般若の丘コースの案内資料(小鹿野里山案内人)

自己紹介・参加人数の確認・コース説明・ストレッチ・トイレの確認
スタート地点は標高約260m。最高地点でも370m。全行程5.3Km (約125分〜150分 約2時間半)一周9300歩程度のコース
パレオパラドキシア

ジュゴンにも
ゾウの祖先にも
似ている。

パレオ(昔の)
パラドックス(矛盾)
新生代第3紀層。1500万年前の海生獣
1975年農工の生徒堀口君が大野原で発見。
昭和56年(1981)般若の粘土山で坂本道夫さんが
頭部を除く全体骨格の化石発見。
世界でも5体ほどの珍しい化石。
その2年後に発見されたチチブサワラと共に
世界で初めての復元模型。

粘土山:セメントは、石灰石、粘土、鉄さい、これら3つの原料から作られています。
2017/5/29シジュウカラ、ガビチョウ、アオバトホトトギス、コジュケイ、ヒガラ。ヒメジャノメ、ツマグロヒョウモン、キチョウ、オナガアゲハスジグロシロチョウ、モンキチョウ。

なんじゃもんじゃの木【ヒトツバタゴ】2007/5/22

ラベンダー2007/5/22

奈倉層:巾2q。東は大野原、南は荒川橋まで15q。
両側に吉田層、桜井層、奈倉層、鷹巣層

ようばけ:町天然記念物 昭和53年3月に県自然環境保全地区に指定。 高さ100m、幅400mの崖。ようばけは新生代第3紀層:パレオパラドキシア、チチブサワラ・・・

その他の地層年代の示準化石
中生代:白亜紀、ジュラ紀:恐竜、アンモナイト

2014/5/14 ラベンダーは無くなった。
ツツジと左手の木がヒトツバタゴ

四等三角点
地図の骨格を形成
三角測量の基準

1等は一辺18cm
2等3等は15cm
4等は12cm
図等三角点もある

宮沢賢治20歳、(1916)大正5年9月2日〜8日
「さはやかに 半月かゝる薄明の 秩父の峡の かへり道かな」寿旅館へ宿泊
保阪嘉内「この山は 小鹿野の町も見へずして 太古の層に 白百合の咲く」

奈倉氏と奈倉館と名倉堂:500年か550年くらい前。吉田に居を構えた秩父氏から分家し奈倉という姓を名乗り始めた。(鎌倉時代末から室町時代ぐらい) 秩父氏からの出の畠山重忠公(1164年生まれ)は奈倉氏と親戚になる。
 奈倉氏は永禄13年(1570)武田信玄に攻められて落城、岩槻,越谷を経て江戸へ。名倉堂として全国接骨の名医となった。子孫は千住の奈倉医院。ニワトコ(接骨の木)が館跡に植わっている。
一本杉は町指定天然記念物
目通り周囲4.5 m、樹高約20m、樹齢は約300 年


【ホウ】の花が咲いていました。 2007/5/30

2014/5/14 【ホウ】

【ジュウニヒトエ】の花 2007/5/7

2014/5/14 【ジュウニヒトエ】

【クマノミズキ】の花にはコアオハナムグリ 2014/5/14
クマノミズキ:樹高8-12m。葉は対生、楕円形。径8-14cmの散房花序。
花は多数の白色4弁花。果実は紫黒色に熟す。

あずま屋の柱です。
シカの激しい食痕。


2009/1/19

テンの糞


眺めの良い所で
縄張りを主張しているようだ
(ベンチの上)

コナラか

【フタリシズカ】2014/5/14
モミ林/モミ多、コナラ、クリ、ミズキ、イロハモミジ、ムラサキシキブ゙、イカリソウ、ミヤマナルコユリ
鳥/コゲラ、ヤマガラ、イカル、カケス、アオゲラ

エゴノキ 2007/5/22

エゴノキの花 2008/5/25
良い香りがする。
(サポニン もんで出る汁で魚取りをしたそうです)

鹿の足跡 2014/5/26

【エゴノキ】2014/5/26下に落ちているので咲いているのが解りました

【マルバウツギ】 2008/5/25
林にはいるとすぐのところです。
この辺の林ではよく見かけます。

【マルバウツギ】

【サルナシ】の立派な蔓 
2007/5/22雌雄異株,左巻
サルナシ 2014/5/14

【マルバウツギ】2014/5/14
葉は対生で花のすぐ下では
枝に葉が巻いてます。
花弁は5(ユキノシタ科ウツギ属)樹高1.5m。雄しべは10個。
モミ:若木の葉の先端は2列。実は松ぼっくり(松科)
葉がいきなり外向きに生える。
ツガ:(松科)
カヤ:先端はひとつで尖る。青い丸い実(イチイ科)

【ツクバネ】 2007/5/22
秋に枯れてくると堅い実と4枚の羽が目立つ
地元では「ひーこのき」「ひーこったま」と呼ぶ
2008/10/22
落葉広葉樹林/コナラ多、ハリギリ、カスミザクラ、ツクバネウツギ、ヤマツツシ、ガマズミ、テイカカズラ、チゴユリ、ヤブコウジ

蔓に巻き付かれていた痕
クヌギ

上から見て左まきなので
【山藤】が巻き付いていたのだろう
(藤は上から見て右まき)

アケビの蔓も左巻き

【イタヤカエデ】 2014/5/14


 【ハリギリ】
 2007/5/7

【エンコウカエデ】 2007/1/19

ベンチのある休憩ポイント
(般若の丘公園より約45〜55分)

ここには
タラノキ、オケラ、カラスザンショウ
ニガイチゴ、スイカズラ(右巻き)
ヤマノイモ(左巻き)、オニドコロ等


2014/5/14↑には木が成長して眺めが塞がれていた
2017/5/29 イチモンジセセリ、モンキアゲハ、カラスアゲハ。アオバト、トンビ。

 【タラノキ】  2009/1/19

【オケラ】 2009/1/19
根は胃の薬

【ヤマノイモ】 2009/1/24
種の回りに翼がつく

オニドコロは片方に翼がつく

カラスザンショ

リスの食痕の例
リスはマツの種実が大好きだそうです。
2007/1/13四阿屋山にて

グミの巨木の枯れ木ですが幼木が生きてます。
この穴の中はウロになっていて
小さな獣の寝床になっていたようです。

【ヤマツツジ】2014/5/14


【オカタツナミソウ】
2008/5/25

 【コアジサイ】 2008/5/25


鹿の角研ぎ
2007/5/30
落葉広葉樹林/コナラ、エゴノキ、カスミザクラ、(ウラゲ)エンコウカエデ、アラカシ、モミジイチゴ、ヤブラン、チヂミザサ
←【ウルシ】 2007/5/22
↓よく似た【ヌルデ】には茎に翼がある。5/7

【アマドコロ】 2007/5/22花が1〜2づつ付くのがアマドコロ

【ナルコユリ】2014/5/14
茎を触ってゴツゴツと凹凸があるのがアマドコロ。
滑らかなのがナルコユリ。
木々からはフィトンチットと言う成分が揮発されている。これを浴びるのが森林浴。リフレッシュ効果があるのです。

【チゴユリ】 2007/5/7

【ハンショウズル】 2007/5/22

【コバノガマズミ】 2007/5/22
合弁花に5つの裂け目が入っている
スイカズラ科ガマズミ属

【コバノガマズミ】2014/5/14 花は5裂。

【ツクバネウツギ】 2007/5/22

【ツクバネウツギ】2014/5/14

リスの食痕でしょうか
ドングリの実の殻が

ムササビの皮剥
ムササビの食痕も見られる。モミの枝葉が落ちている

鹿の食痕
【ヤブラン】(ユリ科)をシカが食べたあとです。
切れた所がばらついているのが特徴。
ウサギなら真っ直ぐ綺麗に切れているそうです。
2007/1/27(土)般若山周辺

サルの食痕ではないだろうか?
春蘭のようです。
引き抜いて葉先だけ食べて捨ててある状態。
この状態のものが山道に数カ所見られ
それらしき糞も数カ所あった。↓
2009/1/19般若山周辺

狸の糞 丘のようなところが好き
俗に言うタヌキのためぐそになっている。
糞は狸同士の情報交換になっている。
四季の道 2007/1/13

テンの糞
柿の種が入っています。
般若の丘コース 2009/1/14

【スズタケ】
太平洋側で主な笹
高さ1〜3mになる。葉は枝先に2〜3枚。
(クマザサは節からひとつづつの枝に葉が4〜7枚。冬に白い隈取りが出る)

【スズダケ】2014/5/14

【コウヤボウキ】
高野山で箒にした。
2007/8/14

【ヤマコウバシ】
次の芽が出るまで
枯れた葉がついている。
良い香りがする。
(クスノキ科)
(ここよりアスファルトの公道に出る)

タマネギ状風化。露出した粘板岩

タマキガイ 
ホタテガイ 
ユキアシタガイ(マテガイ)

新生代第3紀層

(切り通しの公道の裏の
北向きのお地蔵様で)

【テイカカズラ】かなりな規模の植生

【ヤブデマリ】 2014/5/14
高さ2〜6m。装飾花は5深裂(一見4裂)。8月には赤〜黒の実が付く。

↑ 【モミジイチゴ】 2008/5/25
   下を向いて実が付く。黄色に熟す。
クマ棚
←  「熊の寝床」と呼ばれるもの。
栗の木に登り、枝を折り、実を食べては
その枝をお尻に敷くとのこと・・・。
時にはそこで寝ることもあるとか
ここの斜面は日当たりもよく
ユズやバショウなども見られた。

【アオスジアゲハ】2014/5/26
マルバウツギの花に飛んできた。

【クサイチゴ】2014/5/26
上を向いて赤い実が付く。
ナワシロイチゴや、クマいちごも赤くなる。

【オカメザサ】 柿の久保の橋

【イノモトソウ】 井戸の元にあるが由来らしい

【マムシグサ】2014/5/14

【ホウチャクソウ】2014/5/14 法性寺手前
柿の久保の先に関東でも3カ所のゼロポイントがある。北緯36度0分0秒、東経139度0分0秒。
法性寺:秩父札所32番(お船の観音様)
室町時代の長亨(ちょうきょう)2年(1488年)の番付では、
15番だったようです。760年の歴史。
その後江戸からの巡礼が増え、
順路を変えたようです。
(休憩ベンチから約45分。休憩入れて出発から約80〜90分、休憩ポイント:トイレ
ここから般若の丘まではアスファルト道路を3.5Km。約40〜50分。
(境内にシュウカイドウが植えられている。9月開花)
(鳥:カワラヒワ、ジョウビタキ、ガビチョウ20090124)

馬頭観音
:ヒンドゥー教では最高神ヴィシュヌの異名。
民間信仰では馬の守護仏

コミスジ
2014/5/14の蝶  キチョウ、 コミスジ、 コミスジ:翅裏はチョコレート色
イチモンジセセリウスバシロチョウ

2014/5/14の蝶 ダイミョウセセリ、 ウスバシロチョウ、 モンキチョウ、 ヤマトシジミ
この日は他にキアゲハ、オナガアゲハ、ヒョウモンチョウ等も観察できた。

白菖蒲
2008/5/25

法性寺手前

黄菖蒲
2008/5/25

ザリガニ釣りの池
十六様近く
2017/5/29 セグロセキレイ、カワラヒワ、ウグイス、ホウジロ。
秩父大神社:聖天様 法性寺の近くに歓喜天(聖天)を祭った起源。神仏分離後秩父大神社と改称。聖天神楽は4月15日奉納。

←道標
:大正時代のもの。手で指さしてある。このコースでは2カ所あった。

十六様:日本武神社
 3月第2土曜日歌舞伎の上演。羊太夫が般若十六の地で、十六善神の助筆により大般若経を書写。法性寺にあったものを移した。


【オオイヌノフグリ】
 2007/1/19
里の畑の縁に咲いていた。
お塚:「お塚権現」が祀られる。群馬県吉井町の多胡碑にまつわる羊太夫の墓との言い伝え。
高さ約3m、直径約15mの円墳。古墳時代後期、7世紀頃
(長若小学校の裏)
2009/1/23

横山観世音菩薩の
境内にある仏像。
タイ風な面長な風姿。


【フユハナノワラビ】
2009/1/24 横山観音の庭
点呼・整理体操・お礼・他の季節でのお誘い

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