開館時間10時〜18時 休館日なし
入館料 大人¥800 学生¥600 小学生¥400
■開館によせて 喜多川歌磨呂の“びいどろを吹く女”の中の浮世絵美人が口元で吹いているガラスは江戸期のホッペンと呼ばれる玩具の一種で、切手にも採用されているので広く知られていますが、残念ながら江戸期のホッペンと思われるものは未だ見 つかっていません。びいどろとはこの玩具に代表される江戸期の簿作りのガラスの総称です。 当美術館は数少ない日本のびいどろを中心として、江戸期から明治、大正、昭和とガラスの歴史を展開できるように順次企画展を開催する予定です。 今回は開館記念特別展としてびいどろ及び江戸期の切子を当館所蔵作品に加えて未公開の個人所蔵品を併せて約100点展示いたします。木と紙の文化の中に芽生えた異国の香り漂うびいどろは決してヨーロッパのガラスにひけをとるものではありません。この機会に江戸期の職人が丹精込めて吹き上げた芸術品を是非御覧下さい。 |
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