絵と詩で描く無限の世界
秩父で「宇宙曼陀羅展」

2006年5月11日(木) 埼玉新聞
 
 秩父市在住の画家、新井智江さん(52)の絵に、小鹿野町在住の詩人、水村健治さん(62)の詩を添えた「宇宙曼陀羅(まんだら)展」が、秩父市東町の喫茶店「珈琲道ぢろばた」で三十一日まで開かれている。

「宇宙曼陀羅展」で絵を描いた新井智江さん(写真左)と詩を書いた水村健治さん=秩父市東町の珈琲道ぢろばた

 新井さんは福島県白河市出身。一九七九、八〇年に現代童画展に入選。九五年から秩父市に移り住み、創作活動を行っている。
 水村さんは七七年に都内の中学校事務職員を辞め、農業を志して小鹿野町へ。現在は手作り豆腐の工房を経営しながら詩作を行っている。
 まるで春の花畑のようにきらめく星々、生まれたての銀河、地球での生命誕生を連想させる作品など、生命力あふれる宇宙を描いた十六点の絵を展示。絵からインスピレーションを得た水村さんの詩が、絵の世界の奥行きを広げている。
 新井さんはダイナミックな表現を得るため、絵筆は使わず、指や手のひらに直接絵の具を付けて描いた。「生命を描くなら、体を使って、生命をぶつけて描くしかない」という。
 水村さんも「地球ほど生命があふれる星はない。人間の世界になって加速度的に破壊が進んでおり、地球を大事にしなければという思いを込めた」と話している。
 問い合わせは、ぢろばた(電話0494・24・3377)


2025年12月 埼玉新聞


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