一本杉峠トンネルについて

2001平成13年12月議会  2002(H14)/7月町長発言  2002/8/30助役説明   2006/2/15期成同盟総会


2002/1/24(金) 吉田方面を見てきました。

西秩父地区のためにも、また小鹿野にとっては関越方面へからの相互アクセスのためにも重要なトンネルと考えます。

ここから一本杉峠トンネルへ
吉田町(赤丸地点)

  吉田町道8号線工事表記
この向こうが一本杉峠
着々と工事が進んでいるようです。
また、ここから右手の布里・田中地区では
甫場整理工事が大きく行われておりました。

秩父郡小鹿野町の議員です。

一本杉峠トンネル開削を!
小鹿野町側830m、トンネル区間500m、吉田町側1000m
以下(2001)平成13年12月議会での担当課の答弁内容要約(田島昭泉一般質問)

南北道路の計画等についてのご質問でありますが、この路線の計画は一本杉峠道路開削として測量、設計等を進めてきたところであります。
小鹿野町側が町道108号線で、吉田町側が町道幹線8号線となっており、一本杉峠道路開削促進規制同盟会が平成4年度に設立され、事業の推進に努めてきたところであります。
以後、平成7年には、吉田町で過疎対応事業として全路線の測量等していただくため両町で協定書を交わし、平成8年度においては概略設計を行ったところであります。翌、平成9年度には、小鹿野町側が町道108号線について詳細設計を、平成10年度に吉田町側が町道幹線8号線の詳細設計を実施し、地元説明会等も行ってきたところであります。
吉田町においては、本年度一本杉峠に向けて延長500メートルの工事発注をし道路改良に着手をいたしております。
当小鹿野町側の国道299号から町立小鹿野中央病院までの区問の計画についてでありますが、この区間は、国庫補助事業として実施をしていくよう計画を進めているところでありますが、平成9年度に実施した詳細設計では道路構造令の改正に伴ない、採択用件を満たしておらず、見直し設計を平成12年度および13年度において行ったところであります。
今後は、国庫補助採択に向けて再度、現地の境界立会い、また、地元説明会の開催等を実施し、地権者の方々のご協力がいただけるよう事務を進めてまいります。用地購入に対する価格の鑑定、移転住宅等の補償算定等、委託事業も併せてこれから進めてまいります。
ご質問の中の、この道路の積極的な開発の考えはないかとのことでありますが、国庫補助事業として実施していく上には、一定のルールが定められており、道路構造令にあった整備をしなくてはなりません。駐車場の完備や、商店モールづくりについては、別途事業を取り入れて実施しなければ出来ないと思われます。

一本杉峠トンネル開削の計画同調を現時点でどこまで考えているかとのご質間でありますが、一本杉峠道路開削促進規制同盟会幹事会を開催する中で両町の今後のスケジュールや費用負担、協定書の作成等事務を進めている状況であります。
また、幹事会において、トンネルの開削から国道299号までの間の改良について、用地補償費を含めた事業費を過疎債対象事業として推進出来ないか、吉田町において検討をしていただいているところであります。
なお、来年度においては、トンネルの地質調査および詳細設計を吉田町において実施してまいります。
今後、いろいろな問題や手続き等が出てくるものと思われますが、吉田町と協議し、有利な方法で、また、早期にこの道路が開削されるよう進めてまいります。
2002(H14)/7月 福島町長発言による一本杉峠トンネル
●吉田町は過疎債を使って500メートル(トンネルまでの道)を開削したが、あと500メートル残っている。
 しかし、吉田町は既に使える過疎債が残っていない。できても100メートルだ。
 合併ができれば特例債で開けたい。
2002/8/30 議会全員協議会での助役からの説明
  1. 吉田町の使える過疎債は全くない。平成15年の着手は見送る。
  2. 代わる財源としての林道債だけではできない。
  3. 事業費としては吉田側と小鹿野側で10億ずつを予定。
  4. 歩道の幅などの切りつめが必要。規制はできない。
  5. あくまでも協議の上だが、合併特例債を利用するのが好ましいのではないかと思う。
以下は吉田町資料による現況報告の一部ですが、その重要性がわかります。 

 町道幹線8号線は吉田町と西秩父の中心地である小鹿野町の中心部を結ぶ重要な路線であり、特に西秩父地域の唯一の緊急指定病院である小鹿野中央病院に直結する路線全延長2,330mであり、県企業局が造成した「秩父みどりが丘工業団地」への小鹿野町及び両神方面の通勤道路となり、加えて皆野寄居バイパスへのアクセス道路となるものであります。
 また、下吉田橋倉から一本杉を越えた所までは幅員2mの未舗装で幅員が狭い道路で自動車の通行が困難であることから、峠をトンネル・バイパス化することで、高校への通学、交通の安全性、利便性の向上を図るもので早期完成を目指しています。
 なお、この道路は町の中心と中心を結ぶ最短距離(直線距離3,500m)の町道でもあります。

2002(平成14年)/9/12

17年(2005)11月25日
18年度予算要望で田島昭泉は「一本杉トンネルの開削に再着手すべき。自治体どうしでの約束が守れなかったのは異常だ。」と要望と意見。


2006/2/15期成同盟総会 於:吉田振興会館大会議室

開会の言葉
関口和夫副会長
中断していたが新たな気持ちで進展を期待している。
小鹿野では病院よりバイパスまで工事を始める。
目的達成に努力をしたい。
会長挨拶
栗原稔会長
新しい力が相まって、新しい仕事ができる。
道路部長、大宮国道部長昨晩来ていただいた。将来の秩父をどうするのか。
医療の面からも「健康パッケージ道路」である。
55%を国が負担。さらに特例債事業にすれば負担が住民にかからない。
(45/100×30/100=約1/6)
議長には栗原会長 議題
 @16年度の事業報告と収支決算の承認
 A規約の一部改正
 B役員の改選及び顧問・参与の承認
 C平成17/18年度事業計画、収支予算の承認
以上全て可決
来賓挨拶
小菅健夫顧問
道路は文化のバロメーターである。
三方良しで進められるように期待する。

2/27(月)建設課へ どの様に進めるのか?「18年度は病院からバイパスまでを着手したい。」その先の道路計画の敷地には建物ができたとのことだが?「道路幅も両側歩道を片側歩道にするので庭先にかかる程度である。」


小鹿野町議会議員田島しょうせん