家族で造った3階建ての2×4住宅
1994(平成6年)から現在までの記録

3.地縄張り、基礎造り

 4月5日 敷地に建築配置を決定。直角は3平方を使いながら平らな地べたに書き込む。


箱の上の水盛缶でレベルを見る。

4月7日 父にもらった水盛缶で水盛り遺方(やり方)。西が東より27センチ高いことが解る。水貫のはじめの取り付けを知り合いのT大工さんに見てもらい、矩(かね=直角)も確認していただいた。近くの満開の桜の木の下でお昼を食べた。良い季節だ。
 4月9日 根切り始める。土地はとても硬く、安定してるとのことなので、あまり掘らずにフーチング部をそのまま土地に据える形を取った。13日には捨てコンを打つ。


捨てコン作業
ひかるとほしと
がんばる!

簡易捨てコン(仮称)
コーナーポイントと180p間隔で
捨てコンを打つ。

鉄筋を組む
右はフーチング部の配筋


型枠を組み鉄パイプでしめる。
生コンを流せば基礎ができた。
枠をはずすときは感動だ!
長女の泉を筆頭に子供達総出です。
                                            
地鎮祭
4月29日みどりの日

これまた友人の神官に
執り行ってもらった。
創作された祝詞(のりと)に
心打たれた。

土間コンを打つ下地
基礎の立ち上がりは60センチ
巾は12センチ

 4月28日フーチング部に生コン入れ。友人4人に協力してもらった。実は1月頃にヘルニアで腰を痛めていたので、ほとんど力の入らない私ではあった。友人はありがたいものだ。次の29日には遅ればせながら地鎮祭。友人の神官Hさんに工事の無事をお祈りしていただいた。その後は立ち上がりの生コンとその上塗り、土間生コン等、基礎をゆっくりと仕上げた。型枠のコンパネはT大工さんから。パイプやPコンはT造園さんから無償で借りることができたのでほとんど生コン代の27万円でできてしまった。鉄筋、スペーサー、結束線などは安い物だ。事前にプロの左官屋さんに見積もってもらった基礎は90万円であったが、それでもとても安い方であった。自力と友人の協力で基礎だけでも63万円浮いた事になる。生コンは約17立方メートル使用 1立方約12.000円

  6月17日 基礎完成の祝い、題して「縁の下の力持ちに感謝する縁の下の宴」をお世話になった人お呼びして酒を酌み交わす。T大工さんの所の菖蒲を飾る。季節は夏に・・・

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