2024/11/29
![]() チップ工場 (第1,2工場) |
![]() 木を伐採したり、つかんで切るような重機がある |
![]() |
![]() 材木置き場 |
![]() 第1チップ工場 |
![]() 第2チップ工場 |
![]() バイオマス発電 この地下にエンジンがある |
![]() エンジンは180KW出力 重油でもチップでも動く |
以下は小鹿野町にもバイオマス発電の建設予定があることを加味して質問してみました。
質問 小鹿野で計画されている発電所は資本金10万円のシンガポールの資本家。ファンドで資金調達し合同会社で運営。本社を小鹿野に移すと議会全員協議会で説明していたが町民説明会では福岡のままとのこと。上野村の運営主体やその状況は?
上野村 「ほぼ村で運営しています。最初から赤字覚悟です。毎年1000万円の赤字は当たり前です。村の企業や人の仕事が成り立つことでよいと」
質問 小鹿野町の議会の全員協議会では地元から雇用は100人と言っていたが後日の町民への説明会では3人程度と。こちらではどの程度の雇用ですか?
上野村 「一人です。2人か3人必要な時もあるが」
質問 現在秩父域で年間約4千トンの材を出して、既存材木などの加工業者が扱っているが、小鹿野の企業は未利用材を年間2万トン燃やす予定です。既存企業を圧迫する可能性があります。5千トンがせいぜいではないかの話。
材が足らないというのは秩父市(森の活人)でも調査しバイオマスは材が足りないのでやらない事となった様です。
県農林部のこの企業への指導でも秩父域では足らないので既存事業者への配慮を指導してる。上野村では木材(未利用材)の調達はどうですか?
上野村 「針葉樹を中心に。材は足りない。間に合わなくなるので乾いてない状況でチップ化している。広葉樹を入れると傷みやすい。維持には年500万円はかかる。広葉樹用に小型バイオマス(50Kw)を作る予定がある。
実は原木で福島原発の影響で放射能が50ベクレルあって、灰にすると400ベクレル以上になる。この灰は利用できず産廃として高崎で処理してもらっているので費用が掛かる」
質問 小鹿野の発電所では温水を貯水池で冷やして赤平川に放流する計画です。ペレットバイオマス発電では20%の利用効率と聞いているが熱の利用などで上野村の効率はどの程度ですか?
上野村 「キノコセンターへ電気と温水を供給している。発電で30%、熱利用でトータル75%の効率になっている。」
以上の質疑応答で小鹿野で計画されている発電所と上野村の発電所の比較ができました。
なお、小鹿野の発電は1960KW。上野村の発電は180KWで10倍の差があります。その差を考えると「材の調達」「温排水」「灰の処理」など心配が大きい。もちろん経営ができるのかの心配は言わずもがなです。
参考までに内山節さんの講演もご覧ください