木島平村の光ケーブルテレビ

視察 2006/4/26(水)

小鹿野町の視察一行有志4人でケーブルテレビの視察を実施。朝8時に小鹿野を出て、11時10分前には到着。
木島平村では土屋総務課長、村づくり推進室の阿部さん、ふう太ネットの西谷さんにお話を伺いました。
大変長時間にわたりご親切に対応していただきました。


木島平村役場
雪は3メートルは積もるとのこと

役場内は蛍光灯が低くつり下げられていてた。
職員は約100人。人口は5900人。面積は99.31㎢

ケーブルテレビは【(有)ふう太ネット木島平】に
4月より依託されて1ヶ月経過。
5人で仕事を分担している。
1人でカメラを持ち取材し、編集もする。
アナウンサー室にて

隣の機械室には蓄積されたデータが保管され
サーバーなどが並ぶ。

比較的使いやすいリモコンでテレビが見られる。
村独自の蓄積された番組をいつでも見られる。
議会放送や、卒業式や祭りなどを見せていただいた。
好きな時間に何度も見られる事は便利。
お年寄りは孫が出ている事などが楽しみだそうだ。

これは音声放送の機材。電話などの横に置いておく。
町からは防災や、行事お知らせ
行政区の区長からのお知らせなども聞こえる。
加入世帯は約1600戸(約95%)。
かつての有線は村営でインターネットに関してもNTTではやらないなど、そんな条件が村でケーブルテレビを光でやることとなった大きな要件か。
地形が放射状になっており、平らな中央に住宅がほとんど集中している好条件もある。
総事業費は約6億6千万円。加入者は加入金3万円、使用量月額2000円。インターネットの利用料はさらに4000円だが光で4000円は安い。
村からは年間2100万円ほどの委託金が来るが、それをいずれ減らすことが課題のようだ。
IP電話なので村内での電話は無料になる。

スタジオに座った商工会長岩崎ひろしさん
「えぇ~小鹿野から        
ふう太ネットさんを   
      取材に来ました】

コンパクトな施設で放送ができる。
説明して下さった西谷さん(左端)
阿部さん(右から2人目)
右は小鹿野JA有線担当の大久保さん

追記:その後の木島平ではデマンド交通「ふうた号」を運営。村内なら300円どこへでも行けるそうです。