小鹿野町議会委員会報告

産業対策特別委員会

平成16年11月より設置された今特別委員会の一委員として概要報告致します。文責:田島昭泉

16.11.22  16.12.14秩父農林振興センターのお話  17.1.20町内大企業活性化提言  17.1.25 町内中小企業活性化提言
17.2.4 町内商業事業者活性化提言
  2.17農林事業関係団体  2.22観光事業関係者
3.24  4.28  6.7  7.5(光ファイバー、西武ゴルフ)  7.27  8.9  7.17  8.22(県外視察)  9.7  
9月21日:活性化策提言書をまとめ町に提出。 10月1日両神村との合併
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16.11.22 主旨、スケジュールの計画。

【趣 旨】産業対策特別委員会協議会趣旨

 日本の経済は、1980年代後半のバブル崩壊後長期に亘り低迷を続け、近年わずかながら大企業を中心として回復の兆しが現れているとは言われるものの、当秩父地域の、とりわけ小鹿野町の産業を見たとき、様々な要因の下で、企業活動の空洞化が進み就労環境が狭まり、極めて厳しい現状である。
 少子高齢化に伴い、町の活力を失うことを憂い、魅力あるまちづくりをすすめるためには、働く場所の確保が何より欠かせないものであると考える。
 議員自ら産業活性化策の調査研究に取組み、来年10月1日の両神村との町村合併を睨み、それまでの短い期間ではあるが、町執行部に対して1つでも、2つでも町の産業の活性化策を提言としてとりまとめたい。

産業対策特別委員会事業計画
月 別 事     業 内         容
12月 農林振興センター意見聴取 地域農林業の振興策、先進地の状況
1〜2 規模別に各種事業所との意見交換 ・町内大規模事業所
・個人的規模事業所
・商業事業者団体等
・農林業関係団体代表者
・観光事業関係者
3 閉会中の所管事務調査決定
4 〜 6 先進地視察・講演会 特徴ある先進地等の視察県内・県外
7 議員レポートの取りまとめ 各議員よりそれぞれ提出
8 協議会
9 議会での提言
実際には活性化策の提言までに16回の調査研究、会議を実施しました。

16.12.14 先進事例の調査について  秩父農林振興センター職員(小室所長と職員)による説明


秩父では10%の自給。地産地消で言えば空きが多い。小さなコミュニティでやって欲しい。
限界集落:自治機能が低下  65歳以上が集落の50%を超える。 → 秩父では22カ所。小鹿野にはないが両神には6つもある。
小鹿野のキュウリは10.1%で2位。作り手が少なくなっているだけ。インゲンも出せと言っているが足りない。

森林生産業ではこの先このままでは持たない。
若者への就農支援:都幾川村では学校で勉強させて、年収も確保している。3年間の年収も確保。年200〜300万。
→林業:緑の雇用 堂平で山の管理に3人以内。3年間。

蚕は1s2000円で落ち着いていて仕事になってきた。現在、秩父では40戸ぐらいか。

観光 
基盤としての道(バイパス)がこないとむずかしい。
観光を主にしている人は172農園。半分黒字。観光ならば継ぎ手が居る。
イチゴは季節が長い。道ができないとイチゴは無理か。いい葡萄も作っているが伸びない。イチゴ狩りだけで帰ってもらうのはもったいない。
芝桜は89万人来た。しかしひどいのはイチゴ農園にも来ない。

営農をどうするか
埼玉県では観光室しかない。農業県である。 
遊休農地をどうするか。ハナモモで東秩父は成功している。美里町ではアンズ。

料理は刺身やエビの天ぷらではダメだ。地の物を使わないと勝負にならない。

町村で手厚くやってもらいたい。小鹿野ではキュウリでと。県ではバランスがあるので一概に推し進めない。
川上村では農家が海外に遊びに行くほど儲かっている。 (長野県の小川の庄)

小規模でも地元でどんどん売ればいい。
中国の野菜は風評でこなくなった。残留農薬が出ると潰す。

路線バスに乗る人は居ない。景観が信州からするといまいちだ。国道に住宅が張り付いている。
リーダーが居て成りたつのだ。 


17.1.20 町内企業代表者の現状説明と活性化提言
          秩父富士(株)  (株)タナカ技研  秩父エレクトロン(株)  アグリカルチャーセンター(株)

■アグリカルチャーセンター(株)代表石川貞夫様
  糸屋から始まった。昭和34年にアルプスの下請けとして電気業。240社の下請けの中でも無検査搬入は我社のみだった。
  昭和48年沖電気の電話交換機や、シチズンなどの上場企業との取引も増えた。
  s20年は食品の時代。30年は糸。40年は建設。50年は白物。60年は車。需要は大きく変わる。
  70年は豊かさと高齢化の時代。企業転換の必要性を感じた。ここで上に左右されないキノコを始めた。
  農業の県ではないがキノコだけは毎年1割伸びた。長野、新潟は県が力を入れているのでもっと伸びている。

・市役所の駐車場は鉄道を利用したい人が利用できるようにしないといけない。
・就職するため、本当の勉強する小学生からの教育を。(公立と私立では7時間も授業時間に差がある。)教育特区を!
・新婚者住宅を造り5年はただで住まわせるだけの施策を。出産には大きな報奨金を。
・「秩父ケーブルテレビの役員もやってます。毎戸に引きたい」

■(株)タナカ技研代表 田中弘伶様
  地元出身です。精米や運搬業をやってきて1977年に自動旋盤を始めた。
  畑地に物置を建てて始めた。町道が狭かったが始めは良かったが現在ではトレーラーも入らないので困った。
  みどりヶ丘に年間300万で借りることにした。
  量産ものは中国に出さざるを得ない。
  光ピックアップを手掛け、今はIRカットフィルターを造っている。

・小鹿野へ来る導入路の説明がむずかしい。→町へのアクセスとアプローチを考えて欲しい。
・企業にとってのアプローチ道路がまずい。→もっと町が手を下して欲しい。
・西秩父から西武秩父までが長い。車を置く場所もない。→町の駐車場を造って欲しい。
・インターネットの環境がまずい。小鹿野バイパスのエグゼルを100とすると、信濃石は10、みどりヶ丘は1だ。
・ワーカーではなくて頭脳が不足している。→流出頭脳を小鹿野で呼び込めないか。
・安全安心の地元の無農薬野菜などを町の病院でも利用していただきたい。
・残材のエネルギーを活用しバイオマス発電の利用を考えてはどうか。

■秩父エレクトロン(株)常務工場長坂本様
  1986年エレクトロン設立。半導体やガラス研磨をして20年が経た。
  フォトマスク研磨に80名が働いていて、この分野では世界に(日本に)4社のみ。PM(複写)には15名。ウエプロには30名。
  分析には厚木や川崎に出向いて時間を掛けて検査している。時間が勝負の業界だが、結果にも日数が掛かっている。

・共用の計測・分析センターの設置を。調査には7万掛かる。2〜4週間も時間が掛かる。地元でできないか。川口のスキップシティでも遅れている。
・水道や電力などの変動制の導入はいかがか。経済的に大変な時期に3年ほど20%安くしますよとなれば相当助かる。
・産学連携の強化と官の環境整備を。新製品の開発や新産業の創出を。  

■(株)秩父富士代表湯田常一様
  昭和42年に設立し、現在の生産金額は120億円。
  5億を超えると大企業としての締め付けが厳しく経費がかかっております。
  680名の従業員がおります。(正社員は90%)小鹿野在住の方は280名。両神の方は90名。

・教育 物づくりに理解と興味を持つ人材育成を
・インフラ IT(光ケーブル)の基盤整備を。自社で月額515000円掛けてつないでいる現状です。交通網の充実。
・若者支援 住宅支援、子育て支援などの強化を
・人的交流 秩父地域出身者との積極的な交流を 


17.1.25  町内企業代表者の現状説明と活性化提言
          明光ダイカスト工業(株)  (有)カサハラ製作所  (株)NKコールド  (株)アイ・エヌ・アイ

神田委員長「大滝も鉱山があった時は8500人。今は1500人。厳しいものがある」

■明光ダイカスト工業(株)代表岡本好浩様
  ホンダの部品を造ってます。ダイカスト鋳造ですが珍しい業界ではない。県外も九州熊本や福島などに発送している。
  メールやインターネットによって受注している。社員は責任を持って自由に仕事している。
  鶴ヶ島に仕事が多いが回ってくるだけで12時に出ても帰りが8時になる。福島白河にも行くが、羽生から2時間もかかる。

・物流、通勤、観光面からの交通対策を
・環境設備への対応援助を
・新規開設事業所への配慮。税制面など
・町内企業の把握、どんな規模でどんな業種かがお互い解り協調できるように。一覧表とマップなど商店を含めて広報活動を

■(有)カサハラ製作所代表笠原篤二様
  田中精機に昭和64年まで居ました。62年にマイホームを造り、独立を意識した。
  切削加工をしています。自動車のエンジン回りの部品です。

・土地交換の始めを町でやっていただきたい。

■(株)NKコールド代表中沢一様
  運送業です。ニチレイやキューピーの運送を主にしてます。
  キューピーの仕事ではマック用サラダの原料のレタスを日量500ケース納品している。
  日水の会員になっていて、年5回会合がある。海老原久男(21世紀食の会)とも交友がある。

・小鹿野のキュウリは産地直結の日量5トンやりたい。箱代もペーパーマージンもいらない。日量2トンなら紀伊国屋に持って行きたい。
・茨城の岩瀬一男さん。白菜の王様と言われている。農業法人県内の第1号です。法人化の支援を。
・吉田町の茂木さん。ほうれん草をやっているが、産直では根から刈るだけでそのまま出せる。サラリーマン農業もできる。
・これからは農業です。5年すれば中国からの野菜はこなくなりますよ。

■(株)アイ・エヌ・アイ代表飯田茂様
  自動旋盤MC加工です。小物をやってます。大田でも葬儀部門も共同経営しております。
  流体軸受け。研究していたらタイに仕事が逃げた。
  チタンの加工も研究していた。切り粉が燃える。他で研究がされていて溶ける性質で加工ができるようになり、中国に逃げた。
  マグネシウム合金にトライしている。切り粉が爆発するやっかいなもの。常に次は何かを考えてはいる。

・人口も少なくなって駅もない。大企業はこない。
・新潟では副知事が中心になってプロジェクトを組んで産業の振興をしている。後押しが必要だ。


17.2.4 町内商業事業者の現状説明と活性化提言
         大田甘池堂  おがの黒枡屋  バンビサービス協同組合  花工場

神田委員長「高齢化率も少子化も進んでいる。就職口と収入を増やすことが必要だ。大型が来ると大変だがダイエーも大きくなりすぎて減らしている」

■大田甘池堂大田さん
   昔は最中、中練り、水ようかんもやっていたが昭和52年に本練り一本で行くことにしたのが現在につながっている。

・豊かな自然活かしたい。子供が町の中で遊んでいない。池や堀のある自然公園はどうか。高齢者と子供との接点を。
・インターネットも盛ん。SOHO、ベンチャーの方の誘致を。自然志向の方多い。空き店舗、空き家に。
・観光では年間通じた花を。長瀞からのアクセス強化を。シンボルマークでアプローチしてはどうか。
・商店街の街並み整備事業は継続して下さい。補助事業も単年度ではなく長期で見ていただきたい。
・(ショッピングセンターは検討したがほとんどが失敗している事実。)

■おがの黒枡屋理事長石川様
   ふれあいマーケット7to9を100回を数え終了した。
   空き店舗利用の補助事業利用で町と協力。経営者グループパレオと夢鹿蔵を始めた。町に喫茶店がないとの要望もあった。
   夢鹿蔵を第1として第2、第3も考えたい。

・中心がない。十輪寺近くに愛宕座があった。歌舞伎小屋を造って毎日上演してはどうか。
・花は四季の道をさらに活用してはどうか。
・田端の稲荷様当たりに道の駅を造ってはどうか

■バンビサービス協同組合代表渋谷様
  5と10の日に市が立っていた。昭和20年商店連盟ができた。
  バンビは平成2年5月に設立。資本金は635万円。女性のグループあじさいも活動している。

・Uターン政策を。田畑の仕事。年配の方も多い。楽しんでもらう。若い人にも農業体験を。
・幼稚園保育園の料金を無料化
・両神の花を中心に1日コースの観光。四季の道充実。わかりやすいまつりカレンダーを
・歌舞伎の宣伝。歌舞伎全国大会を小鹿野で。
・歴史建築物の案内とマップ。空き店舗にバーちゃんまんじゅう。
・西武鉄道とバスの時間的連携を。観光バスが止められる駐車場を
・街灯とクリスマスの時のイルミネーションを充実させたい
・七夕のスターライトと両神のふるさと祭りは続けて下さい。
・越谷市市民の来町を促していただきたい。
・いい店作り。団体、組織の対立を無くしてやって行けるように

■花工場代表丸山高司様
   建築と室内設計を学んだ。父親のオガノ電子に勤務したが環境問題を意識し自然のものを扱う仕事がしたくなった。
   平成5年自宅前で花の販売。6年にはおがのバイパスに販売所を移転。12年(有)花工場設立。14年花まつりの森秩父店開店。
   秩父市の芝桜まつり時に商店街で花と植栽のコンテストを企画実施。店のイメージにあったコンテナで植栽。

・まちづくりのキーワード「・・・くささ。・・・らしさ。」秩父・小鹿野のイメージが重要。古いものほど新しいく新鮮だ。
・プラン、ドゥ、チェック、アクションの輪で考える。
・都会の高齢者を受け入れ医療福祉のネットワークで安心して往生できる環境を造る。


2.17農林事業関係団体の現状説明と活性化提言
     JA小鹿野支店長南昌次様 あんぽ柿生産者高橋俊夫様 キュウリ生産者黒沢楽様 直売所茂木勝一郎様 椎茸生産者斎藤憲一様

■JA小鹿野支店長南昌次様
   平成8年に8農協が合併して9年がたつ。27の支店も統廃合されて11支店になった。
   秩父JAで11億の農産物の売り上げの内、4億が小鹿野(多少両神も入って)です。
   直売所は年々増収です。菌床椎茸も10万床の申し込みほとんどが小鹿野です。

・農家のNPO化は私の立場からは言えないが、JAは経済改革を始めて2年目で、営農事業をとんとんまでもってゆきたい。
・学校給食への納品は25品目で地元の物を使うように努力したい。

■あんぽ柿生産者高橋俊夫様
   あんぽ柿は甘干柿で、昔からの秩父の干柿はころ柿。平成6年に遊休農地活用と特産づくりで始まった。抜根と苗木は補助事業。
   84人3182本植えた。今は8000本程植わっている。1本の木で200〜300の実がなる。すごいと500成るが実が小さくなる。
   JA柿部会ができている。埼玉では秩父だけだ。
   生柿が足らずに東村や伊達市から調達している。(東村では機械もあるがあんぽをつくる人が居なくなった)

・大きな保冷庫が有れば労力調整がきく。

■キュウリ生産者黒沢楽様
   25年勤めた会社を51才で早期退職で始めた。結果的に良かった。通勤農業です。定年ではむずかしい。
   倉尾ではハウスを建てる所がないので吉田に建てた。一部近代化資金を利用し400坪のパイプハウスで始めた。
   19万円で中古の22馬力のトラクターを仕入れた。4年後には630坪にした。今は茄子も8セブしている。
   キュウリ6500箱。茄子1500箱出荷している。1000万の売り上げ。
   現在はエコファーマート言う商標も戴き出している。小鹿野と言うだけで1箱2〜300円高い値が付く。

・ビニールや苗に対して助成が必要。

■直売所茂木勝一郎様
   平成11年5月設立、6月開店。始めは299合沿いにできた。埼玉では67カ所あって小鹿野では6店。
   売り上げは年々増加。直売所で8300万、興産での売り上げが500万、合計で8800万。16年は1億か。地元消費者が98%か
   設立当時は出荷者56名だったが今は150名。昨年末より宅配も始めた。

・地産地消。学校給食へ積極的に利用していただきたい。  ・ハウスの補助を  ・長尾根トンネルを

■椎茸生産者斎藤憲一様
   菌床栽培です。15年から始めた。原木が坪9〜10万で1本が3〜400円か。菌床なら1袋210円だ。
   菌床のキノコは単価が高い。平成16年で部会では約3千万販売している。毎年大きく伸びている。原木椎茸は16年で1500万。
   椎茸は輸入に頼っているので可能性はある。


2.22観光事業関係者からの現状説明と活性化提言
     観音茶屋関口嘉彦様  石川漬け物石川幸次様  宮本荘宮本猛治様  赤谷温泉小鹿荘黒沢光男様

■観音茶屋(ひたちや)関口嘉彦様
   岩殿沢には3つの寺がある。日本各地から人が訪れ仏の里と言われた。
   石垣がきれいな集落だが暗いイメージだった。27年前、しだれ桃が咲き下がればきれいだと思い植え始めた。
   苗木は種から育てている。いつ頃咲くのかと問い合わせも多い。桃は4月。あじさいは夏。と花を増やした。
   桃の葉や根は薬効がある。薬草づくりにとり組んでいる。
   水子地蔵尊協力で盂蘭盆会で迎え火(蝋燭)祭りを立ち上げ、16〜7年がたつ。

・生活の中にない非日常的なものを提供すること。各地で一つ面白いものを
・薬草も製薬会社とタイアップするべきだ。空き農地の利用にも成る。
・都会人は何を求めているか?「ふるさと小鹿野」:懐かしい子供の遊び。
・心休む風景。蔵づくりの景観を徹底してはどうか。
・大規模に花を   ・リピートされる観光を
・ふるさとラブレター作戦   ・宣伝メディア利用がヘタ。
・越谷にターゲットを絞ってもいいのではないか
・参加型祭りを
・スターライトフェスティバルは面白い内容だ。観光へ結びつければよい。
・草の乱への取り組みが浅かった。

■石川漬け物石川幸次様
   キュウリは昔からあったが多くを捨てていた。漬物屋に奉公に行き修業した。
   キュウリを丸で漬けて出したらすぐに大手にまねをされた。まねをされないものを・・・
   ハヤトウリを漬けた。九州の隼人町が特産だった。
   しゃくし菜は市場では安かった。買い占めて一夜漬けにした。全く売れなかった。
   袋のデザインを変えたら売れた。5〜6千万の借金をして工場を造った。
   「しゃくし菜」の登録商標した。他所でまねしたが売れない。
   両神で「雪菜漬け」として出され評判を落としこちらも売れなくなった時があった。
   今では大手の新聞やメディアが宣伝してくれる。梅宮辰夫の本にも載った。

・しゃくし菜の「菜の花畑」を作って「しゃくし菜の町小鹿野」としてはどうか
・漬け物やる方には協力したい。町も協力を。
・記念樹の森を盛り上げていただきたい。
・「商店街は日本一のブランドもので売ったら、栄えるのはわきゃない」と桃子さんは言ってました。
・婦人ボランティアはメディアも喜ぶ。目をつけるものを

■宮本荘宮本猛治様(西秩父民宿組合副組合長)
   民宿ブームからペンションブーム、温泉ブームになった。
   5年前からはグリーンツーリズムだ。

・姉妹市等の提携を持って人を誘導して欲しい。
・広域で観光に力を入れて欲しい。
・宿泊者の運動場の予約が不自由だ。他町村では利用には力を入れていて、予約がすぐできる。
・クアパレスの休みの時にトイレが使えない。
・町は古さを活かした観光に力を(売る観光地を決める)
・都会に無いものを売れ。(都会では松ぼっくり5つで500円だった。栗もイガ付きが高く売っていた)
・千束から見る風景は大きな売り物だ。(ふるさと風景が一番)
・下小鹿野と長若は小鹿野の玄関。花、麦わら屋根の家、ようばけには吊り橋を

■赤谷温泉小鹿荘黒沢光男様
   西武秩父駅ができてから民宿開業40年。平成8年には有限会社になった。
   会社研修は減り、熟年サークルが増えた。
   団体が減り、熟年夫婦が増えた。
   施設の商品価値を高めて維持している。

・自分探しの時代だ。趣味活動、農業、スポーツなどへつながる観光
・岩殿沢の花の整備強化を
・商店街は一坪ずつで藤の花がいいのではないか。水の流れも欲しい。

◇宿泊の帰りには、長瀞のロウバイ、、秩父の芝桜や秩父神社、荒川の垂れ桜、33番や龍星会館などに行くようだ。