町村議会議員研修会

18/10/13(金) 熊谷文化創造館「さくらめいと


姜尚中(カンサンジュン)氏
現在、東京大学情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。
近年は朝まで生テレビ!を始め、多くの討論番組やトーク番組に頻繁に出演する。

合併によって町村の数は減りました。
(2001年:43市49町村→2006年:40市31町村)
埼玉県内で31町村(565名の議員)対象の研修です。
バスやワゴン車で集まりました。

「埼玉はインフラができていませんね」

「角栄さんのおかげで冬を家族で過ごすことができる様になったと新潟の人は感謝している。
 田中派は都会と田舎で格差があってはならない考え。地域で人材を育て中央へ出す。地域は重要だ」
「地方をよく知っている総理が必要」
「財源を地方に。このままでは自治体はなくなる。ふるさとを創っていける財源が必要だ。
 ヨーロッパでは小さな町でも財政が成りたつ政策がなされている」
「自然・インフラ・雇用・伝統文化教育・郷土愛が大切」

「オリンピックは福岡にと訴え石原都知事におしかりを受けた。
 都の年間予算は6兆円。オーストラリアの国家予算を上回る。地方に新たな機会が必要ではないか」
「自殺者は先進国の中でも非常に多く年間3万人。比率では韓国はそれを上回っている。
 格差社会が問題。多重債務の若者も多い。最低限の社会保障がある定常型社会が必要」

ユースプログラムによって高校生の目を社会に向けさせる必要。」
「国も地域活動にももっとお金を出すべき。トヨタ財団地域社会プログラムの選考委員を務めている。
 年間7000万を50〜70団体を採択して支援している。
日本の企業はもっと地域に還元しなければならない。」

「東北の河北新聞で特集されていた中山間地の活性化の記事300件は参考になる。」

最後に今の問題として
「北朝鮮を追いつめて暴発させてはいけない。安楽死させないといけない」と訴えられました。
・・・
余談ですがご本人は熊本のご出身。奥様が熊谷とのこと。


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