平成20年3月議会一般質問

2008/3/10 (60分)

障害者にとっての安心安全を図るための支援と対策。生活、医療、保育、教育、移動の安心。施設や道路、住宅などバリアフリーと安全について

田島しょうせん質問:障害者にとっての安心安全を図るための支援と対策は重要です。生活、医療、保育、教育、移動の安心。施設や道路、住宅などバリアフリーと安全についてはどうでしょうか。
答弁:障害者自立支援法に基づく障害福祉サービス。医療面での支援につきましては早期発見から医療につなげる検診や保健師による訪問活動や心身障害者重度医療費の支給等実施。
保育の面での支援では子育て支援センターや児童館において専任の保育士や保健師による育児相談、親子ふれあい教室等行っております。また、保育園幼稚園では、それぞれの障害の特性に応じ、受け入れ態勢等整備し、可能な限り対応しているところでございます。
教育の面での支援では、就学相談や特別学級の設置や、特別支援学校との連携などの支援を行っております。また、学童保育の支援についても配慮するよう努力しているところであります。
移動の面の支援では障害児童の移動支援事業、生活サポート事業、福祉タクシー利用料金の補助、通院における交通費の補助、などの支援を行っております。
バリアフリーと安全については町道99号線市街地南通りおがの中学校入り口より原町交差点の間の歩道の段差は解消致しております。また町道89号線、市街地北通り小鹿野小学校より小鹿野高校までの歩道の段差を取り払い、バリアフリー化を中心市街地活性計画において計画しております。道路の穴等ついては随時補修し、利用者の安全に心がけております。
公共施設においては、玄関のスロープ化、駐車スペースの確保等対策を行っており、一階の利用については大方の施設でスムーズに利用できると思います。
町営住宅においては、現在建設中の仮称春日団地では、高齢者等への配慮について一定の基準を満たす設計となっております。廊下と居室の段差については、春日団地、宮団地、北ふつおがら団地ではバリアフリーとなっております。階段の手すりの設置では、春日団地、新井団地、はんにゃ団地、宮団地、北ふつおがはら団地に設置してあります。浴室の手すりでは春日団地、きたふつおがはら団地に設置してあります。トイレの手すりは春日団地に、トイレの便器は春日団地、宮団地、北ふつおがはら団地では腰掛式となっております。火災警報器の取り付けにおいては、20年度5月31日まで全ての町営住宅に火災警報器が取り付けられます。
質問:就労支援、町内の企業さんへの斡旋等はいかがですか。
答弁:就労支援につきましては、秩父郡市で就労支援センターキャップという事業所で総合的な相談窓口になっております。
質問:デイケアにお世話になって月末に薬をもらえたのが、昨年半ばから日を改めないともらえなった。制度的な改正で起こったわけでしょうか。
答弁:通所リハビリはその時間中に医療診察は受けられない制度となってます。
質問:温かい政策というのはできないものでしょうか。町長どうですか。
町長答弁:私も苦慮している事例でございます。なんとかできるもんならやりたいなと思います。
質問:障害児が、保育を受けようとした時には県そして町から保育園に対して、補助が出されるのですが、その金額を教えて頂けますか。
答弁:町と県で2万円ずつ、4万円の補助制度がございます。
質問:それは5万円だった時があったわけですよね。
答弁:年々、県の補助要綱によって減額されています。去年が4万3千2百円でした。その前は5万円ということもあったと思います。
しかし特別児童扶養手当が支給されている場合は、保育所の現場にはお金は出せない制度ですよね。
その通りでございます。
質問:町内に居住している特別児童手当の支給対象児に対してこの補助金をぜひ設定して頂けないでしょうか。
答弁:町内民間の保育所に預ける場合には、そのような方向を今後検討していきたいと考えております。
質問:車椅子の方、知的障害の方も含めて自然に町内で暮らして、一緒にいるんだな、生活してるんだなという環境を作っていただきたい。学校の現場ではどうか。
教育長答弁:中学生の社会体験チャレンジで3日間ほど施設等にお世話になっております。できるだけそういう機会増やせればいいなとおもっております。
質問:移送サービスが、「利用予約は一ヶ月前から一週間までに」となっています。一日前での予約利便性はいかがでしょうか。
答弁:できれば一日くらい前からでも利用できるような形をとって、これからも運転手等の確保をし進めていきたいと考えています。
質問:この利用制限時間が秩父市も小鹿野町も120時間、足りているんでしょうか。
答弁:おそらく足りていないと、認識しております。
質問:足りていない部分というのはどうやって対応したらいいんでしょうね。
答弁:足りない部分等については、例えば小鹿野町であれば福祉有償の方を利用していただくとか・・・
質問:透析患者さんであれば、週に2、3回は行ったり来たりしなければならない。あいのりはハッピーさんでは大丈夫なんでしょうか。
答弁:福祉有償については相乗りは認めてはおりません。
質問:そうゆう枠をを越えてという可能性はないのでしょうか。
答弁:地元の協議会が審議して通らないと認可されません。透析の患者さんは時間数が過ぎた部分については、難病対策として、一年間まとめての交通費の補助が多少ではありますが出るような制度も用意されております。
質問:業者さんに訴えて頂ければ、理解して頂け通る話なのではないかと思います。
両神地区では観光を主とした、公衆トイレの障害者用はどうなっていますか。
答弁:管理委託しているトイレが19箇所ございます。このうちの3箇所が水洗化になっていまして、この3つに障害者用のトイレが設置されます。両神の道の駅の駐車場にありますのが、やはり障害者用のトイレということで以上で4箇所あります。
質問:ぜひさらなる改善をやっていただきたいと思います。
観光地図にあるトイレ表記ですが1目見てこれが障害者トイレとわかるようにできませんか。
答弁:今後パンフレット等作る時にはその方向でぜひ進めたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。
質問:町長、トイレについてお願いします。
町長答弁:もう一度よく点検して表示なども観光地として恥ずかしくないように順次やっていこうと思いますので、ご理解を頂きたいと思います。
質問:中心市街地活性化計画の中での障害者の方への扱いはいかがでしょうか。
答弁:十分配慮したものになるよう心がけて参りたいとおもいます。
質問:火災報知機があれば下肢がご不自由な方が、いざと言う時に早く逃げられる。町で設置補助できないですか。
答弁:火災報知機の設置につきましては障害者の2級以上、または最重度の障害者の家庭については町のほうで設置するように、進めたいと思っております。