(2006年12月2日読売新聞によると)西武鉄道は1日、西武グループの経営再建の一環で、埼玉県秩父市久那にあるレジャー施設「秩父ミューズパーク」の同社所有の施設、土地を12月31日付で秩父市に無償譲渡すると発表したそうです。無償譲渡するのは、同パークの「スポーツの森」のパー3ゴルフ場、テニス場、プール、宿泊施設などの施設と土地約214ヘクタール。固定資産税評価額は43億3800万円分になるそうです。2005年度では7700万円の赤字だったようです。
私は土地の買収にあたっては町あげて町民の努力で協力し、開発機構では町も株主になって運営協力してきた経緯からも、全くの話がなかったことには遺憾ですが、民間が運営できないものを官ができるかということも厳しく、さらなる投資をしてミューズパークから小鹿野に誘客ができるかということにも厳しい状況と思いますので、秩父市さんの運営に期待するものです。なお、小鹿野町の土地になっても秩父市の土地になっても、自治体の固定資産税は無い様です。ともかく西武と秩父市で約束が出来た以上は、見守るしかないようです。
ご意見をよろしくお願い致します。
12/11 この契約は全く秘密裏に行われていたようです。手つかずの山林や原野の中にも小鹿野の地域もかなりあるので、西武にそこだけでも無償譲渡の話をしたが、契約はすでにできているとのことでダメだったようです。なお、小鹿野町への固定資産税は約2500万円(他の税を含めると約2700万)が今後入らなくなるようです。
2700万以上の町の収入になる様な投資ができるかどうか。また、いいアイデアはあるのかどうか。有っても秩父市は単独行使の構えの様で、何処で協力や調整ができるかは今後の課題です。今後は秩父市との対話を密にしてレジャーの中心基地としての発展ができるように共に協力したいものです。
荒川サミット(2004/5) ガーデニングフェスティバル(2001/9)
太鼓フェスティバル ツールド秩父 音楽祭 ・・・など 多くの事業で郡市が応援しミューズパークを中心に事業を展開してきました。