私達の環境に潜む危険な放射能を見つけ、情報を公開共有し、未来の子ども達の健康と命を守ります。
2011/12/8
測定器の必要性
安全宣言が出たあとでも福島では2地域にわたっての汚染米が発覚。その日本の暫定基準にしても食品で500Bq(ベクレル)とチェルノブイリの子供への基準37Bqからしても破格に甘い基準である。流通しているものですら信頼できず、地産地消の農産物に至っては未検査。自らが調べ、安心して食べるものを選びたい。事業所で計測するには時間での価格の違いはあるが1検品2万円〜4万円になってしまう。10万円出しても5回の検査しかできない。また、行政が導入しても一般への利用は難しいので自前で検査機を持ち毎日検査できる態勢が欲しい。なお、この度の粉ミルクの汚染はNPO計測所のご住職が発見し通報し、回収に至ったものです。是非、地元秩父に食品放射能測定所を!
ご連絡 多くの協賛された方より、出資金が集まり、目標へと近づいております。ありがとう御座います。12月19日初期賛同者で相談会をし、この会の名称「私達の未来測定所・秩父おがの」とし、機種を下記の製品に決定させていただきました。
測定器の機種の選定(基準、機種、金額)
基準は 文科省が12月2日の発表では学校給食に40Bqまで測るものとする基準がある。この基準値以下で検査可能の機種を選択したい。また、自然の食品にはカリウムが入っているが、その区別ができることが混乱を避けることができる事も考慮したい。さらに食品等の規制はセシウム137やヨウ素131が基準ですので核種判別は重要なポイントです。
→12/19相談会にて機種はTN100B-15に決定。多少時間は掛かるのですが信頼できる核種分析と3σ(99%確証)計測数値が出せると言うことで決定しました。
2011/12現在の資料です。 | この製品に決定し注文書を出しました | |||
ドイツ製 | ベラルーシ製 | ドイツ製 | 日本製 | |
機種 | ベクレルモニター LB200 |
ガンマアクティビティモニター AT1320A |
KH-EL25 | ベクレルモニター TN100B-15 |
検出核種 | トータルガンマ線量△ | ヨウ素、セシウム134,137、 カリウム検出○ |
トータルガンマ線量△ | ヨウ素、セシウム134,137、カリウム検出 ○ |
測定限界 | 検出限界20Bq | 検出限界3.7Bq(2〜3時間) | 検出限界50Bq× | 10時間11Bq |
15分程度(±3%) | 30分測定10Bq、1時間7Bq、 2時間3Bq |
10分測定35Bq、1時間20Bq、 | ||
2σ | 3σ(99%で数値がそこにある確証) | |||
マリネリビーカー500ml | PC出力あり マリネリビーカー500ml |
PC出力あり マリネリビーカー700ml |
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価格 | 100万円 | 130万円→150万値上げ中 | 70万円 | 94.8万円 |
納品 | 5ヶ月先 | 1ヶ月中 |
マリネリ容器に700ml検品を入れ計量。 |
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持参した自宅下小鹿野奈倉耕地の キウイを計測(2011/12/16/10:44) 10分の計測後の表示 ヨウ素、セシウム共にND (<35Bq) ※セシウムは食品基準が137(半減期30年)が基準 なのでセシウム134を加算して比較すると間違いも出てくる。 この機種は全て別の数値で判別できる。 カリウムは1.794KBq±539.0 ※カリウムは人類が長くつきあってきた物質であって k39とk41の99.99%に対し、0.01%が放射性k40。 これをセシウムと合わせて計測しないことが必要。 人の身体には体重50Kgに100gはカリウムがあって その0.01%がk40で3.200kBq。年0.1-0.2mSvになるそうだ。 そしてこれがカリウムの基準と考えて扱う。 |
開所場所は小鹿野町内の施設を借ります。(無償でお願いできます。)
2月より→小鹿野町「お菓子工房ぶんぶん」:〒368-0105秩父郡小鹿野町小鹿野1833-1(0494-26-6100)→HP
完全予約制で計測します。予定では1時間(1検品・2検品)の予約です。割安のチケット制も予定してます。
お問い合わせは 田島昭泉自宅 &fax0494−75−3918 tajimaアットマークtitibu.sakura.ne.jp
氏名、 電話番号 住所 を連絡下さい。
政府方針:2011/12/23東京新聞によると、来年4月から一般食品100ベクレルと政府発表。しかし「米と牛肉は消費者に混乱が起きないように来年9月として周知させる」ってどういうこと?さらに、「大豆は来年いっぱい今の基準で」だそうです。その意味とは?「私たちの未来測定所・秩父おがの」では食品ベラルーシの子供基準37ベクレル以下を計測基準にします。
↑この基準については2012/3/31までで、新基準では食品は500Bqから100Bqに成りました。