1番恐ろしいことなのでしょう。私は、自分のことが自分で決められなくなったときが1番恐ろしいし、不幸だと感じます。貧しさは他と比較するから生まれるのであって気の持ちようです。いいではないですか住民の皆さんに十分説明した。それでも「貧しくも自治はここに」と判断がついたのなら、その船で船出をする。乗客自ら櫓を漕いで、修繕しながら進んで行くのも道ではないですか?
自分なりの分析と多少の意地もありますが、私はこの大合併には反対です。
ここで、折角ですから、こと合併の問題を進めるに当たって、皆さんにご提案を申し上げます。自分を含めての反省点です。議会が議会のための議会になっていないか?タダ7人と7人で背中を向いているだけではないか?どちらもったった1人でも引っ張り込んだり、つなぎ止めたり等と考えて、そのことに躍起になっていないか。それも政治活動と言えばそうですが、派閥争いの為に生まれた議会ではないはずです。小鹿野は是々非々で大変いい議会だとは思います。
しかし、ここへ来て議会のための議会になっていないか?住民の声を聞きまたは納得の行く説明をしているのか?反省すべきです。
また、7対7になっても議長はすぐに採決してしまうが、未来永劫、決定的に住民に影響を与えることに対して、あまりに簡単に採決していませんか?若い1番議員が申し上げるのは誠に失礼とは思いますが、持ち越して審議するとか、全員協議会で徹底的に審議するとかが必要ではないでしょうか?
町長も「大合併がしたい」と言うことは十分分かりました。しかし町長たるもの、もっと真摯に住民の声を聞く姿勢が必要ではないですか?町は町長の持ち物ではないのです。男らしく1票でも多い方に決めて調整についてはリーダーシップを取ってください。
職員の皆様にも申し上げたい。土屋元知事の回りの管理職のように「イエスマン」になっていませんか?真摯に町長にも提言しなければいけないことがあるはずです。
住民の皆さんにも私は申し上げたことがあります。ある方は「役場の職員はのんびりやって暇でだめだ。合併して少なくすればいい」これに対してはそういう時期もある。たまたまそうゆう時期だけ見て、「役場を消して」も大きな市役所がいいとは限らない。むしろ目が届くから文句も言えるが、県の職員や国の職員がしっかり頑張っていると言えますか?大きくなれば見えなくなるのです。共にやりましょうと言うことも離れて机上のことばかりになって行くのです。
→豊田有善議員の反対討論
以上は要約です。
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