平成14年12月議会

田島昭泉の一般質問と答弁の要約

質問 情報網を活用し、合わせてITに臆しない教育活動を率先して進めてゆき、これからのネット社会に有効に対応した情報発信をしてゆくことがこの様な山間の地には必要なことと思います。小鹿野町のインターネット接続の世帯はどの程度ですか。また、常時接続ADSL開通の状況とカバーエリアはいかがか。その効果はどうですか。
答弁 IT講習会受講者の内の6割がパソコンを持っていて3割がインターネット環境にあった。75局はNTTのADSLで約5q、75と78局はヤフーADSLで約9q圏内をカバーしている。又、庁内の接続料も月額三〜四万だったのが三千円以下になった。
質問 芸能祭や講演の放送も可能です。日本中で見ていただき、よく見たいと来町してくれればいいのですから、是非活用してください。
答弁 検討します。
質問 町のホームページの更新状況とアクセスはどうか。
答弁 町のホームページは月に一度の更新です。アクセスは月に千八百。クアパレスはイベントごとの更新でカウントは月に五千です。
質問 今後の計画はいかがですか。
答弁 例規集のアップロードや住民基本台帳ネットに対応したLG1への取組中です。
質問 職員自前でのホームページのきめ細かな更新が必要と感じますがいかがですか。
答弁 努力したい
質問 学校や文化センター図書室の利用状況、図書管理と検索などにもIT化を取り入れられないか。
答弁 文化センターでは年間約1万冊の利用がある。学校でもバーコード管理ソフトの利用も検討したい。
質問 次に地球規模の環境作りにはディーゼル自動車の規制は大切なものとなって行くと思いますが、どのような負担が掛かるのか
答弁 乗用は車検時に引っかかる事もある。消防車の規制は免除。町のダンプは廃棄、町営バスなどでは100万は掛かる。
質問 町内施設でのタバコの喫煙規制への考えはいかがか。
答弁 見直しの時期に来ていると考えています。
質問 タバコの副流煙による健康被害や道徳的に見て、子供を中心の視野に立てば学校敷地内では全て禁煙にすべきと考えますが、いかがですか。
答弁 検討したい。
質問 役場内はどうか
答弁 来庁者用は喫煙コーナーを一ヶ所にして空気清浄機を取り付けたい。職員の喫煙時間も検討したい。
質問 保健課での禁煙への取り組みは評価している。是非クリーンな小鹿野がアピールできるように努力して欲しい。
答弁 努力します。
以下は議事録の写しです。
〇議長(高橋正一君) 再開いたします。
                                 (午後 1時31分)
                                         
         ◇ 田 島 昭 泉 君
〇議長(高橋正一君) 次に、1番、田島昭泉君、登壇願います。
          〔1番 田島昭泉君登壇〕
〇1番(田島昭泉君) 議長より許可が出ましたので、壇上より質問を始めさせていただきます。
  ただいまの日本の中では経済問題に端を発した合併問題が一番の関心事になっておりますが、地方が元気に生き延びるためにも、末端こそ心の通ったサービスと顔の見える行政の充実が必要とされていると思います。私は今までも一貫しまして、このような山間でも必要な施策や問題点を追求してまいりましたが、今後も自分なりの視点でまた町民の声を町政に届ける役柄として活動していきたいと思います。
  質問に移ります。まず初めに、小鹿野町の情報通信網は再三の要望や請願の影響もあってか、NTTがADSL化となり、常時接続環境がおかげさまでできました。1月には12メガの高速で局から七、八キロの距離までの接続が可能になります。ヤフーBBでは既に12メガで局から7.3キロの人がつながっているということも聞いております。相当の人口がカバーできるようになったわけであります。この情報網を活用し、あわせてITに憶しない教育活動を率先して進めていき、これからのネット社会に有効な対応をした情報発信をしていくことがこの地には必要なことと思います。
  そこで、質問の21世紀の文化・教育のために。1、小鹿野町のインターネット接続の世帯はどの程度ですか。また、ADSL開通の状況とカバーエリアはいかがか。その常時接続ADSLの有効活用はいかにされていますか。
  2、町のホームページの更新状況とアクセス、今後の計画はいかがですか。また、ネット人口に対応した宣伝効果と興味を誘引するホームページにするためには、職員自前でのホームページのきめ細やかな更新が必要と感じますが、いかがですか。これには両神村の役場、教育委員会、中学校など、ホームページづくりで参考になるところはありませんか。
  3、幼稚園や小中学校での現在のIT活用とホームページ、今後の活用はいかがですか。
  4、学校や文化センター図書室の蔵書の管理状況・利用状況はいかがか。また、図書管理と検索などにもIT化を取り入れられないか。
  次に、埼玉県の彩の国青空再生戦略、その政策にも見られる施策の一つとして、ディーゼル自動車の規制というのがあります。地球規模の環境づくりには大変重要なものとなっていくことと思いますが、実際にはどのような負担がかかるのかをお聞きしたいと思います。
  また、千代田区での生活環境条例の中のたばこポイ捨て禁止、それが昨10月にスタートしました。観光地などでも同様なたばこの立ち歩き禁止なども、美しい自然保護とともに今後必要な施策と考えます。さらに、たばこの副流煙による健康被害を考え、町施設での対応をお伺いしたいと思います。
  質問の自然も人もすくすく育つ環境づくり、1、ディーゼル自動車の排気ガス規制への対応には行政・住民にどのような負担がかかるのか、その経費はいかがか。
  2、東京都千代田区などで罰則つき路上禁煙条例を施行したが、当町ではたばこのポイ捨てや立ち歩き禁煙規制への考えはないか。また、学校や行政管理施設内の禁煙喫煙箇所の状況と見直しはいかがか。
  以上で壇上の質問は終わります。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君の質問に対する答弁を求めます。
  まちづくり政策課長、宮下光雄君。
          〔まちづくり政策課長 宮下光雄君登壇〕
〇まちづくり政策課長(宮下光雄君) 田島議員さんの質問の1点目、21世紀の文化・教育のためにの1番目及び2番目の質問について順次お答えいたします。
  初めに、インターネットの接続状況につきましてはNTTにおいても公表はしておりませんので、実数等は把握できておりませんが、昨年度町において開催いたしましたIT講習会のときに実施いたしました情報化アンケートによりますと、回答者254人中パソコン保有者は151人、またインターネットへの接続ができる状況の方は80人で、回答者のうち約31%でありました。なお、ADSLにつきましては本年9月より1.5メガタイプが75局管内を対象に開通し、11月からはヤフーBBによる12メガタイプが75局、78局を対象に開通いたしたところでありますが、来年1月からは75局管内を対象にNTTにおいて12メガタイプのサービスを開始する予定と聞いております。また、本町におけるADSLの接続状況につきましては、実数等は公表されておりませんが、約150回線程度であろうとNTTよりは聞いておるところでございます。
  なお、ADSLのカバーエリアにつきましては、現在のところNTT局社からおおむね5キロメートルの範囲内とされており、小鹿野、下小鹿野ほか伊豆沢、長若、三田川、倉尾の一部が対象エリアと認識いたしておるところでございますが、最近ではヤフーBBにおいてリーチDSLと呼ばれるカバーエリア約9キロメートルのサービスを申込状況により開始すると聞いておるところでございます。こうした状況下、役場内におきましても9月より1.5メガタイプの常時接続のADSLに切りかえたところでございますが、これにより庁舎内だけ見てみましても、これまで月額3万から4万程度かかっておりました電話料金が3,000円以下で済んでおるところでございます。
  次に、2点目のホームページの更新状況についてでございますが、ホームページにつきましては現在のところ毎月1回更新作業をいたしておりますが、観光情報、クアパレス情報については逐次更新いたしておるところでございます。アクセス数につきましては、町のホームページについては最近1年間で2万2,454回、月平均で見ますと1,870回、観光クアパレスについては月5,000回程度のアクセス件数となっております。また、両神においては各課の情報に基づき、必要に応じ逐次更新し、またその更新情報も出しているなど、それぞれの町村でいろいろなホームページも作成されておりますので、参考になる点については取り入れ、対応してまいりたいと考えております。
  なお、今後の計画といたしまして、現在予定している点について若干触れさせていただきますと、今年度実施する町例規集の電子化を来年度ホームページに取り込むとともに、現在電子自治体構築のため総合行政ネットワーク、いわゆるLGWANの設備導入を進めておるところでございますが、今後平成16年度からの運用開始が考えられている電子申請システム、電子入札システムに対応するため、県と市町村でのシステムの共同運営についての検討も進められておりますので、今後はこうした状況が進む中でこれらに的確に対応できますよう、ホームページの再構築も視野に入れまして取り組んでまいりたいと考えております。
  以上、答弁といたします。
〇議長(高橋正一君) 学校教育課長、森沢捷君。
          〔学校教育課長 森沢 捷君登壇〕
〇学校教育課長(森沢 捷君) 田島昭泉議員のご質問のうち、2点目の幼稚園や小中学校の現在のIT活用とホームページ、今後の活用はいかがかのご質問にお答えいたします。
  初めに、ホームページにつきましては現在幼稚園で1園、小中学校では4校、ホームページが開設されております。開設された学校には数千件を超えるアクセスがございますので、学校情報の開示に向けて全校のインターネットが早期に開設できるよう、また開設校にあってはさらに情報内容が充実されるよう、校長を通じて推進してまいります。
  次に、ITの活用でございますが、小学校児童は調べ学習を、中学校では総合的な学習の時間のほか技術、美術、国語などの教科で学習教材として幅広く活用され、教職員の資料収集にも役立でております。今後のインターネットの活用については、教室内にいながら海外の学校との異文化交流を行うコミュニケーションツールとして、交流することから異文化を理解することを通して自分たちの身近な地域や自分たちの生活を見詰め直し、自国の文化に誇りを持てる人づくりにつながる利用を検討してまいりたいと考えておるところでございます。
〇議長(高橋正一君) 社会教育課長、原嶋徳明君。
          〔社会教育課長 原嶋徳明君登壇〕
〇社会教育課長(原嶋徳明君) 田島昭泉議員さんの学校や文化センター、図書室の蔵書の管理状況・利用状況はいかがか、また図書管理と検索などにもIT化を取り入れられないかについてのご質問にお答えいたします。
  まず、管理状況、利用状況についてのご質問でありますが、公民館図書館については図書原簿であります蔵書管理台帳に登録した後、図書利用カードにより貸し出しております。いずれも手作業での管理でございます。また、学校においても同様の管理状況となっております。小鹿野町公民館図書室の蔵書数は現在1万5,368冊でありますが、その利用状況については13年度末の数値で申し上げますと、年間貸し出し者数は2,667人、貸し出し冊数は9,824冊でございます。また、年間利用者の内訳で見ますと、小学生1,056人、4,203冊、中学生314人、975冊、高校生36人、75冊、一般1,261人、4,571冊の利用状況となっております。
  次に、図書管理と検索などにもIT化を取り入れられないかとのご質問でございますが、現在公民館の図書室ではスペースの問題、職員体制、財政状況から見ますとできない状況でございます。近い将来には必要性を感じておりますので、とりあえず公民館図書室の書籍の管理、検索はパソコンを利用して、貸し出しにつきましてはバーコード化が実施できるよう現在検討しているところでございます。
  以上申し上げたようなことから、早急な対応は困難でありますが、近隣図書館、図書室の動向を注視し、学校とも並行しながら将来を見据えての体制を築いてまいりたいと存じますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上で答弁とさせていただきます。
〇議長(高橋正一君) 生活環境課長、森允武君。
          〔生活環境課長 森 允武君登壇〕
〇生活環境課長(森 允武君) 1番、田島昭泉議員さんの2、自然も人もすくすく育つ環境づくりについてのご質問にお答えいたします。
  初めに、1点目のディーゼル自動車の排気ガス規制等についてのご質問にお答えいたします。大都市圏における窒素酸化物、いわゆるNOXについてによる大気汚染対策につきましては、これまでも工場等の固定発生源や自動車排気ガスに対する規制に加え、自動車NOX法に基づいた特別な排出基準を定めて、規制を初めとする施策が実施されてまいりました。しかし、交通量の増大等により目標とした二酸化窒素、いわゆるNO2に係る大気環境基準を達成することが困難な見通しとなる一方、浮遊粒子状物質、SPMと言われます、による大気汚染が急激に進み、特にディーゼル車から排出される粒子状物質、PMと呼んでおります、PMについては発がん性のおそれを含む国民の健康への悪影響が懸念されたことから、平成13年6月には自動車NOX法の改正法として、規制強化を図るためにNOX・PM法が制定されたものです。
  埼玉県においては、大気汚染の改善を目的とした彩の国青空再生戦略21の計画を取りまとめ、自動車排出ガス対策に積極的に取り組むこととし、自動車、バスなどの公共交通対策、道路改良による交通の円滑化対策など、自動車単体と交通全体とをとらえた重点対策として、ディーゼル車の運行規制やアイドリングストップの義務づけなどを定めた埼玉県生活環境保全条例を平成13年7月、県内全域を対象地域として制定し、経過措置を経て本年4月1日から施行いたしました。
  小鹿野町は、国の自動車NOX・PM法では対象区域外とされておりますが、県条例では対象区域となっております。また、県条例ではディーゼル車の運行規制が平成15年10月1日より始まります。町所有の規制対象車につきましては、知事の指定する粒子状物質減少装置を平成15年度に装着する必要が生じてまいります。なお、ディーゼル乗用車につきましては規制の対象外とされていますので、住民の方には直接係る費用負担はありませんが、今後の排出基準の強化等によっては車検時において規制対象とされる車も出てくるのではないかと考えられます。
  次に、2点目のたばこの排煙規制等のご質問にお答えいたします。まず、千代田区では10月から施行された生活環境条例、安全で快適な千代田区の生活環境の整備に関する条例について若干述べさせていただきます。ご案内のとおり、千代田区は皇居を中心に四谷、飯田橋、神田、秋葉原、大手町、有楽町など、都内有数のオフィス街、ショッピング街、学校等が立地し、夜間人口に比べ昼間人口が極端に多く、人口の過疎化が顕著な区の一つとなっております。千代田区では、近年公共の場所を利用する人々のモラルの低下、ルール無視、マナーの欠如、犯罪の多発等々、区民の生活環境が著しく悪化し、苦情も絶えないことから、区民総ぐるみのイメージアップ作戦に取り組む決意を固め、マナーからルールヘを合い言葉に安全で快適なモデル都市千代田区を目指すことで条例の制定に踏み切ったとのことであります。条例では、生活環境にかかわる違法駐車、ごみの散乱防止、飼い犬のふん害、看板広告物、風俗等のチラシ等々について規定し、主要な駅の周辺に違法駐車防止地区、路上禁煙地区を、商店街、住宅地に環境美化浄化推進地区を指定し、それぞれ規制が定められております。担当課によると、11月1カ月間の路上禁煙及びポイ捨て違反行為による罰則金2,000円を支払った人は750人、1日25人に上り、たばこ等の路上のポイ捨ても大幅に減少しているとのことでございました。
  本町のポイ捨てや路上喫煙規制についてのご質問ですが、昨年4月1日から埼玉県ごみの散乱防止に関する条例、ポイ捨て条例が施行され、公共の場所にたばこの吸い殻、空き缶、空き瓶、ガム、紙くず等をみだりに捨てた場合、2万円以下の罰金を科することを定め、埼玉県及び市町村が協力して広域的に取り組むことが求められております。検討中の小鹿野町生活環境保全条例でも義務責任を規定し、ポイ捨て等の行為に対する町民のモラルの高揚に努める考えであります。また、健康づくりの立場からも保健師による禁煙予防教室の開催等々し、禁煙者の自主的な禁煙を積極的に支援してまいる所存でございます。また、学校や庁舎を初め各施設内の禁煙、喫煙場所の見直し等については、現在の社会規範から照らしても見直すべきときにあると考えますが、再質問等により各施設担当課長から答弁させていただくことでご理解を賜りたいと存じます。
  以上で答弁とさせていただきます。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) ただいまより再質問に移ります。
  インターネットの世代が大分増えた、先ほどもご答弁の中で講習会に参加された250人中151人という方がパソコンを持っている、ネットに入れる方が31%もいるということで、大変すばらしい数字だなというふうに思います。自分でも、両神ではどのぐらいなのでしょうねということを大ざっぱに聞いたのですが、4割ぐらいは通じているのだろうというようなことを聞いております。それと、たまたま幼稚園の方でホームページを最近つくられまして、そうしましたら父兄さんがよく見ているということで、そうしたらそのご父兄さんの約4割近くがやっぱりつながって見ている状況にあると。なかなかすばらしい数字が出ているなというふうに今実感しているわけなのです。非常に小鹿野町もいろいろ要望やら努力によりましてネット環境は非常によくなりました。これからますますよくなると思うのですが、いよいよその活用ということでいろいろ考えたいわけです。
  少しずつ小さなところからやっていきたいと思うのですが、私は文化を発信するという意味で、例えば芸能祭がありますね、ああいったようなものをあそこの管内にいるか、もしくはあの外のテレビぐらいでしか見られない。そういったものを今ADSL化されれば、非常に動画的なものも発信できるということで、さきの秩父夜祭りでも今度はIT祭りだというような、そういうようなちょっとキャッチフレーズがちょこっとあったようです。それでは、要するに自宅にいながら夜祭りの参加者の動きが生で見られるというようなことになっております。常時接続ですから、無料でそのままつなぎっ放しで自宅でも見られるというようなことです。非常にそういった芸能祭なんかも発信する、芸能祭だけではありません、あそこで行われる講演とか、そういったものが、ストリーミング放送というのですか、そういったものができれば、町民、文化センターから離れていても非常に興味あるものであれば自宅で、足の都合がつかない方は自宅でも見られるというようなことにもなります。その辺、研究してもらえるような文化センターになりますか、そういう情報発信というのですか、動く動画までの研究というものを検討してもらえるでしょうか。
〇議長(高橋正一君) 社会教育課長、原嶋徳明君。
〇社会教育課長(原嶋徳明君) お答え申し上げます。
  今議員さんからのお教えでございますけれども、今後そういった芸能祭、文化祭等々ございますけれども、十分検討しまして取り組めればなというふうに考えてございますが、もう一点、大変恐縮でございますが、またあそこに来ていただく、見ていただく、あるいは聞いていただくということも必要ではないかなということも考えてございますので、その辺は非常にITとインターネット、要するに芸能、そういうものを見るのに相反するものがあるかなと思いますが、その辺もご理解賜る中で、私どもの方もそういったものを取り入れていけるものは入れていきたいというふうに考えてございます。ご理解賜りたいと思います。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) まさに来てもらうのが何よりなのです。逆に言えば、宣伝効果というのはすばらしいものがありますので、こんなもので見ているのだったら生の空気を触れてみようと、これは相乗効果になるはずです。ぜひともそういった方に力を入れてもらえればと思います。
  また、病院等で、せっかく新しく病院を増築されました。すばらしくきれいで使いやすい形になっていると思います。できてすぐまたこういう提案というのはあれなのですが、将来を見据えて病室のIT化ということで、各病室にはテレビが見られる状況にあるとは思うのですが、そういったケーブルを使いますとその中でもインターネットができると。ここに新聞に出ていたのですが、入院患者がそれぞれのベッドでインターネットを利用できる環境を整える病院が増えつつある。入院中のQOLというのですか、生活の質を向上させることにつながるからだと、そういうことらしいのです。病室にいるととかく閉じこめられがちなものが、その中でメールのやりとりをしてみたり、インターネットで自分の興味のあることを逐一のぞいてみたり、本を見るよりは非常に簡単な形で多くの情報が見られますので、そういうことも考えられているということなのですが、ケーブルの入る取り口さえあればそういうことができるのだと、これは見ることに関しては1日200円なり何なり取っているというようなことでもあるらしいのですが、そんなような発想もあるようです。これも先々のこととして少しはお考えいただけるでしょうか。
〇議長(高橋正一君) 病院事務長、栗原精一君。
〇病院事務長(栗原精一君) お答え申し上げます。
  実際には患者さんのその症状等によりけりでいろいろ大変な状況もあるかと思います。特に現時点ではまだ研究等したことはございませんので、また機会があればそういったことも研究のテーマとして考えていきたいと。なかなか医療行為と慢性期になっている患者さんについてはそういった情報提供と、お互いのメール交換等も必要なケースもあろうかと思いますけれども、医療行為優先ということを考えますとなかなか難しい面もあろうかなというふうな感じがしております。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) また、これだけ使いまして、普通の携帯ですね、それも立派なインターネットの端末なわけです。職員さんであれば携帯をほとんどの方が持っているのではないかと。これは非常時に招集するのであっても大変利用価値のあるものではないかというふうに考えます。メールであれば、例えばそのときにつながらない状況にあっても、メールであれば必ずエリア内に入ったときに届けられるということでありますので、そういった携帯を含めてメールの職員への利用と、そういったものというのはいかがでしょうか。積極的な利用はいかがでしょうか。
〇議長(高橋正一君) まちづくり政策課長、宮下光雄君。
〇まちづくり政策課長(宮下光雄君) 今現在は町の通常のパソコンでのインターネットを通じての連絡とかそういうことになっているわけでございますけれども、今おっしゃるとおり、私もその辺詳しくない点もありますけれども、BBフォンとか呼ばれるもので連帯的に料金も安くなっているというようなことも言われている昨今でございます。そうした中、では携帯電話を今個人で携帯電話は携帯しておりますので、それをどのように業務に結びつけていくかということになると、なかなか検討しなければならない点も今後あろうかと思います。ただ、今おっしゃったように、携帯電話自体がもうインターネットの機能を持っている時代になってきておりますので、その辺のところも今後は十分勉強していく、検討させていただきたいというふうに思っております。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) いずれにしましても、先ほど豊田議員が質問の中でありましたように、専門的な知識が必要だったり、そういうので専門職をというような先ほどのご答弁でもありました。そういった方がいらっしゃれば、より多くの指導ができて一気に膨らむのかなというふうには思いますが、財政上1人置くというのは大変なことだと思います。
  ちなみに、職員にもインターネットもしくはIT講習会というのですか、どのような講習を何回ぐらいやって、どのような講習をされているのか、またそういったことの成果というのはどうでしょうか。
〇議長(高橋正一君) まちづくり政策課長、宮下光雄君。
〇まちづくり政策課長(宮下光雄君) 職員レベルで申しますと、職員がIT講習会に出てみたり、個人の意思で出ていらっしゃる方もおりますけれども、そうして申し述べれば、職員について言えば大体個人レベルでの研さん、そういったものが中心になろうかと思います。ただ、新しい町でいろんな情報化でいろんなものを取り入れたときには情報化推進委員、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、情報化推進委員会というのがございますので、そういった席で今後対応について、私どもの方の課で窓口になって担当者より説明はしておりますけれども、やはり今の段階では中心は個人の研さんにどうしても頼っているというのが現状ではないかと思っております。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) 文化センターの方の以前の職員で、ホームページづくりの講習会に行くのですよというようなことをおっしゃっていた方が今幼稚園へ行かれて、それでホームページを実際につくることに成功したということを私はかいま見まして、またそのホームページの内容を私も逐一ちょっとのぞかせていただいております。そうしましたところ、非常に小まめに更新して、これならPTAさん、親御さんもちょこちょこのぞいてみたいなと、今度はどういう行事があるのだろう、また行事が終わった後、こういうふうになっていたのだということが、それこそ親類のおじいちゃん、おばあちゃんにまで紹介することによって離れたところまで紹介できるというようなことで、非常にアクセスも増えているような、なかなか幼稚園らしい、いいホームページができています。そういう意味では、どういった形での講習会を受けたかわかりませんが、非常に有効な講習を受けたのではないかな、またご努力でそういう立ち上げまでいったのではないかなというふうに感じます。
  ちなみに、両神の状況をちょっと聞いてきましたら、以前は外注でホームページをつくりました。やっぱり私も1年ぐらい見ていたのですが、ほとんど更新されていませんでした。そうしたところ、若い職員が自力でつくろうということで新しくつくりまして、薬師の湯のホームページと教育委員会のホームページと役場のホームページというようなことで三つ、これは独自にできております。それがたった1人が始めたところが、少しずつ手取り足取りしながら自前で更新できる技術を持った職員さんが庁舎にも教育委員会にも薬師の湯にもそれぞれいるというようなことで、小まめな配信ができるというような状況になっています。ですから、格好よさをうたうのではなく、情報の新しさを売るのでやってもらえれば必ずやできるはずなのです。そういった方向でやってもらうのなら講習会は大いに結構だと思いますし、推進委員会ですか、そちらの方で研究してもらうということで、やっぱりこれは更新が新しくないと見る人は見ないのです。そういうことからしますと、ぜひとも研さんしてほしいというふうに考えるのですが、その辺はいかがでしょうか。
〇議長(高橋正一君) まちづくり政策課長、宮下光雄君。
〇まちづくり政策課長(宮下光雄君) 今最初にお話の出ました職員のホームページの件でございますけれども、私も最近見ておりますけれども、逆に言うと非常に感心しております。感心しているのは何かというと、自分にできないことをやっているということで、その職員については文化センター等に行ったときに自分から研修会なり受けまして、それでホームページをつくりまして立ち上げまして、現在それを後任者が運用しております。そういったような形で、これが輪が広がっていけば、小鹿野町の情報化の第一歩と基礎的な部分についてはできるかなというふうに思っておりまして、逆に感心というか、尊敬しているところなのですけれども、そういった今度新しい職員もそれを引き継ぎましてやっていると聞いております。見ておりますと、ホームページの更新は逐次なされておるようでございます。それから、文化センターにおいてもそのホームページを見て、議員さんですから見ていただいていると思いますけれども、大分最近の情報で更新していると思っております。そうしたものが人の輪が広がっていけば、私も本当は実際ホームページでもつくればいいのでしょうけれども、なかなかそこまでまだ上達していないわけでございますけれども、そういったことで各職員がみんなそういった形でできたということになりますと、あの人にできれば私にもできるのではないかという形になってくることも期待しているわけでございますけれども、これからの時代やはり私自身も含めまして、そういったことぐらいはぜひやってみたいなという気持ちはあります。そういったことで、職員がみんなある程度全体的にレベルアップできていければ、これは一番いいことだなというふうに感じております。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) ぜひとも若手の職員にはなおさらのこと、自宅でインターネットをやっていれば多少の講習、もしくは独学でできないことはありませんので、ぜひ挑戦してもらえればと思います。
  ちなみに、吉田町のアクセス数、最近のぞきましたら21万3,456というような、そういう非常に飛び抜けた数字が出ています。小鹿野町は、先ほど言われたように4万8,000ぐらいですか、4万7,000かそこら辺だと思うのですけれども、四、五倍のアクセス数があると。これはどういうことで興味を引いているのかなというようなこともありますが、そういう相乗効果で非常に人気のあるサイト、郡市の中では一番ですね。秩父市はさすがにまた26万という数字が出ていますけれども、人口の比率からすると吉田町は非常に飛び抜けた内容を持っています。それには、掲示板というのがついておるのです。掲示板というのは、ネット上で住民もしくは観光客の質問を受け付けてみたり、どういうところが楽しいですかという、そういう言葉の行き交う場所なのですけれども、そういったものが設置されていると、そういったようなこともあります。それは一応そういうことがあるということだけでちょっと少しは違うかなというふうに思いますので、参考にしてください。
  小中学校のホームページ関係というのは、小学校はどのページも一応どこもできているようですが、型どおりであって、中学校はまだ非常に進んでいないというふうな、全く進んでいないと言った方がいいぐらいの状況だと思います。両神中学校は、これはまた手本にするにはちょっと非常に高度過ぎるというか、非常に内容が充実しているというか、あふれんばかりの内容になっているのですが、それを参考にというのはちょっときついのですが、やはり毎日見たくなるようなページぜひつくってほしい。そういうことで、中学生であれば、また小学校でもそうなのですが、ボランティアを活用してのホームページづくりとか、そういったものというのは検討できないでしょうか。
〇議長(高橋正一君) 学校教育課長、森沢捷君。
〇学校教育課長(森沢 捷君) 学校ではボランティアという活動について今かなり進んでいるところも出てきておりますので、ぜひ保護者会あたりでもインターネット等についてホームページ等についてもかなり明るい方もあるかと思いますので、その辺はまた学校長とまた保護者あたりでの学校の中での保護者の活躍する部分もございますので、そんな形がとれたらなというふうに思っています。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) ぜひともそういった形で一般の人が入ってくるような形で参加してもらえれば、ユニークな、人が見たくなるようなものができるのではないかと。要するに、先生主導だけでやると非常に型どおりの単なる学校紹介と、言葉だけの紹介だけになったりしますので、そういった一般の方のご意見なんかも取り入れた形でつくっていただければ非常にいいのではないかと、そういうふうに考えます。また、同窓会の掲示板というのを設けてみて見れば、そこを卒業した人でも、遠くへ行った人でもそこでまた行き交って、また故郷を振り返るというようなことも可能ですし、そういったこともできると思います。参考にしてください。
  図書室の関係ですが、まず最初にちょっとお伺いしたいのは、これもちょっと新聞に出ていたのですが、県内自治体への学校図書整備費というのがこれが出ていて、調査したところこれが74%が別品目に使用されていると。当町では、この学校図書整備費というのがいかように来て、いかような使われ方をしているのか、わかりますでしょうか、お答えください。
〇議長(高橋正一君) 学校教育課長、森沢捷君。
〇学校教育課長(森沢 捷君) 当町の図書につきましては、予算づけがされますと、それに基づきまして図書については一括して教育委員会の方で各学校の希望をとりまして購入をしていますので、ほかの活用には使われておりません。すべて図書の購入ということに充てられております。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) では、この74%から漏れて、それでは有効に使われているというふうに受けとめました。学校によりますと、大変美術図書が全くないだとか、いろいろ要望が本当に取り入れられているのかなというようなそういうご意見もあったりしています。ご意見を聞きながら、また今の若い世代が欲している図書というのはまた大分さま変わりしていまして、そういったものというのも入れかえる必要が十分にあるのではないかと、そういうふうに考えております。
  今学校のことを言ったのですけれども、学校も先ほど文化センターの方も今利用カードでやっているということで、幾らかバーコード化といったようなものを検討しているというようなことではあるようです。これは両神の図書室、あそこではもう既にパソコンでバーコードで貸し借りが全部できていると。それには、非常にソフトが50万ぐらいかかったと、読み取り機から含めて。それはなかなかかかって、これを学校にまでというとなかなか大変だろうなとは思いましたが、図書室では両神では実施されていると。そういうソフトの導入というのをもう一度、管理というのは非常に冊数からいうと多いので、ソフトの導入ということに関してはパソコン利用のソフトの導入ということに関しまして今どのような進行状況かわかりますでしょうか。
〇議長(高橋正一君) 学校教育課長、森沢捷君。
〇学校教育課長(森沢 捷君) 今小鹿野中学校、田島議員さんのお子さんもおいでになられ、そして奥さんには図書の整理等をボランティアでご活躍いただきまして、本当にありがたいというふうに思っております。
  まず、図書なのですけれども、毎年廃棄備品というような形で一部については廃棄をしている状況があるのですけれども、学校の図書については一時期消耗品で購入するのと備品で購入するのとありまして、その辺で学校の図書としては消耗品で購入してもこれは図書の備品になりますよと、図書室としてはこれは同じ備品ですよという形でやったのですけれども、その辺が徹底しない部分もございまして、全体が図書備品台帳に載っていないところもございます。その辺を全体を整理いたしまして、古いものもございますので、これを整理した後、いわゆる先ほど申し上げましたバーコード式の方法を取り入れたいということで、小鹿野中学校では現在進んで検討されております。秩父一中でこの方式をやっていきたいということで今検討しているところのようなのですけれども、これは三重県の教育委員会だそうですけれども、学校用図書についてはソフトを無料で出しているということがあります。その辺の検討を今やっているということがございますので、それが取り入れられますと学校では約15万円程度でそのバーコードによる管理もできてくるのではないかというふうに思っています。そんなに向こうへ行かないうちにこの結論も出るということでございますので、図書整理が終わった以降についてはその辺を進めていきたいということで考えております。これも小鹿野中学校だけでなくて、ほかの学校にもそれらについてまた引き続いて進められるようにお願いしてまいりたいというふうに思っています。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) 何か大変安いソフトが見つけられて、あとはだから機械的なことが必要なぐらいなのだというようなことを少し聞きましたので、うまいソフトを見つけたものだなというふうに思いました。ぜひともそういったことで、管理が徹底すれば非常に見つけやすいし、今の時代の管理には合ったものではないかと、そういうふうに思いますので、進めていただければと思います。
  あと文化センターの図書室ですけれども、リクエストに関しては今これはメール扱いでの図書のリクエストというのも可能だとは思うのですが、それは実施しているのでしょうか。
〇議長(高橋正一君) 社会教育課長、原嶋徳明君。
〇社会教育課長(原嶋徳明君) 現在リクエストにつきましては窓口でお受けしている状況でございます。インターネット等使いまして来る場合もあるかと思いますが、現状では窓口対応というふうにさせていただいてございます。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) これも両神、吉田町では既にインターネット上からリクエスト、また図書の検索、それと予約、この本を借りたいと、そういう予約もインターネット上でできるというような状況です。せめてリクエストぐらいはメールでできれば非常にやりやすいのではないかと。また、新刊本が入ったら、その方にはまたメールで入りましたよと届くというようなことになれば非常に利用が増えるのではないかと思います。ちなみに、小鹿野町の利用冊数が昨年度で今言われた9,824冊ということでしたが、両神では1万4,352冊と。聞いてみますと、小鹿野町の方がかなりあちらへ見に行っていると、借りに行っていると。私も2度ほど行ったのですけれども、そのときも確かに小鹿野町の方がいらっしゃいまして、ビデオであるとかそういうものもあるのですが、借りていらっしゃると。これはお互いに貸したり借りたり、地域なくやってもらえれば一番いいのですが、そういった簡便さとかそういったものを幾らか関係するのかなというふうに思いますので、ぜひとも進めてもらえればと思います。
  ディーゼル自動車の方にいきますが、排気ガスの方ですけれども、先ほどのご答弁で住民には直接今のところないというようなことであるのですが、車検時にひっかかる可能性があるというようなことであります。一番台数、車両をいっぱい抱えています、例えば消防団ですね、消防も一つの組織だとすれば、そこへディーゼル車も相当あると思います。消防団の消防車、その辺の関係というのはこれにひっかかってくるのかどうなのか、いかがでしょうか。
〇議長(高橋正一君) 生活環境課長、森允武君。
〇生活環境課長(森 允武君) 消防自動車に関しましては、数台いわゆるディーゼル対応のものがあるわけですけれども、うちは適用除外ということで地図の方から適用除外車になっておりますので、ひっかからないと、対象車両にはならない、こういうことでございます。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) では、町自身のこちらの車両というのはいかがなものでしょうか。
〇議長(高橋正一君) 総務課長、小菅義和君。
〇総務課長(小菅義和君) お答えします。
  町所有車については、まず町営バスがあります。これが平成15年の10月規制に係るわけでございますけれども、猶予期間が16年の9月までございます。ですから、平成16年9月には何らかの処置をしなければということになっています。それから、マイクロバス、これについては対象車となります。それから、ダンプがあるのですけれども、これも対象になります。それから、学校教育課に給食運搬車がございますけれども、これも対象車となります。それで、町有マイクロについてはクリアできるような装置をつけるとすると大体200万ぐらいかかるというようなことになっております。それと、ダンプについては廃車にしていく方向で検討しています。それと、学校の給食運搬車については、このまま使うとすれば100万弱ぐらいの経費をかけてやっていかなければというような状況となっております。
  以上です。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) ダンプも廃車だということで、でもかわりのものが必要になるのだと思うのですが、それぞれただではできないことなのか、これに関しては補助金といったようなことというのはどういった措置がありますか。
〇議長(高橋正一君) 総務課長、小菅義和君。
〇総務課長(小菅義和君) 補助金の対象となっておりましたけれども、県の希望を出しておりました。しかし、一般の業者の車の方を優先ということで、予算的な部分で補助金が出ないというような状況もあります。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) わかりました。これは何ともやらなければいけないことだと思いますので、みんなで一緒に環境を考えるということで、かくいう私が乗っているのも相当黒い煙を出しておりますので、自分も考えなければなというふうには思っておりますが、みんなで環境を考えていきたいと思います。
  たばこのポイ捨てなのですが、現在病院の中での禁煙もしくは分煙、そういったようなことでの改善とか、そういった計画とか現状とか状況をお話しいただけますか。
〇議長(高橋正一君) 病院事務長、栗原精一君。
〇病院事務長(栗原精一君) お答えいたします。
  現状では、従来からということなのですけれども、喫煙室、こちらを待合いホールのわきに1カ所設けまして、こちらで基本的には吸っていただくということで、特にご家族の方あるいはお見舞いの方等来られた場合に、やはり病室等での喫煙は非常に患者さんに症状的にも害があるというふうなケースもありますので、基本的にはそういうことで考えております。これから改善というふうなことが考えられると思いますけれども、現状では今のような状態で今後も対応していくということで、待合いホールのわきに1カ所、喫煙室があるということでご理解いただきたいと思います。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) 学校関係、職員室はどうなのか、学校が私は一番また心配ではあるのですが、学校の各小中学校それぞれありますが、学校ではどういう態勢になっていますでしょうか。
〇議長(高橋正一君) 教育長、山口豊君。
〇教育長(山口 豊君) お答えします。
  学校は特別に喫煙室をつくるというふうな余裕がない学校がほとんどでございます。したがいまして、職員が吸う場合にはベランダに出て吸うとか、そんな形で対応してもらっている例が多いようでございます。廊下等にいす等を設けたこともあるのですけれども、それも子供がいる場所でございますので、不適当だということで、今はそんな状況でございます。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) これもちょうどまたきのうテレビでもやっていたのですが、宇都宮市、こちらでも実施し始めたと。学校の敷地内すべて禁煙ということで、宇都宮市では2,100人の先生がいるそうで、そのうちの15%の300人が喫煙者だということなのですが、ある学校では朝昼晩だけコーナーでもって吸ってくださいよと、それが全面禁止にするので、年を明けてからは朝昼だけにしてくださいよと、徐々に少なくして来年度からは全面禁止ということになるそうです。その中の先生で、1日2箱吸う先生が言っていました。生徒に臭いと言われて悪かったと思う。また、1箱吸う先生も、空き時間がきついので、空き時間にはとても手持ちぶさたになるというのですか、空き時間というのは微妙ですけれども、できるだけ禁煙したいと。また、生徒に対してたばこを吸うなよと言えない、吸う先生はなかなか。吸っている目の前で20歳になるまで我慢しろと、そういうふうには言えませんので、これは私は学校というのはやはり基本的には敷地内、全国に先駆けてこの宇都宮はやられましたけれども、小鹿野も学校施設内は全面禁止、そういうことでぜひ進めてもらいたいと思いますが、その辺、町長、いかがですか。
〇議長(高橋正一君) 町長、福島弘文君。
〇町長(福島弘文君) 学校のことでございますので、教育長の方にまたいろいろ相談してみたいと思います。
〇議長(高橋正一君) 1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) そういうわけで、どうしても陰で吸っていたり何だり、先生も申しわけなさそうに陰で吸っている姿もたまに見ます。そういう姿をまた生徒が見れば、やはりこれは興味をわくし、そういう形で何か見せたくもないと思います。できるだけ小鹿野はクリーンな学校、そういったことでできれば努力していただければと思います。子供の立場に立った禁煙、そういった方向で進めてもらえればと思います。副流煙というのは、吸わなくても4,000種の化合物があって、そのうちの200種が有害物質、発言物質があるそうです。その有害物質の副流煙ですね、要するに吸っている方と吸わない方ですけれども、吸わない方に出ているホルムアルデヒドに対しては、吸っている方が1に対して外に出ている副流煙の方が50、アンモニアに関しても1に対して副流煙の方が46、名前はわかりませんが、ニトロサミンというそういったものが1に対して52、ベンゼンにしても1に対して10と、あらゆるものが副流煙の方がパーセントが高い。ですから、流れてきた煙だけも十分な健康被害だというふうに思いますので、ぜひとも進めていただきたいと思います。
  最後に、この役場の庁舎に関しての禁煙箇所、そういった改善はいかがでしょうか。
〇議長(高橋正一君) 総務課長、小菅義和君。
〇総務課長(小菅義和君) お答えします。
  現在の状況なのですけれども、時間での禁煙時間をとっております。10時から12時まで、それから午後1時から3時まで、この時間については禁煙タイムということでしております。この辺についても若干見直しをするかなというような考えもあります。例えば窓口においでいただいた皆さんが、待合所がありますけれども、あの辺に一つ、空気清浄機を兼ね備えた灰皿等が設置できればいいなというふうに今検討しておるところでございます。職員については、場所等がちょっとそういうあれを置く場所がないようなことですので、できればもうしばらくこの禁煙タイムの状況で進めさせていただければというふうに今のところ考えております。
〇議長(高橋正一君) ここで1番議員に申し上げます。時間が5分を切っておりますので、質問を締めくくっていただきたいと思います。
  1番、田島昭泉君。
〇1番(田島昭泉君) 庁舎に関しては、訪れる方にそういう浄化コーナーがあって喫煙ができるというコーナーに絞ってもらえれば非常にありがたいものですし、これはすぐにやめろというわけにもいきませんので、徐々に時間枠を広げていきながら、庁舎内もクリーンにしていただければと思います。はっきり言いまして嫌いな人間からしますと、うちに帰ったときに臭いがすぐに洗濯しなければいけないというふうな気分でおりますので、できますればそういうふうにしていただきたいと思います。保健課の方でも健康祭りの方で取り組んでいただいて、1人、2人とやめている方もこの間の発表で見させていただきまして、そのようなことでそちらのサイドからも非常に押してもらいながら、小鹿野町は非常にクリーンの場所だということで進めていただければと思います。
  以上で質問を終わります。以上です。
〇議長(高橋正一君) 休憩いたします。
                                 (午後 2時29分)