左側 仙台0.108→国見0.610→二本松0.961→安達太良0.572→那須0.475→西那須0.544→矢板北0.60μSv/h
(5回程度の測定を平均化した数値。車上運転席パネル上に置いた測定器で測定)
たとえば二本松の線量を約1μSv/hを年間被爆に直すと1×24×365=8760μSv/h=8.76ミリシーベルトと言うことです。
ウクライナでは移住の義務の生じる5ミリシーベルトを越える。
■平常時1mSv。一般の人が浴びても差し支えないとされる1年間の被ばくの基準は、1ミリシーベルトです。
これは、世界の放射線医学などの研究者でつくるICRP=国際放射線防護委員会の勧告に基づいて日本が採用しているものです。
これは世界中で採用されている値ですがICRPの勧告によるものです。なお20000人に1人が癌になると予想される値です。
しかし、文科省などは3.11直後に福島県内で子どもたちが学校で安全に過ごすための放射線量の限度について「年間20ミリシーベルト未満」という目安を発表しました。この時測定された1mSvだと福島原発から60Km離れている福島市、二本松など東北自動車道、新幹線の通るところも避難地域になるからです。
さらにアメリカの原発事故の避難基準の50マイル(80Km)で避難を実施するとパニックになると考えたからでしょう。
なお、20mSvは1000人に1人が癌になると予想される水準です。