小鹿野町里山案内 下見会

2018/2/23(金) 四阿屋山(あずまやさん)772m周辺にて  ■TOP

お昼に両神国民宿舎に集合し、1:55に両神荘を車で出発。四阿山駐車場には8分で到着
2/5に続きの下見 雪がないかが最大の確認点。山中さん 粂さん 鷹啄さん 田島の4人

memo 両神山1724m(日本百名山深田久弥) イザナキ、イザナミの二神。日本武八日見。 丸神の滝76m(日本百滝)

駐車場からすぐに山道に入る。(13:25) ミヤコザサ

山藤 下から見て右巻き (白藤は左巻) 
もみの木と楢の木の林(13:29)

山の神 周りには日榊が植えられている

日榊 (13:31)

もみの木の鹿の角こすり (13:39)

馬酔木が咲き始めていました。(13:48)

日陰の斜面の道に入るとオオバノイノモトソウ(13:53)

テイカカズラ(13:54)

ロウバイ園に出ました。良い感じで咲いてます
良い香りも漂っています。(13:55)

沢山はないが福寿草が咲いている。
すでにロウバイのよい香りがしました。
四阿屋山福寿草園。

2月5日のロウバイ園

山居 弘法(空海)の井戸がある
弘法「拙僧に水を」 老婆「この水は川からくんできました」 
弘法「拙僧の杖をついた先を掘ると良いでしょう」

素芯ロウバイ

和ロウバイ

案内休憩所 節分草も咲いていました。

福寿草「秩父紅」がチョットだけ開花

キヅタ(14:13)

ヤマコウバシ 新芽が出るまで枯れ葉が残っている
椿 咲き始めていました(14:16)
鳥:ジョウビタキを確認できました。

民家の裏庭に「ヤマグルマ」。樹皮から鳥モチが採れます。(14:18)

駐車場先から下に降りる道へ入ってすぐ
カニクサ(つるしのぶ)Iで編み細工をしたそうです(14:27)

もみの木の赤ちゃん(14:30)  もみの木の親⇒
ウリハダカエデも鹿の角っこすりされていた.
途中コウヤボウキの姿も

素性の良いクリノキの有る林(14:42)

バンガローのある広場には残雪(14:51)

薬師堂の奉納額(15:02)
宝暦11年、(1761) 江戸小伝馬町 上品屋 池田彦四郎奉納

薬師様 四阿屋山法養寺薬師堂
県文化財の薬師堂は室町末期の創建と推定され、
目薬師として眼病に霊験あらたか。
守護尊(本尊)である薬師如来は秩父十三仏の一つ。

縁日は1月8日。 脇持仏に日光月光菩薩十二神将。
秩父13仏霊場巡りの一つ、真言宗智山派
日本三体薬師尊
他の2つは、相州(相模国)日向の薬師と、
三州(三河国)鳳来寺の薬師
四阿屋山は森林浴の森日本百選の山です。
1978年、宿舎と四阿屋山一帯が両神国民休養地に指定される。埼玉県立両神自然公園。
「東(あずま)」とは東国のことで、京都から東に遠く離れたへんぴな田舎であったことから、「東屋」とは田舎の、あるいは田舎風の家を意味する。
屋根のひさしが四方に垂れることから「四阿」とも書く。「阿」とはひさしのこと。(棟のこととの解釈もある)
四阿とは東屋の事。 山の形が東屋に似ていた?
薬師堂遺跡 縄文人の土器石器が出土 のちの薄氏館跡 薄氏は武蔵七党のひとつ丹党
北条氏邦(1541〜96)鉢形城に入城 甲斐の武田信玄との秩父侵攻(1569〜71)で信玄焼きで消失 北条氏邦が再建1585

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