文化厚生常任委員会視察 

平成15年(2003)5月12日(月) 砂利洗浄業者問題

トップにもどる  田島昭泉議会報告  これ以前の視察など  その後 平成16年1月14日 1月22日
平成17年新議会体制での視察6月23日


県の土木と環境の方も交え
視察が始まった。

河川には重機が入り込んだ跡が生々しい

何をしたのか?
                    業者と私との質疑応答要約
●再処理プラントはどうしたか?
  • 山梨の鉄工所のものは良くないので、今あるプラントの改造でやることにした。(潰れたのではなかったか)
  • 今は日に20t出しているが、中間処理施設として認可されれば日に200t出せる。(自前の産廃だけの処理なら許可される)
●ヘドロ山の上に色の違うドロが搬入されたがどのようなものか?
  • ヘドロ山の見てくれが悪いので赤土をかぶせ木を植える。(処理隠しではないか)
●日に何トンの脱水ケーキが生産されているのか(2年前は20t)
  • 30t(増えているのをどう処理しているのか)
●ヘドロ山のヘドロ処分はすべて貴社の責任で片付けるものと認識しているがどうか?
  • 奥はやるが、下(手前)の分は地主(三枝さん)に土地を返したのでやるつもりはない。(生産者責任をどうするのか)
●県環境課との約束の擁壁工事はどうしたか
  • 今月計画がされれば土木と協議してやる。
●本年平成15年4月1日汚水流出は?どうして起こったか?
  • ため池に雨の水が入ってきてあふれた。
  • 県の環境に指導されたので大きな貯水槽をコンクリートで造る。
以上の業者の答弁は先の視察時のものと矛盾する点や疑問も多々あります。
この後、役場にて土木・環境の県職員との協議がありました。
責任を持った対応を期待し、今後も注視して行きたいと思います。

施設をパノラマで見てみる




 4月1日撮影
 流れ出ている白い水がよくわかる。
 奥は透明な水だが手前は真っ白だ

平成16年(2004)1月14日

文化厚生常任委員会:高根登 田島昭泉 豊田有善 嶌田栄  +議長高橋正一    浅見俊一(欠席)

どのような指導をしてきたか 現場は県と町で問題箇所をパトロールしている。(昨年9月と年末)
●本年平成15年4月1日汚水流出は?どうして起こったか?
  • ため池に雨の水が入ってきてあふれた。
  • 県の環境に指導されたので大きな貯水槽をコンクリートで造る。
これはその時の貯水槽の縁をコンクリートで1mかさ上げしたとのこと。
県からの回答はないか 特に回答を求めはしなかった。
根委員長が質問事項16を出してあるので
副委員長(田島昭泉)と県へ伺いに行くこととする。

1月22日 県土木部長と会談。報告を受け要望を伝える。(委員長高根登と副委員長田島昭泉) 
「官民境界には測量し直し、90p杭を布設。河川に設置されているヒューム管は違法だが、廃土搬出には必要となり、調査では減って来ているので、使用させざるを得ない。パトロールには月に2回まわっている。」等をうかがいました。ここで「廃土は雨の度に流出している。流れ出ないような対策を考えてもらうように」と再度要望しました。


平成17年(2005)6月23(木)1:30〜現場にて
文化厚生常任委員会:田島昭泉、加藤喜一、須田要三、と役場生活環境課2名
県土木事務所より、河川、環境担当それぞれ各2名ずつ参加

湿式プラントの
脱水ケーキの上に立ち・・・
敷地末端部にて

廃土山の上では
この施設からのものではない産廃か

残土と廃車